前置き
昨年の10月の話になりますが、ハロウィンで甥っ子が泊まりに来る事になったので、晩ご飯に『ちらし寿司』を作ろうとなりました。
しかし、肝心なあの具材がどこのスーパーに行っても置いてない。ハロウィンで大量消費された? なので、 加工前(調理前)の状態を購入しました。(;^ω^)ん~、 自分で調理できるかなぁ
という事で、今回は『生筋子』を調理して『いくら』にしたいと思います。(`・ω・´)スシ食いねェ!
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購入した『生筋子(腹子)』
こちらが、購入した『生筋子』になります。どうやら生筋子は売れなかったみたいで、かなり安くなってました。約¥1,000円だったのが¥400円に!( ̄▽ ̄)調理が面倒なので売れ残ったんだろうなぁ~
しかし、逆に安くいくらをゲット出来てラッキー!(´艸`*)2つ買っちゃったぜ
ちなみに、生筋子(腹子)とは取り出したばかりのサケ又はマスの卵らしいです。あと、筋子といくらの違いは、筋子は卵巣膜がついた状態(卵が膜で包まれている状態)で、いくらは卵巣膜を取り除き卵をバラバラになった状態の事らしい。
筋子は塩や醤油に漬け熟成させているの卵が小さい。いくらは、熟成なせてないので塩分濃度が低く卵が大きくという特徴もあるみたい。(調べた内容が間違えている可能性があるので注意!)
※もっと詳細を知りたい方は筋子といくらの違いを各自で調べてみて下さい。
生筋子の調理開始!
※調理は自己責任でお願いします。また、アニサキスには注意しましょう!
さっそく調理を始めるのですが、生筋子からいくらにする方法を全く知らない・・・。という事で、調べた結果ある程度調理方法が分かりました。しかし、細かい部分で調理方法に違いがある。
また、生筋子には天然ものと養殖がありますが、どちらにもアニサキスがついている可能性があるらしい。ちらし寿司は甥っ子も食べるので、対策しなければ・・・。(;´д`)最近よく聞く名前だぜ
悩んだ結果、動画サイトにあったプロの料理人の調理方法を参考にしました。説明がとても分かりやすく、素人の私でも調理が出来たので助かりました。<(_ _)>ありがとうこざいます!
↓参考にした調理方法。『飲食店独立学校/こうせい校長』さんの動画。
https://www.youtube.com/watch?v=AX_KpaN9OwM
卵巣膜を取り除く(卵をバラバラにする)
生筋子の卵巣膜を取り除くには、お湯に塩を溶かした水溶液の中でほぐせば簡単に取れるようです。お湯の温度はアニサキス対策で60℃に調整。(アニサキスは60℃で1分以上加熱する事で死滅します)
塩は海水の塩分濃度(約3%)になる量をお湯に投入!(/・ω・)/そいやぁ
お湯が冷めないうちに、生筋子を開いて水溶液にいれます。
あとは、箸でやさしくかき混ぜると卵がバラバラになるらしい。いくらを加熱し過ぎると旨味が落ちるので素早く作業します。( ゚Д゚) 1分間のタイマーセット!
1分間経過したら、お湯を捨てます。(/・ω・)/ザバァー
お~、膜から卵が取れてる。(≧▽≦)面白い! 大きい膜は取り除き、細かい膜や卵カスは水で洗いながら取っていきます。水を入れると、いくらのたんぱく質が反応してい白くなるが後で透明に戻るらしい。
水を入れ手でいくらをかき混ぜたら、上澄みと浮いてきた卵のカスを一緒に捨てる。1回ではキレイにならないので、水洗いを素早く何度も繰り返しキレイになるまで行います。(水に入れている時間が長いといくらが水を吸って硬くなるらしい)
ある程度キレイになったらザルに移し、ヌメリや臭みを取る為にいくらの量に対して1%塩を入れます。正確な量が分からなかったので、テキトウに塩を投入!(=゚ω゚)ノファサァ~
スプーンでやさしくかき混ぜると、なんと色が戻ってきました。(`・ω・´)サプラーイズ
いくらの表面についた汚れを水でさっと洗い流し、ザルでしっかり水を切ります。
状態の悪い黒い卵やカスを取り除いたら、いくらの処理完了!(;^ω^)大変だったぜ
漬け汁を作る
いくらの処理が終わったので、今度は漬け汁を作って行きます。(;´∀`)家にある調味料だけで作るどぉー
酒100gとみりん100gを鍋にいれ加熱しアルコールを飛ばします。次に、醤油100gと冷蔵庫に入っていた液体の昆布出汁を適量投入。(本来は合わせ出しや昆布を使用するみたいですが家にありませんでした)
漬け汁が完成したら鍋を氷水につけて冷やします。漬け汁は冷ましてから使用。(´▽`)いい匂いだぁ
いくらを漬け汁に漬ける
漬け汁が冷めたので、いくらを漬けていきます。(・ω・)ノ最後の工程だぁ!
少量の漬け汁でいくらを洗うと日持ちするとの事なので、やってみました。洗ったザルを再度使うのが面倒だったので、容器の蓋を使い漬け汁を捨てます。(笑)
あとは、いくらを漬け汁に漬けて冷蔵庫で保管。(*´▽`*)おいしくな~れ~
いくらの完成!
完成したいくらを使い母親がちらし寿司を作りました。本当はいくらを1日漬けなければならないのですが、当日購入したので約1時間半ほどしか漬け込んでません。でも、いくらを食べてみると味はしっかりついていたので大丈夫でした。個人的には、ちょっとしょっぱかったです。(≧◇≦)でも美味しい
自分で調理したいくらの感想は市販のいくらとほぼ同じでおいしく、違った点は市販のものより食感がプチプチしているぐらいですかね。(。-`ω-)b甥っ子も美味しく食べてました!
まとめ
人生で初めて生筋子からいくらへ調理してみましたが、意外と上手く出来たと思います!( ゚д゚)ウム
生筋子からいくらを漬け汁にいれた所までの作業時間は約40分ででした。ちょっと大変だなぁと感じましたが、慣れれば簡単に出来そうだし普通に買うより圧倒的に安く大量に食べられるぅ~!
でも、ちょっとしょっぱかったので次作る時は、減塩醤油とか使ってみようかなぁ。(笑)
あと、アニサキスには注意しないとですね。今回購入した生筋子は天然なのか養殖なのか分かりませんでしたが、どちらにも寄生している可能性があるとの事だったのでアニサキスの対処をしました。
調べた調理方法の中には『生筋子を人肌(約40℃)で膜を取る』との説明がありましたが、それはアニサキスに寄生されていない生筋子の調理方法だと思います。なので、自分で調理する時は購入した生筋子がアニサキスの対処を行っているか確認した方がいいと思いました。(´・ω・`)腹痛は嫌だからね!