ジャンク品で購入したヒンジ部分破損の『PSoneモニター』を分解!

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前置き

前回、ジャンク品の『PSone』を購入して、開閉ボタンを修理しました。問題は無事解決!

それで今回はなんと、前々から欲しかった『PSoneモニター(PSone combo)』を購入する事が出来ました! しか~し、見るからに壊れている状態なので起動するか分からない。(;^ω^)もちろんジャンク品でぇ~す

という事で、ジャンク品のPSoneモニターセットを修理したいと思います。(・ω・)ノがんばるどぉ~

※今回はPSoneモニターの分解編になります。(修理はしません)

前回記事
ジャンク品の『PS one』を分解!(開閉ボタンの不具合を直す)

次回記事
ヒンジ固定部分が破損した『PSoneモニター』の修理!(ネジ穴の補修)

最新記事(PSoneモニター修理完了)
外装パーツが破損したPSoneモニターの修理!(欠損部分を型取り修理)

PSoneモニターセットの状態

こちらがジャンク品で購入した『PSone combo』になります。実は購入したのが1年ぐらい前で、修理が面倒になり放置してました!(笑)

その場のノリと勢いで購入したんですが、これはヤバいかもしれない・・・。モニターの開閉するヒンジ部分が粉々に砕けているし、隙間から内部の配線が見える。(モニターの角度調整が不可能)ちなみに、この状態でも値段が¥4,000円します。(笑)

振るとマラカスみたいに音が出るよ~。(∩´∀`)∩シャカシャカ!
ジャンク品で購入した『PSoneモニター』を分解。 ヒンジ部分破損

とりあえず、PSone本体とモニターを切り離しました。あまりやりたくないのですが、モニターの状態を確認する為に開いてみると・・・なんか汚い! でも、液晶は割れているようには見えないので無事かも?

PSone本体の方は、ゴム足が腐っているので外します。(´Д`)床がベトベトになった原因はコレか!

タバコのヤニなのか長年の汚れなのか分からないが、全体的に汚いのでウェットティッシュで拭きました。これで、ある程度はマシになったかな。(PSone本体とモニターの動作確認は、内部の配線がショートしている可能性があるので未確認)しかし、これを直すのはかなり大変そう。( ;´Д`)どうしようかなぁ

PSoneモニターの分解開始!

※作業は自己責任でお願いします。また、内部の破損が酷く固定されてない部分もあったので、分解方法の説明が間違えている可能性アリ。(参考にする場合は注意!)

モニターのネジを外す

気持ちを切り替えて、PSoneモニターを分解して内部を確認したいと思います。( ゚Д゚)頑張ってみるか!

モニター内側にプラスネジが9ヶ所あるので外していきます。液晶上にあるゴムの下と、左右スピーカーのサランネット下にネジが隠れている。両面テープで接着されているので、温めると外しやすくなると思います。

モニター下側から分解(電源端子基板と映像端子基板を外す)

全てのネジを外したので、モニター下側(PSone本体と接続する部分)から分解します。内部がバラバラになっているみたいなので、慎重にオープン!(/・ω・)/パッカ~ン

各コネクタを外して、電源端子の基板と映像端子の基板を取り出しました。

次にモニター上側を分解しようと立ててみたら、ジャラジャラと色んなパーツが飛び出てきました!どうやら、ヒンジ(丁番)が壊れているみたい。Σ(・ω・ノ)ノボーナス確定!
PSoneモニターのヒンジ部分破損 

モニター上側を分解(外装を外す)

モニター上側は3ヶ所(赤色で囲った部分)にツメがあるので外していきます。(青色で囲った部分にもツメがあるようですが、破損の影響で最初から開いてました)マイナスドライバーだと傷つけそうなので、100均の粘土ベラをヤスリで削り加工した自作オープナーを使用。

自作したオープナーの感想は・・・イマイチ!(笑) 素材が柔らかいから曲がって上手く挿し込めないのと、すぐにヘラの形が変形する。(´_ゝ`)まぁ、マイナスドライバーよりはマシかなぁ

無事、分解出来ました。( ゚Д゚)ツメを外すのに意外と力が必要だった!

プラスチック破片の場所を特定(プラスチックの経年劣化)

やはり、ヒンジ(丁番)をネジで固定する部分のプラスチックが壊れてました。(経年劣化なのかな?)調べてみると、PSoneモニターの角度調整が出来ないものはこのようにヒンジ固定部分が壊れているらしい。ちなみに、各ケーブルは問題なさそう!
PSoneモニターのヒンジ部分破損 ヒンジを固定するネジ穴も破損

ヒンジのネジ穴とプラスチックのネジ穴が合うので、本来はこのように固定されているようです。また、一緒に出てきた黒色の小さいネジは、ヒンジを固定しているネジみたい。( ̄д ̄)こんなにボロボロになるのかぁ

メイン基板と液晶を外す

次にメイン基板を外していきます。プラスネジ5ヶ所(赤色の〇)と、フレキシブルケーブル、液晶に繫がっているケーブル(水色の〇)を外す。

フレキシブルケーブルは、コネクタの茶色い部分を持ち上げると外せる。無理やり外さないように注意!

液晶のコネクタは、外すのを忘れないように注意。メイン基板と一緒に持ち上がり、コネクタや液晶にダメージを与える可能性があります。

フレキシブルケーブルに注意しながらモニター基板を持ち上げます。この時、まだスピーカーの配線が繋がっているので注意しましょう。

スピーカーは溶着で固定されているので、コネクタ(青色の線)を外します。これで、メイン基板が外せる。

メイン基板が外せました。(゚∀゚)面白い形してますね~

液晶は固定されてないので簡単に外せます。やはり、液晶は割れてない!(∩´∀`)∩良かったぁ

スピーカーを外す

※モニターのボタンやスピーカーは溶着されているので注意!(特に外さなくてもいいかも)

スピーカーはプラスチックで溶着?されているみたいなので、頭を飛ばさないと外せないようです。私の場合は、ヒンジ部分を修理する時に邪魔になると思ったので外す事にしました。

モニターのボタン(音量と明暗のボタン)は外せそうだなぁ~と思ったので、引っ張ってみたら『パキ!』と音が・・・どうやらこちらも溶着されていたみたい。組み直す時に瞬間接着剤で直しておこう。_(:3」∠)_チ~ン

では、スピーカーの溶着している部分をニッパーで切り落とします。(再組立ての時にスピーカーを固定せず戻しましたが、特に問題なかったです)

これで、スピーカーが外れました。スピーカーのコーンやエッジ(ゴム)はキレイな状態で問題なさそう。

PSoneモニターの分解終了!

分解したパーツの全体写真を撮り忘れました。<(_ _)>すみません

とりあえず、PSoneモニターの分解が終わりました。分解はそんなに難しくないですが、一度外すと組み立てが面倒な部分(スピーカーのサランネットや溶着されている所)や、プラスチックの破片が大量に出てきたのが面倒でした。

まとめ

無事分解は出来ましたが、修理できるかなぁ~。( ̄д ̄)ん~、何か方法を探さなくては・・・

いやー、まさかヒンジ部分のプラスチックがあんなにボロボロになっているとはビックリ! でも、基板や液晶などは見た感じ問題なさそうだったので映像が映るかもしれない。(゚∀゚)起動できるかも

しかし問題は、ヒンジを固定するプラスチック部分と、外装プラスチックの欠損している部分の修理方法。プラスチックの破片を1つ1つ集めて接着剤で復元なんてさすがに無理だし、別のPSoneモニターを購入して部品取りする方法が簡単なんですが、モニター自体がプレミア価格なのでもう1つ買うのはちょっとねぇ~。

という事で、ネットで色々探した結果いい商品を見つけたので試してみたいと思います!

次回記事
ヒンジ固定部分が破損した『PSoneモニター』の修理!(ネジ穴の補修)

補足 スピーカーのメーカーを調べてみた

スピーカーの背面にメーカー名『FOSTER(フォスター)』と明記されている。ちょっと気になったので、ネットで検索してみると、スピーカーなど音に関する商品を製造販売している会社でした!

検索すると、FOSTERのサイトがあり商品案内にあるMicroSpeakerのカタログをたまたま開いたら、PSoneモニターに付いているスピーカーと似たものを見つけました。なので、スピーカーが壊れても修理部品があるかも。(MicroSpeaker『421029』という名前?のスピーカー似ている)
PSoneモニターのマクロスピーカー

あと、外装に青色の印字があり、よく見ると日付になってました。『2001/10/22』と『2001/10/30』があるので、各部品は製造された日付が違うのかな? ( ゚Д゚)20年前だとぉ~!

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