前置き
前回、RFスイッチのはんだクラックを修理したんですが、画面の映像が乱れる!
ファミコン本体が原因なのかRFスイッチが原因なのかが分からない。
なので今回、自作でRFケーブルを作ります。(映像を調べる為の簡易的なもの)
注意!
今回製作したものは、ファミコンから出ている直流電圧(約5V)がテレビのアンテナ端子に流れます。
その為、アンテナ端子にダメージを与えてしまい壊れる可能性もあります。
↓写真は今回自作したRFケーブル。
電圧をカットする場合は、セラミックコンデンサ(1000pF)をアンテナケーブルの芯線に繋ぐみたいです。
実際にRFスイッチの電圧を調べてみると0Vでした。
↓写真はRFスイッチ。
なので、自作RFケーブルを作る場合はセラミックコンデンサを入れた方がいいと思います。
詳しい作り方は、検索すると出て来ます。
※電子工作に詳しくないので、原理などは私には分かりません。すみません。<(_ _)>
コンデンサを用意しよう思ったんですが、売ってるところが近くになくて断念しました。
材料(100均で購入)
材料は、アンテナケーブルとRCAケーブルです。合計¥200円(+税)(・ω・)ノ
※はんだ付けするので諸々の道具が必要。
製作開始!
※作業は自己責任でお願いします。
100均のアンテナをチェック!
ネットで調べると、100均のアンテナケーブルはノイズを拾いやすいという記事をみました。
なので、テレビに繋いでチェックしてみます。
↑すいません、画像にはわざとモザイクかけてます。
5分ほどチェックしましたが問題ないみたいです。(ノイズも入らない)
アンテナケーブルとRCAケーブルを切る
では、アンテナケーブルを半分ぐらいの場所で切ります。
(/・ω・)/チョッキン!
私の場合、ケーブルの先端が直線の方がテレビに繋ぎやすいのでこちらを使います。
次に、RCAケーブルが3本まとまっているので1本にします。
工具を使わずとも、引っ張れば簡単に裂けます。今回は黄色(映像)のケーブルを使用。
こちらも同じように半分ぐらいの場所から切ります。(/・ω・)/チョッキン!
※長めに作った方が、テレビに繋ぐ時に取り回しがしやすいです。
被覆を剥く
アンテナケーブルとRCAケーブルの被覆を剥いて銅線を出すので、工具があると便利です。
(カッターやワイヤーストリッパーなど)
では、アンテナケーブルから被覆を剥きます。(アンテナケーブルはカッターを使いました)
アンテナケーブルは、芯線(内側)と編組線(外側)があるのでこんな感じに分けます。
RCAケーブルは普通に被覆を剥きます。(RCAケーブルはワイヤーストリッパーを使いました)
はんだ付けをしていきます!
配線の接続は、RCAケーブルの茶色とアンテナケーブルの芯線(内側)。
RCAケーブルの黒色とアンテナケーブルの編組線(外側)。
RCAの銅線が内側か外側か分からない時は、テスターなど使えば確認できます。
※セラミックコンデンサをRCAケーブル茶色とアンテナケーブルの芯線に繋げば電圧をカットできます。
熱収縮チューブを通してから、銅線同士をねじってはんだ付けをしやすいようにします。
はんだ付け完了!
あとは、結線部分を保護します。
融着テープを巻いたら熱収縮チューブが通らなくなったけど無理やりやったらこうなった!
(。-`ω-)bみんなさんはマネしないように!
完成か?
とりあえず完成しました。早速、テレビに繋いでみたいと思います。
ファミコンにセット!
テレビに繋いで、電源スイッチON!
ファッ?Σ(゚Д゚)
画像のチェック!
どうやら熱収縮チューブを無理やり通したら断線してしまったようです。(;^ω^)
なので、再度作り直しました。
熱収縮チューブを通すのを忘れたので、融着テープだけ巻いてます。(笑)
では、テレビに繋いでファミコンの電源ON!
お~、映りました!
RFスイッチよりはキレイだけど、まだ文字が見にくいです。(´・ω・`)
しかし、古いゲーム機なのでこれが限界なのかも・・・。
↓RFスイッチを使った場合の映像。
RFスイッチ画質悪くね?(´_ゝ`)
まとめ
いろいろ試してみましたが、RFスイッチが怪しい。( ゚д゚)ウム
もう一度はんだ付けし直してみようかな~。
あと、ファミコン本体にも原因がありそう!
試しにファミコン裏側の映像ケーブルを触ると、映像がかなり乱れました。
ん~、初心者にはコンデンサ交換は厳しいのでとりあえずこのままで放置かも・・・。