前置き
前の記事で2種類の自作インクを作りました。(クルミのインクとヨウシュヤマゴボウのインク)それで、インクは出来たがペンが無い!(笑)
インクをつけて使用するペンは高級品なのでその辺では売ってないと思い、100均の絵具用の筆を買おうと店に行ったら・・・つけペン売ってるじゃん!Σ(゚Д゚)ふぉぉぉ
という事で、自作したインクと100均のつけペンを使用して色々と比較してみました。(・ω・)ノわーい
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100均で購入した各種ペン
こちらが100均のSeria(セリア)で購入してきた『ガラスペン』『つけペン』『水筆ペン』になります。ちなみに、ガラスペンとつけペンは専用のインクも売っており、インクの色も何種類かありました。
いや~、まさか110円でガラスペンやつけペンが買えるなんてビックリですね。( ゚Д゚)すげぇ
水筆ペンは、ペンの内部に水を入れて使用するのですが自作したインクを入れて使う事もできそうなので、試しに購入してみた感じです。(゚∀゚)上手く書けるのか楽しみだぜ!
自作したインク
こちらは、前の記事で自作したインクになります。左側が『ヨウシュヤマゴボウのインク』で、右側が『クルミのインク』。
製作してから、数ヶ月経過してますが中身は大丈夫かな・・・、ん~両方とも腐れてはなさそう。見た感じ、カビや変な沈殿物はなさそうなので大丈夫でしょう!( ゚д゚)ウム
でも、相変わらず独特な臭いがします。ヨウシュヤマゴボウは青臭くて、クルミは漢方薬みたいな臭い。
ガラスペンを使ってみる!
最初はガラスペンを使ってみます。前回ヨウシュヤマゴボウの記事で使用したので、使い方は予習済み!
一応気になった点を挙げると、ガラスペンの先端が軸の中心から少しズレている所です。まぁ、個体差があるのでしょう!
ちなみに、購入する時はガラスペンの先を真上から見て、先端が中心にあるものを選んだ方がいいかも。買う前に何本か確認した所、中心がズレているものもがありました。それと、ペンの巻き数(ねじり具合)が多いほどインクの持ちがいいみたい。
という事で、先端が中心にあって巻き数が多いものを選んで購入してきたつもりだったのですが、横から見た時の先端が若干ズレてましたね。( ̄▽ ̄)目利きが悪い
では、自作した各インクを付けて書いていきます。(≧▽≦)インクを吸い上げるのが面白いなぁ
茶色がクルミのインクで赤紫色がヨウシュヤマゴボウのインクになります。ちょっとヨウシュヤマゴボウの方はインクが少なくかすれてますが、両方とも問題なく書けますね。(・ω・)ノこれを基準にします
つけペンセットを使ってみる!
つけペンセットを開封しました! 右側のペン軸(黒い棒)の先端に各ペン先をつけて使用するみたいです。
ペン先は3種類あり、太い線と細い線が書ける『Gペン』、細い線に適している『丸ペン』、Gペンと丸ペンの中間の太さ『スクールペン』が付いてます。
では、さっそく自作した各インクを付けて書いてみよう!
書き終わってみると、各ペン先の違いが分からない。使い方が悪かったのかそれともこういうものなのか? 個人的に、ガラスペンから比べると全てのペン先が書きづらかったです。( ̄д ̄)ん~
もしかしたら、自作したインクは粘性がないので相性が悪かったのかも? つけペン用のインクを使用すれば問題ないのかもしれません。100均でインクを購入してないので比較はできませんでした。<(_ _)>すみません
水筆ペンを使ってみる!
最後に水筆ペンを使ってみます。本来はペン軸に水を入れて使用しますが、自作インクを投入!
ヨウシュヤマゴボウのインクは少ないので、作った量の多いクルミのインクを入れました。自作したインクは粘性が無く水と同じくらいなのでちょうどいいかも?
穂先にインクが染み込むように、ペン軸を押してインクを出します。強く押してみましたが、穂先以外からインクは飛びてなかったので耐久性はあると思いました。しかし、強く押しすぎると壊れる可能性があるので注意しましょう。
穂先にインクが染み込んだので、さっそく書いてみました。写真で見ると問題なく書けていますが、肉眼でみると色がかなり薄い! もしかしたら、穂先に行くまでにインクが濾過されて薄まったものが出ている?
とりあえず、色が薄いだけで他に問題はないですね!( ̄ー ̄)クルミのインク自体が薄いのも原因かもね
自作インクで書いてみた結果
記入した紙の全体を見るとこんな感じです。ついでに、ボールペンと油性ペンで書いたものも追加!
ガラスペンはとても書きやすくボールペンと比べても遜色ないですね。つけペンは全体的にイマイチで途中でインクが切れたり線が安定しませんてした。(自作インクが原因かも?)水筆ペンも書きやすいですが、色が薄いのが欠点ですね。
1番長く書けるペンは?
※専用のインクを使用すれば結果が異なる可能性があります。
1回インクをつけた状態で、『ガラスペン』と『つけペン』どちらが長く書けるのか試してみました。
結果は・・・ガラスペン! やはり、ガラスペンの溝がインクを保持してくれるおかけで長く書けるようです。インクを付けたら沢山の文字数書けるので、頻繁にインクを付ける必要はないですね。
つけペンの方は『つけペンG』と『つけペン丸』が同じくらいで、『つけペンスクール』が一番短い結果となりました。インクに問題がある可能性がありますが、そもそもガラスペンよりインクを保持できない構造なので、こんなものだと思われます。
使用後のガラスペンを水洗いする
使用後のガラスペンですが、ねじれている部分の溝にインクが残ってます。ウエスで拭き取ってみましたが、インクを落とす事は出来ませんてした。(;´∀`)このままだと凶器に見えるぞ・・・
という事で、水で洗います。(/・ω・)/オルァ
すると簡単にキレイになりました。インクが乾いてしまうと落としづらくなる可能性があるので、使い終わったら毎回洗った方がよさそうです。
まとめ
100均で購入した各ペンに自作インクを使用してみましたが、意外と書けますね。ペンによっては書きづらいものや色が薄かったりしましたが、全く使えない訳ではなかったです。逆に味のある文字になる可能性も?
今回初めてつけペンを使ってみましたが、書き味がボールペンと違いとても楽しかったです。いつインクが切れるのかハラハラドキドキ。(/・ω・)/ギリギリを攻めるぜ!
個人的につけペンはおしゃれなイメージがあるので普段使いしてたらカッコイイと思いましたが、流石に大変なのでボールペンを使います。(・ω・)ノ普段は使いやすいのが一番
ガラスペンは落とすと壊れる可能性があるので管理が大変なのと、インクをこぼしたりお手入れで毎回手を汚す事になりそうなので・・・。でも、ペン1本あれば色んなインクを使えるのはいいですね。
まぁ、つけペンはメリットデメリットありますが気になっている方は110円で購入できるので試してみるのもいいと思います。(笑)