前置き
前回、YLOD症状のPS3を分解して基板だけにしました。しかし、各パーツが汚いままなので今回はパーツの分解清掃をしていきたいと思います!
前回記事
YLODの初代PS3を購入したが中身が汚いので修理前に分解清掃!~前編~
各パーツ清掃開始
※作業は自己責任でお願いします。また、素人作業なので間違えている可能性があります。
外装を洗浄
外装は、タバコのヤニとホコリが凄いので洗浄していきます!(/・ω・)/ゴシゴシ
中性洗剤とブラシを使用して、吸気排気の穴や溝がある部分を重点的に洗いました。泡が茶色に!Σ(゚Д゚)
外装の起動ボタンとイジェクトボタンの所に金属?がある事に、洗っている最中気づきました。(´゚д゚`)
なので、洗った後にエアダスターで水気を飛ばしてしっかり乾燥!
基板のグリス清掃
基板のカピカピになったグリスをキレイにしていきます。
もはやグリスの役目をはたしてないですね! ほんのり冷たい感じがする。( *´艸`)オモシロ
無水エタノールを使って、グリスを拭き取りました。意外と簡単に取れた!(・ω・)ノ
放熱シートも修理する時に邪魔になるので剥がしていきます。ボロボロになっているものがあったので交換した方がいいか考え中。
※放熱シートも剥がす前に写真を撮っておいた方が戻す時に楽です。
冷却ファンの分解清掃
※ヒートシンク側を分解する場合は、フィンで指を切る可能性があるので注意!(手袋をした方がいいです)
冷却ファンを分解する前にグリスを掃除します。カピカピで拭いただけでは取れなかったので、爪楊枝で擦ったら痕が残りました。多分、使用上は問題ないと思います。(;^ω^)
それでは、冷却ファンにある3ヶ所のネジを外します。
すると、ファンが外れます。それにしても、タバコのヤニが酷い!(´Д`)
残ったヒートシンク側は、プラスチックパーツ4ヶ所で固定されているのでツメを外していきます。水色で囲った部分にもツメがないプラスチックパーツがあります。
プラスチックを外すと、ヒートシンク側を分解できました。
分解してわかったんですが、ヒートシンクもCPUとGPUで大きさが違うんですね。( ゚Д゚)へー。
でも、GPUのヒートシンク小さ過ぎません? このせいでYLODが起きるのでは・・・。(GPUの上に熱源になる電源ユニットもあるので、このヒートシンクでは容量不足なのではないのでしょうか)
ちなみに、ヒートシンクのフィンの間もヤニとホコリで汚い状態。
では、冷却ファンのファンとヒートシンクを清掃をしていきます。
ファンの方はエアダスターを使いホコリを飛ばしましたが、ヤニが落ちない! なので、綿棒に中性洗剤を少し溶かした水を含ませて拭いてキレイにしました。(ファンはプラスチック製です)
フィンの方はエアダスターとパーツクリーナーを使いホコリを飛ばしました。パーツクリーナーでフィンの間のヤニを落とそうと思ったんですが、あんまり効果が無かったように感じます。中性洗剤を使って擦った方が落ちやすいかも。( ̄д ̄)
あとは組みなおして、冷却ファンの清掃完了! しかし、清掃後に手を見たら皮膚が切れていたので、フィンを触る場合は手袋で保護したほうがいいです。(笑)
ちょっとヤニやホコリが残ってますが、良しとしましょう!
フィンの隙間もある程度キレイになったので、冷えるようになってたらいいなぁ。(^o^)丿
電源ユニットの清掃
電源ユニットの金属カバーを外していきます。
ネジが前後に1か所ずつと左右にネジが2ヶ所ずつあるので外します。(計ネジ6本)
これで電源ユニットの基板が見えるようになりました。
ここまでヤニとホコリが入ってました。Σ(゚Д゚)
エアダスターでホコリを飛ばし、ある程度キレイにしました。
ドライブユニットの分解(簡単な説明)
※ドライブユニットの分解は、記事が長くなってしますので軽く説明するだけにします。別な記事で詳細を書きたいと思います。<(_ _)>
各パーツ同様に、分解してキレイにしていきます。サクッとな!(=゚ω゚)ノ
分解してみたら、ゲームソフトが入ってました。(笑) (´・ω・`)なんかデジャヴが・・・。
各パーツ清掃完了
上記のような感じで各パーツの洗浄が終わりました。これで、次回本命のYLOD修理ができます!(゚∀゚)
まとめ
いやー、軽い気持ちで修理しようとしてたんですが、予想以上にPS3内部が汚くてビックリしました!(;^ω^)
清掃していて分かったんですが、タバコのヤニは強敵。洗えるパーツなら中性洗剤などである程度汚れが落ちるんですが、基板とか金属だと落とすのが難しい。なので、PCやゲーム機などの精密機器にはタバコを吸わせないようにした方がいいです。(笑)
これで、PS3がキレイになったので次回は本命のYLOD修理をしてみたいと思います。
(;^ω^)上手くいくといいが・・・。(フラグ回収)