前置き
雪が解け春になり畑シーズンが到来しました!最近は物価上昇しているので、家庭菜園で少しでも賄えるといいなぁ~と思っています。(笑)
しかし、耕運機の爪が削れて少なくなっているので畑を耕す事が出来ない。( ̄▽ ̄)あはは
という事で、いつもの古い耕運機をメンテナス&新しい爪に交換していきたいと思います!(・ω・)ノおー
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塗装が剥がれ錆びた耕運機のガソリンタンクをラッカースプレーで再塗装。
いつもの耕運機(シバウラCR700)
こちらがいつも使用している耕運機になります。何回か記事にしており、予備の爪に交換したりガソリンタンクの塗装などちょこちょこメンテナンスし使っている状況。(素人メンテナス)
今回はエンジンオイルとエアクリーナーのオイル交換。あと、新しい爪をゲット出来たので交換していきたいと思います。(=゚ω゚)ノ古い耕運機だけど意外と調子はいい
エンジンオイルの交換
※作業は自己責任でお願いします。また、素人によるメンテナンスなので間違えている可能性アリ!
ガソリンタンクの下にエンジンがあり、その下にエンジンオイルのドレンボルトが付いているのでスパナで外します。どこからか漏れ出しているオイルと畑の土が混ざったものが付着している・・・。
出てきたエンジンオイルを確認すると、結構汚いですね。たしか2年前に交換した記憶が・・・。まぁ、畑を耕す時しか使用しないので2年ごとの交換でもいいのではないかと。(耕運機は2年間で数時間しか使用しません)
エンジンオイルが抜けたら、新しいエンジンオイル(メッチャ安い4サイクルのヤツ)を規定の量入れてエンジンオイルの交換完了!(=゚ω゚)ノこれでOK
オイルバス式エアクリーナーのオイル交換
次にエアクリーナーのオイル交換をしていきます。この耕運機はオイルバス式なので、中に入っているオイルが汚れている可能性アリ。(写真の青色で囲んだ部分)
オイルバス式エアクリーナーの仕組みを簡単に説明すると、吸気した空気をオイルの中へ入れて不純物を取り除く方法です。詳しい内容は各自で調べてください。
※オイルバス式のエアクリーナーは砂埃が多い環境で使用される建設機械や農機具に採用されているみたい。
固定金具を外すとオイルパンが外れるので、中のオイルを溢さないよう慎重に外します。まぁ、ゴムパッキンの劣化やオイルパンのヒビ割れでオイルが駄々洩れ状態なんですけどね。(笑)
ゴムパッキンも外れるのですが、本体側と一体化していたのでそのままにしておきました。無理やり外してゴムが切れると後々面倒になる為。交換部品も出ないと思うし、自分で作るのも大変!
こちらのオイルも2年前に交換したのでキレイでしたが、オイル漏れで量が少なかったです。(´_ゝ`)ハハハ
ちなみに、オイルパンに付いているヘドロっぽい汚れは乾燥したオイルが固着したもの。祖父が使用していた時(数十年前)にメンテナンスしてなったのが原因だと思われる。パーツクリーナーやマイナスドライバーでガツガツ掃除しましたが、全く落ちないので諦めました。(笑)
先ほど話したオイルパンのヒビはここです。ちょっと分かりづらいですがオイルパンの真ん中に亀裂があり、ここから少量ずつオイルが漏れるみたい。交換したいけど部品が出ないと思う・・・。
オイルパンのに4サイクルのエンジンオイルを規定量入れました。あとは、溢さないよう慎重に戻します。(オイルの量はオイルパンの側面にメモリが付いている)
オイルパンを戻したら、パーツクリーナーで周りの油汚れを軽く落として交換完了!
新しい爪へ交換する
ホームセンターでは専用の爪を購入出来なかったので、ネットで注文する事にしました。届くまでに時間が掛かるので、それまでに交換する個所の爪を先に外しておきます。
まずは、古い爪を外す為にナットに付いている土をスクレーパーで落とした後に、スパナを使用してナットを外していく。(爪の外し方は前回記事で説明してます)
ちなみに、消耗した爪の先端は鋭利になっているので気を付けましょう。作業中に手袋が引っ掛かり手袋を貫通しました。ちょうど指が入ってなかったので怪我はしてません。(;´∀`)ギリギリセーフ
こんな感じで、前回交換した新しい爪だけ残し他の爪は全て外しました。あとは、通販で注文した新品の爪を待つだけ。(爪の種類は2種類あるようなので間違わないように注意!)
数日後、新しい爪が届きました。(お値段は約5,000円くらい)耕運機には12本の爪が必要ですが、前回交換した個所もあるのでとりあえず10本セットのものを購入。
さっそく中身を取り出して消耗した爪と比べてみると全然違いますね。消耗した爪は、先端の厚みと長さが短くなり上手く土を混ぜる事が出来なくななります。最終的に地面を叩くだけになる!
ちなみに、正規品の爪?(写真右側)には刻印があるのですが、今回購入した爪には刻印がありませんでした。なので、互換品になるのかな?
では、新しい爪を取り付けていきます。錆び防止にボルトナットには、潤滑剤を塗布して取り付けしました。
爪の向きは写真下にある絵のように取り付けてます。爪(赤色)が交互になるようにしてみましたが、説明書など持ってないので合っているのか分からないです。
でも、バランスを考えるとこのようになるのでは?(前回取り付けた爪の向きは間違えているので注意!)
実際に畑を耕してみる
後日、天気がよかったので耕運機を使ってみました。やっぱり、新しい爪の方が早く耕せるのでいいですね。爪が消耗していると何往復もしないといけないので大変!( ;´Д`)体力の限界
しかし、耕運機だけではなく畑にも問題が・・・。昔の話ですが元々民家があったようで、束石などの石が沢山埋まっているんですよねぇ。今回も耕運していると、かなり大きい石が出て来てビックリ!( ゚Д゚)ふぁぁぁ
畑の耕運後に爪を確認してみると、とりあえず問題はありませんでした。( ̄▽ ̄)無事で良かった!
爪の黒い塗装が剥がれている所をみると、土との摩擦が結構あるようで消耗が早そう。現在の主流耕運機の爪と比べると厚みが薄いような気がするので、耐久性や耐摩耗性などが低いのかなぁと思ってます。
まとめ
古い耕運機(シバウラCR700)のオイル交換と新しい爪への交換が終わりました。新しい爪のおかげで耕運も楽になったし、今年も畑を楽しもうと思います。(´▽`)わーい
本当は爪を回転させるギアのギアオイルも交換したかったのですが、前回ギアオイルを投入したら盛大に漏れたので止めておきました。多分、パッキンなどが劣化して役目をはたしてない状態。(笑)
そろそろ耕運機がヤバイのではないかと思いながらも、10年くらい使用しているので意外と頑丈なのかな?でも、爪の入手がしづらいのと交換部品が無いので新しい耕運機も欲しい・・・。まぁ、新しい爪を買っちゃったので、あと数年は頑張ってもらおう!( ゚д゚)ウム
最後に『オイルバス式エアクリーナーの車ってあるのか?』と思って調べてみたら、フォルクスワーゲンの古い型のビートルに採用されているようです。あとは、古いレースカーやバスなど?(検索してみましたが上手く調べることができませんでした)
エアクリーナーには湿式と乾式があるのは知ってましたが、オイルバス式は知らなかったので勉強になりました。為になったねぇ~。