100均で購入したケーキ型を使ってアルミインゴットを製作!(金型として使用)

100均のケーキ型に溶かしたアルミを投入! 自作してみた

前置き

前回、自作した道具を使いアルミインゴットを製作しました。結果、無事自作インゴットを製作する事が出来てよかったです!(´▽`)作ってみたかったんだよねぇ~

今回は前回の続きになり、100均で見つけたケーキの型がインゴットの形にちょうどよさそうだったので、ケーキの型を使いインゴットを作ってみました!(話が長くなるので前回記事に載せられなかった部分)

前回記事
自作した道具を使ってアルミ缶からインゴットを製作!(アルミ鋳造)

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100均で購入したケーキの型

消耗品を購入するため100均へ行くと、キッチン用品コーナーでインゴット製作に使えそうなケーキの型を発見しました。という事で、ケーキの型も購入!(゚∀゚)インゴット作る為に出た商品でしょコレ

これにアルミを流せば、砂型より簡単にインゴットが作れるかもしれない!(≧▽≦)金型として使ってみよう

※現在このケーキ型の在庫は無いみたいです。(写真の日付を確認すると去年購入してました)

ケーキの型は、大きさや深さなどインゴットに向いていそうなサイズ感! また、スチール製なのでアルミを流しても大丈夫なはず。( ̄▽ ̄)穴が開いたりして・・・

溶解炉でアルミを溶かす!(自作の道具を使用)

※参考にする場合は自己責任でお願いします。また、火の取扱いや火傷には注意しましょう!

ケーキの型にアルミを流した後にアルミを取り出せないと困るので、念のため油(CRC)を型に塗布しておきました。ちなみに、CRCの耐熱温度を調べると70℃らしいので意味がなかったです。(笑)

離型剤として使うならサラダ油の廃油など発火点が低いもがいいのかもしれない。だた、アルミを流した際に油が発火する可能性があるので注意。

使用するアルミは、前回のインゴット製作で出来たノロ(不純物が混ざったアルミ)。よく見るとまだ使えそうなアルミが残っているので、再度溶かし抽出してみます。上手く行くかな?(´・ω・`)ん~

では、自作の溶解炉を使いアルミのノロを溶かします。数十分後、アルミが溶けて分離しました。浮いているカスは不純物なので、火傷しないよう注意しながら取り除きます!Σ(゚Д゚)メッチャ熱いぜ

不純物を取り除いたので、100均のケーキ型にアルミを流しました。アルミを流す作業は素早く行う必要があるのと両手で作業した為、型に流す場面の写真はありません。<(_ _)>すみません

ケーキの型にアルミを流してみましたが、穴は開かず上手くいきました。取り切れなかった不純物が少し残りましたが、しょうがない!(´_ゝ`)キレイに取り除くのが難しい

ケーキの型からインゴットを取り出す

アルミを流して数分経過したら、水に浸けて冷やします。(数分経過してもかなり熱いので注意!)

手で触れるくらい冷めたのでケーキの型から外してみると、型に貼り付く事なく簡単に取れました。でも、ケーキ型のフッ素樹脂がアルミの温度に耐えられず、焼け焦げで剥がれてます。まぁ、型自体は問題なさそうなのでまだ使えそう。

インゴットに付いた焦げたフッ素樹脂は、金たわしを使い洗って落とす!(/・ω・)/ゴシゴシ

ケーキの型を使ったインゴットが完成!

100均のケーキ型を金型にして製作したアルミインゴットが完成しました! やはり、砂型と違い表面の凹凸が少なくキレイなインゴットが出来ますね。重さを量ってみると約400gでした。

裏面はこんな感じで、ちょっとしたひび割れがあります。取り切れなかった不純物が原因なのかな?

砂型で作ったインゴットと比べてみる

今回製作したインゴットのとなりに、前回製作した砂型のインゴットを置いてみました。金型と砂型では鋳肌(いはだ)に差がありますね。(鋳肌とは鋳物の表面のこと)

なので、動画サイトなどで見かける鏡面のインゴットを作りたい場合は、ケーキの型を使った方が表面の凹凸が少ないので加工が楽になりそうです。(゚∀゚)鏡面加工は面倒くさいからしないけどね!

結果、ケーキ型のインゴットもいいが砂型で作ったインゴットは鋳物感があっていい!( ゚д゚)ウム

それと、今回残ったアルミの不純物(アルミドロス)はこんな感じです。約400gのインゴットが出来たので、量が減りました!(ある程度溜まったら金属買取に持って行こうと思います)

まとめ

100均のケーキ型を金型にして、アルミインゴットを製作する事が出来ました。(=゚ω゚)ノヤッター

今回はインゴットにちょうどいいケーキの型を使いましたが、他にもプリンカップやタルト型など使えば円柱のインゴットや王冠のようなインゴットも作れると思います。まぁ、100円で買えない型だけど。

それと、金型として使う場合は型の材質に注意した方がいいです。アルミのインゴットを作る場合は、アルミの融点(660℃)より融点が高い材質を使用する。同じ材質だと変形や型が壊れる可能性があります!

次はインゴット以外のものを作りたいと思ってますが、まだ考え中なのでまとまったら製作していきたいと思います。工具とか置物なんか面白そうですが、型が問題なんですよねぇ~。(>_<)難しい

てか、溶解炉にダメージがあるので修繕しなければ!(;^ω^)どうやって直そうかなぁ

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