前置き
毎日暑いですねぇ。雨も降らないのにピンピンしてる雑草はずげぇなぁ~。(笑)
毎週遊びにくる甥っ子も炎天下の中『水遊びをする!』と言って全裸で外に出ていくのが恒例になり、庭にプールを出して遊ばせてます。大人は日陰でイスに座り溶けてますが・・・。(´_ゝ`)子供もすげぇ
それで、水遊びといえば水鉄砲!ホームセンターや100均で買う事はできますが、昔ながらの竹で作った水鉄砲があれば面白いのではないか?
という事で、竹を加工して水鉄砲を自作してみたいと思います!(・ω・)ノ素人工作の始まり
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竹を水鉄砲の長さに切り出す
※参考にする場合は自己責任でお願いします。また、水鉄砲の作り方は独自な部分があるので注意!
どこから貰ったか忘れましたが、使わない竹が小屋にあったのでそれを使います。もしかしたら、親戚にもらったヤツかな?(前回竹箒を作った時に使わなかった竹かも)所々に虫食いがありますが、使い道がないので水鉄砲にしちゃいましょう!(笑)
まずは、竹の状態を見ながら水鉄砲の長さに竹を切断していくぅ。(/・ω・)/そいやぁー
写真の左側が竹の根本の方で太く、右側にいくにつれ先端になり竹が細くなってます。なので、竹が太く水をたくさん溜めれる根本の方を使用。
節を見て前に出っ張っている方を水鉄砲の先端にします。何となく出っ張っている方がキレイに水が飛ぶような感じがするので・・・。まぁ、別に凹んでいても変わらないと思う。(笑)
次に節の前で竹を切断します。(赤線の部分でカット)節のギリギリで切断すると、節の出っ張りも切ってしまい水鉄砲が作れなくなってしまうので少し余裕を持って切った方がいいかも。
※竹を切断する前にカッターなどで一周切り込みを入れておくと竹の皮が剥がれ難くなります。
竹の皮を剥く
切断する最後の方で竹の皮がめくれた為、手でむしり取ったら指の皮が切れてビックリ!( ゚Д゚)あぶねぇ
もしかすると、ここからどんどん皮がめくれてしまい手を切る可能性があるかもしれない。という事で、面倒ですが竹の皮を剥ぐことにしました。(;^ω^)甥っ子がケガをするかもしれないからね
竹の皮は切り出しナイフや鉈などの刃を垂直に当てて削ると簡単に剥ぐ事ができました。最初に120番のサンドペーパーを試しましたが全く削れなくて水鉄砲作りを諦める所だったぜ!(笑)
こんな感じで竹の皮をできるだけ剥ぎました。節部分の細かい所は彫刻刀を使用したり、切断面に出来たバリ取りなども取り除きケガをしないように対策。
ついでに竹内部の薄皮もキレイにしておきます。そこら辺にあった木で突くとペリペリ剥がれてきて面白い。ただ、強く突くと節を貫通する可能性があるので力加減は注意しましょう!
節に穴を開ける
竹の切り出しが終わったので、節の真ん中に穴を開けていきます。穴の大きさですが、小さいと水がよく飛ぶ代わりにがハンドルを押す力必要になり、穴が大きいと水が飛ばなくなる代わりにハンドルを押す力が軽く済むと思われる。(´_ゝ`)分かれんけど!
とりあえず直径3mmのドリルで穴を開けておき、使いづらかったらあとで拡張する事にします。
ドリルで開けた穴の回りが汚かったので切り出しナイフでバリ取りを行いました。これで竹筒の完成!
100均の材料でハンドルを作る
水鉄砲の竹筒は用意できましたが、ハンドル(水押す部分)に使用する細い竹がありません。木材で作ってもいいが、どうせなら全部竹で作たい。(´_ゝ`)スポンジも買わないとなぁ
という事で、100均から園芸用の支柱とスポンジを購入してきました。
園芸用の支柱は中身が竹なので、フィルムを剥がせばハンドルに使う細い竹をゲット!(竹は中国製)
竹の癖を確認しながら竹筒に合わせ、操作しやすい長さに切断します。
ちなみに、竹を熱して曲げれば歪みを直せるようですが面倒くさいので、購入する時は竹が真っすぐなものを選びましょう。売り場に行くと結構曲がっているものが多い!
切断した後、竹の表面が汚かったのでこちらも皮を剥いでキレイしておきました。なんか表面に白い粉みたいのが付いてる。虫食いではなかったので竹の成分(チロシン)かな?
竹の先端に横穴を開け端材を挿し込みスポンジを止める部分を作ったら、その下にスポンジを重ねながら巻いていきます。(末端の穴や隙間はグルーガンで埋めて内部に水が溜まらないようにしました)
スポンジを調整できるように薄いスポンジがたくさん入っているものを選びましたが重ねて巻くのが大変。大きいスポンジを切り出して巻いた方が楽だったかもしれない・・・。
スポンジにウエスを被せ竹筒に入れ動きを確認しながらスポンジの量を調整しました。(竹筒に入れるとちょっとキツイ感じに調整)あとは、ウエスを被せて結束バンド固定しますがそのままだと上手く固定できなかったので、竹に彫刻刀で結束バンドを止める溝を彫ります。
ウエスを被せたら結束バンドで固定!(/・ω・)/グイっと引っ張る
結束バンドの端と余分なウエスをハサミで切ったらハンドル部分の完成!(゚∀゚)ドラムを叩くマレットみたい
ニスを塗る(気休めの防水対策)
竹の皮を剥いだので防水性が弱まった可能性があります。気休めになりますが、外側だけウレタンニスを塗布する事にしました。( ̄д ̄)水を吸ってカビとか生えたら見た目が悪くなるし!
ちなみに、写真映ってる緑色のヤツは園芸用の細い支柱(針金)になります。水が出る穴に引っ掛ければ手を汚さず竹筒にニスを塗れるし、そのまま吊るして乾燥もできるので使いました。(笑)
ハンドルもスポンジ以外の部分にニスを塗ります。こちらは空き瓶に挿して乾燥!
竹の水鉄砲が完成!(実際に遊んでみる)
竹から切り出して作った水鉄砲が完成しました。ハンドルも竹で作ったので統一感があっていいですな!
では、さっそく水鉄砲を使ってみます。ハンドルのスポンジに水を含ませてから竹筒に入れる。
竹筒の底にスポンジが届いたらバケツに竹筒の先端を入れてハンドルを引っ張る!(/・ω・)/そぉい
ん~、意外と力が必要かも。多分、スポンジをきつめにしたのが原因思います。大人なら問題ないが子供だとちょっと大変かもしれないなぁ・・・。
※上手く水を吸い上がらない場合は、何回かハンドル上下すると吸い上げる事ができる。(多少空気が入る)
片手でスマホ操作をしているので全体を上手く写せてませんが、水鉄砲のハンドルを押し込むと水を飛ばす事が出来ました。ちょっと力が必要ですが、2メートルぐらいは飛んだと思います。
でも、水の吸い上げや飛ばす時に力が必要だし、穴から真っすぐ飛ばないので穴を拡張してみるか!
先端の穴を拡張する
3mmの穴をドリルを使って3.9mm(約4mm)に拡張してみました。
大きな穴になったかもしれない・・・。まぁ、操作しやすくなればOK!(=゚ω゚)ノイケるイケる
拡張した結果は、吸い上げや飛ばす時の力はちょっと軽くなったような気がします。また、拡張前より水が飛ぶようになりました。3メートルぐらいは飛んだかな?(≧▽≦)しかも渦を巻いてる!
※写真だと水が渦巻いて見えますが目視だと全く見えません。(笑)
余った竹でもう一本作ってみた!
余った竹で水鉄砲をもう一本作ってみました。(写真の下側にあるヤツ)こちらは、竹の皮を剥かずニスも塗ってません。切って組み立てただけなので数時間で完成!
※竹に虫食いの穴があったのでグルーガンで埋めました。
ハンドルのスポンジは結束バンドではなくステンレスの針金で固定。結束バンドより強く締め上げる事が出来るので作業が簡単でした。(・ω・)ノ竹に固定する溝を作らなくてもOK
しかし、針金の末端は鋭利なのでケガをする可能性があります。締め上げたら針金の末端は内側に折り曲げるなど対策をしましょう。
実際に使ってみみましたが、普通に遊べました!(穴の大きさも同じ約4mm)あとは、甥っ子が遊べるのか?という事ですね。吸い上げに力が必要なのがちょっと心配。( ゚д゚)ウム
まとめ
完成した水鉄砲を甥っ子に渡してみると喜んで使ってました。最初だけですが。( ̄▽ ̄)ワハハ
やはり子供が使うにはちょっと力が足りないようで、水を飛ばす事はできるが吸い上げるのが上手く出来ない感じ。竹筒とスポンジがスカスカだと先端からではなく後ろから水が漏れると思ったので、できるだけスポンジを多めに巻いてキツキツにしたのが裏目に出たようです。
まぁ、吸い上げの時だけ手伝えば遊んでくれたので良しとしましょう。最終的には私が使って甥っ子に水を掛けてました。(笑)
改善点があるとすれば、やはりハンドルのスポンジの部分。実際に使っていると水がスポンジを貫通して水鉄砲の後ろから出てくる。(スポンジをきつめにしても貫通するみたい)そうなると水鉄砲からあまり水が出ないし自分にも掛かって服がビチャビチャに!( ゚Д゚)あぁぁ
なので、スポンジ部分にゴムで弁を付けたり他の材料を使うのがいいと思いました。ん~、発砲ポリエチレンとかいいかも?100均ではプールスティック(浮き棒)として売っているので入手しやすそうだし。
ただ耐久性が分からないので、使うなら自己責任でお願いします。<(_ _)>
補足 遊んだあとは乾燥させた方がいい!
遊び終わった水鉄砲は水気を切って乾燥させた方がいいです。 特に、スポンジ部分はよく絞って水気を切りましょう。一度乾燥させるのを忘れてそのまま置いていたら、次の日めっちゃカビ臭くなってました。
キッチンハイターで殺菌を行った所、それからはカビのニオイは無くなったので大丈夫みたい。でも、使ったら毎回乾燥させるの面倒ですなぁ。(´・ω・`)こういう部分はプラスチックに軍配が上がる