数年放置した虫食いの竹から竹箒を作ってみた!(竹竿から箒を自作)

竹竿から竹箒が完成 自作してみた

前置き

前回、コキア(ほうき草)が畑で大量に収穫できたので、自作の箒(ほうき)を作りました。あれから、作り方の改良を加えながら10本ほど作ってます。殆どは親戚にプレゼントしてるけど。(笑)

それで今回は、小屋の端で忘れ去られていた竹で『竹箒』を作ってみる事にしました。(・ω・)ノうっす!

関連記事
畑に生えたコキア(ほうき草)から箒を作ってみました!(コキアから箒を自作)

コキア(ほうき草)と麻ひもだけで、箒を作りました!(環境にやさしい箒)

使用する竹

数年前に親戚から竹を貰ってきたのですが、半分に割って片方しか使わず残った方は小屋に放置。邪魔なるので使い道を考えた結果、竹箒を作ってみよう!となりました。(長さが約2mぐらいあるので大きい)あと、竹の種類は真竹?になるのかなぁ。調べてみたけど、自信ないです。

ちなみに、表面をカスバーナーで油抜きした記憶があるような・・・。(油抜きとは、竹に含まれる余計な油を取る事で耐久性と艶を出す作業)

※油抜きの方法は詳しい記事があるので各自で調べてみて下さい。(;^ω^)意外と大変だった記憶がある

竹を切断する

では、竹を切っていきます。(/・ω・)/ギコギコ そういえば、なんか穴が開いてるなぁ?

よく見ると、虫が穴からコンニチワ!Σ(゚Д゚)何奴 どうやら、『シンクイムシ?』という虫で竹を食べるみたいです。(カミキリムシと同じで害虫)触っても動かなかったので、死骸でした。

虫が食べていた所はボロボロになっていたので、穴が開いてない部分だけを使う事に。

竹を細く割る

※竹の割り方を間違えている可能性があるので注意。

竹を細く割っていきます。しかし、数年放置したせいか先端(葉っぱ)側から割ろうとしても上手くいかない。鉈だと上手く出来なかったので、ナイフを使いました。( ゚Д゚)難しい!

※竹を割る時は、根本ではなく先端(葉っぱ)の方から割ると良いみたいです。また、節の部分を削ると割りやすくなるとの事。(ネットで説明されている記事があるので、詳しい内容は各自で調べて下さい)

上から見ると、こんな感じです。もう少し細く割りたいのですが、途中で折れたり斜めに割れてしまう。竹細工職人さんの動画では簡単に割っているのになんでだろう。( ̄▽ ̄)これが素人と職人の差か!

とりあえず、約20分掛けて竹を割り終えました。でも、この量では箒にならないかも・・・。

さらに竹を細く割る

ケガしないように気を付けながら、もう少し細く割ってみる事にしました。

1時間掛けて割った結果、多少増やす事ができましたが太さや形がバラバラで不格好。まぁ、これが素人の限界ですかね!( ゚д゚)ウム

このくらいあれば箒が作れそうなので、あとは三束に分けて麻ひもで縛っていきます。

柄に竹を縛りつける

写真がピンボケしていて見づらいですが、約1mの細い竹を柄に使う事にしました。(畑に生えてたヤツ)

柄の先端に紐を通す穴をドリルで開けて麻ひもを通し、抜け止めにテキトウに結びます。

そして、柄に細く割った竹を均等に添えながら麻ひもで縛る!(/・ω・)/おらぁ

残りの2束は、まだ加工する作業があるので別々に縛ります。縛ったあとは、緩み止めに木工用ボンドを塗布。

細く割った竹を曲げる(火傷に注意)

前回修理したコロナ製の灯油こんろ【サロンヒーター】を使って、竹束を曲げます。(竹は熱すると柔らかくなり、曲げた状態で冷ますと形が保持させる)灯油こんろの修理が気になる方はこちら

こんな感じで、端の方を広げる形で曲げました。もう1束も同じように曲げます。

曲げた竹束を柄に結びつける

曲げた竹束を柄に結びつけます。竹の位置を合わせて、3束を麻ひもで縛る。(/・ω・)/ギュッ、ギュッ

結び終わったら、緩み止めにボンドを塗布。

竹箒が完成!(実際に使ってみる)

自作の竹箒が完成しました!( ̄▽ ̄)箒作りが上手くなってきたかも? さっそく使いたい場所があるので、試しに掃いてみます。(/・ω・)/レッツゴー

家の周りに砕石が敷いてあるんですが、駐車スペースのコンクリートに転がる事が多々ある。ここで、竹箒の出番になります。(コキアの箒では砕石を動かせないし穂先が痛むのでダメだった)

結果は、いい感じです。この他にも、木の枝を剪定した後や草刈りで道路に飛び散った小石や土を掃除する時にとても便利でした。(。-`ω-)b作って良かったぜ!

まとめ

竹箒を初めて作ってみましたが、なんとか形になって良かったです。(;^ω^)コキア箒のおかげかな

竹箒で思い浮かべるのは枝先を集めたものですが、竹の身を使い作ってみました。製作してから数回使用したら、段々と竹の先端が広がってきたので枝先の方がいいのかも。まぁ、箒としての性能は問題なし。

それと、やはり素人には竹を割るのが難しいですね。竹の加工をしてる動画のように上手くできないない。竹の管理方法が悪かったし、虫食いもあったので割り難かったのかも?(・ω・)ノまた挑戦したい

あと、今回の作り方はコキアの箒でも使えるのでおすすめします。(炙って曲げる部分以外)最初に作ったコキア箒の作り方より、作業量が少ないので作りやすいと思う。( ゚д゚)ウム

補足 今回の作り方で製作したコキアの箒

こちらが、今回説明した竹箒と同じ方法で作ったコキアの箒になります。実は竹箒を作るより先に作ってました。ちなみに、柄には風呂掃除用具のスポンジに付いていたものを使用。(笑)

コキアを選別した時に長いコキアと短いコキアが出て来るので、長いものを前回記事にしたコキアと麻ひもの箒。短いものは今回の作り方で箒を製作すると上手く消費できると思います。

タイトルとURLをコピーしました