前置き
先日姉が遊びに来た時、唐突に『髪飾り直してくれ!』と言われました。Σ(゚Д゚)
詳細を聞くと、¥300円で買って3日目で壊れたから直してくれって事らしい。
返品すればいいじゃんと言ったら・・・『レシート捨てたし、まず店に行くのが面倒!』と返されました。
という事で、上手く出来るが分かりませんが修理してみます。(´・ω・`)
状態確認
こちらが壊れた髪飾りです。
使い方は、髪を結んだ所に引っ掛けて使うらしい。
壊れた部分をよく見ると、スポット溶接で固定していたような痕跡がありました。
よく見ると、固定されていた面積がシャープペンの芯ほどしかない!これは、耐久性が無いのでは・・・。
ところで、問題はどうやって固定するか!
瞬間接着剤やボンドでは耐久性がないし、部品が小さいので溶接は出来ないし・・・
そうだ、はんだ付けがあるではないか!って事ではんだで固定していきます。
※ステンレスやアルミには、特殊なはんだじゃないとはんだ付け出来ないので注意が必要です。(材質によってはんだ付けできないのがあるので調べましょう)
ロウ付け開始!
※作業は自己責任でお願いすます。また、怪我には気を付けましょう!
まず、取れたパーツの固定する面を軽くサンドペーパーで磨きます。
そしたら、ガスバーナーを使ってはんだ付けするので固定する場所以外は燃えないように濡れたウエスで包みます。(はんだごてが壊れたのでガスバーナーを使用)
こんな感じで、はんだ付けする部分のみ出します。
フラックスを塗布します。
フラックスとははんだ促進剤で、簡単に説明するとはんだ付けがしやすくなる液体です。
両方の部品に塗布しました。(塗り過ぎないように注意)
棒はんだから使う分のはんだを切る。
固定する面積が少ないので、このくらいの欠片で大丈夫だと思います。
あとはフラックスの上にはんだの欠片を載せて、取れた部品で挟みながらガスバーナーで炙ります。
修理完了!
ホットボンドで固定されていた所がはんだ付けの熱で取れそうになりましたが、はんだ部分はしっかり固定されています。あと、濡らしたウエスのおかげで、髪飾りは燃えませんでした。(^o^)丿
ちょっとはんだが多かったかも・・・。
でも、シャープペンの芯の固定よりは格段に強度が上がっているはずです。( ゚д゚)ウム
試しに先端を持ってブンブンと振り回しましたが、問題ありませんでした。
最後に、はんだ付けした部分のフラックスをパーツクリーナーで落として終了です。
まとめ
無事修理が終わりました。
早速、姉に渡した所・・・『また壊れたら頼むわ!』といい返って行きました。_(:3」∠)_
壊さないでくれ~。(自分も壊してばっかりなので人には言えない)
とりあえず、また使えるようになってよかった。