再挑戦!ジャンク品DUALSHOCK2を修理する。

ゲーム関連(ゲームソフト、ゲーム機の清掃修理など)

前置き

前回、見事DUALSHOCK2の修理に失敗しました。ぐぬぬ・・・。
しかし、ここで負けてはいられぬ。再戦じゃい!(`・ω・´)
という事で、DUALSHOCK2修理のリベンジをしたいと思います。

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ジャンク品の DUALSHOCK2 修理できませんでした。(笑)

今回購入したDUALSHOCK2の状態

リサイクルショップに行って来ましたが、良い状態のDUALSHOCK2が無い!(´Д`)
しょうがないので出来るだけキレイなものを選びました。
再挑戦!ジャンク品DUALSHOCK2を修理する。
家に帰って気づいたんですが、両方ともスケスケのコントローラーでした。
黒色のヤツは透けてないと思ってた。(´_ゝ`)

赤色の方は、ボタン認識不良などで使えたもんじゃね~!という状態らしい。
でも、赤色のフレームがカッコいいので部品取りで使えればいいかなと思って買いました。

スティックを見ると削れているので、結構使われていたみたいです。

黒色の方は、状態異常は無いみたいですが・・・。かなり汚い!(´Д`)

手垢がメッチャ付いていて触りたくないです。(これでもジャンク品コーナーの中ではましな方でした)

こちらはスティックがかなり削れているので、相当使われたものだと思います。
あと、スティックのゴム部分がネチョネチョしていて気持ち悪い!

今回購入したコントローラーの値段は・・・
赤色のDUALSHOCK2 お値段¥300円(+税)
黒色のDUALSHOCK2 お値段¥500円(+税)

合計¥800円(+税)でした。
黒色の方もメッチャ汚いので安くして欲しかった。(゚∀゚)

修理開始!

※修理は自己責任でお願いします。また、詳しい分解方法は説明しません。_(._.)_

分解していきます

ここで朗報が!
購入したDUALSHOCK2は、2つともフレキシブル基板が外れる構造でした。わーい!(^o^)丿
外れるからといって修理出来るとは限らないが・・・。

フレーム、ボタンなどのプラスチック類を洗浄したいので中身を取り出します。
集積回路基板はネジ止めされていないので簡単に外せますが、振動モーターの配線が細いので注意が必要です。
(前回修理失敗したヤツは、出し入れしてたら振動モーターの配線が切れました)

 

ん、異常発見!Σ(゚Д゚)
基板フレームの振動モーターを固定するプラスチック部分が割れてました。(振動させすぎ?)
あと写真では見えにくいですが、コントローラーフレームの上側パーツに擦り傷がメッチャ入ってる。
傷は外側からあんまり見えないので気にしなければ大丈夫かな~?
 

フレームの上にフレキシブル基板と誘電インクフィルム?(黒い点があるヤツ)を外します。
この、下に敷いてある誘電インクフィルムが擦り減ったり汚れていたりするとボタンが反応しないみたいです。
 

分解完了!
洗えるパーツは洗ってキレイにしていきます。
再挑戦!ジャンク品DUALSHOCK2を修理する。分解。

黒色のDUALSHOCK2も同じように分解します。
こっちは手垢がヤバい!(´Д`)

中身も汚い!髪の毛、手垢、ホコリ、オンパレード。;つД`)
 

ボタンのくぼみやラバーパッドまで、手垢、毛、ホコリが入ってました。_(:3」∠)_

洗浄していきます!(閲覧注意あり)

それでは、キレイキレイしていきます!(中性洗剤を付けてブラシで使い洗いました)
ゴシ、ゴシ、ゴシ!
 

ヘイ、お待ち~!(/・ω・)/

洗浄前と比べると、発色が良くなった気がします。( ゚д゚)ウム

ラバーパッドもここまでキレイになると気持ちがいい!

閲覧注意!(クリックすると画像が見れます)
コントローラーを洗った後の水桶。( ゚Д゚)

接点の洗浄、不良個所の修理しながら組み立て

ジョイコンのコントローラーセンサーがプラスチックの粉(スティックの削れた部分)まみれなの無水エタノールでキレイにしていきます。

あとは、接点復活剤を軽く塗布して完了! まぁまぁキレイになったかな。
もう1つの方も同じ工程をします。

次にスティック部分を前回購入した壊れた(壊した)DUALSHOCK2と入れ替えます。

これだけ違います。もう1つの方も使ってないコントローラーのスティックと交換しました。

そして、ボタンも交換します。
写真だと分かりにくいですが、黒色のDUALSHOCK2のボタンが紫外線で劣化したのか黄ばんでいたので、これも前回のヤツから部品取りしました。(写真の上側にあるボタンが黄ばんでます。)
再挑戦!ジャンク品DUALSHOCK2を修理する。DUALSHOCK2の型によってボタンのツメが違う。

ここで問題発生!Σ(゚Д゚)
ボタンが入らない。どうやらDUALSHOCK2の型によってボタンのツメが違うみたいです。
 

でも、爪を切ってしまえば問題なし!
 

こんな感じでキレイに入りました。(^o^)丿

フレキシブル基板と誘電インクフィルムは、無水エタノールで洗浄して接点復活剤を軽く塗布しました。
ネットで調べると、接点復活剤を使わない方もいるみたいです。私はよく分からないので使いました。(笑)

フレキシブル基板と集積回路基板の接触部分を無水エタノールで洗浄。その後、接点復活剤を軽く塗布。
あと、コントローラーフレームの割れは瞬間接着剤で直しました。

分解清掃、組み立て完了

こんな感じに仕上がりました!

赤色のDUALSHOCK2

 

黒色のDUALSHOCK2

 

両方ともキレイになって満足です。特に、黒色のDUALSHOCK2のビフォーアフターがスゴイ!
Before

after

あとは、修理出来ているか・・・。

修理出来ているかテスト!

赤色のDUALSHOCK2からテストします。
コントローラーを挿した瞬間・・・。
メッチャ△ボタンが連打されている。高橋名人もビックリ!Σ(゚Д゚)
修理失敗か~。残念。
しかし、分解してはテストを繰り返していたら、なんか直りました。(笑)
どうやら、誘導インクフィルムに塗った接点復活剤が多すぎたみたいで導通しっぱなしになったみたいです。
綿棒で拭き取ったら、正常に反応するようになりました。
接点復活剤の量には注意が必要ですね。

次に黒色のDUALSHOCK2をテスト。
黒色のDUALSHOCK2は、PS2に挿したのに反応しなかったので壊したと思いました。(´Д`)
それで分解してみたら、フレキシブル基板と誘電インクフィルムがズレていたのでそれが原因でした。
ズレを直したら、すんなり反応!
単なる私のミスでした。てへぺろ!(゚∀゚)

あと、2つDUALSHOCK2に共通したことがあり、フレキシブル基板と集積回路基板の接触部分が少しでもズレたり接触が悪いと反応しなくなりました。なので、組み立ての時は慎重に!
↓この赤線で囲んでる部分。

まとめ

結果から申しますと・・・大勝利です。やったー!(∩´∀`)∩
今回は、購入した2つのDUALSHOCK2の修理が出来ました!(まぐれかも)
やはり、フレキシブル基板と誘電インクフィルムが外せるタイプは修理しやすいのかな?
前回購入のDUALSHOCK2も部品取りとして役立ったので、無駄ではありませんでした。
これで、PS2の全てのソフトが遊べるど~。(・∀・)

ちなみに、ネットフリマでDUALSHOCK2の値段を調べてみたら動作確認済みのもので¥1,300円ほどでした。
私の場合だと、ジャンク品DUALSHOCK2を3台(約¥1,100円+税)購入して2台直ったのでお得!

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