ドリームキャストのドライブユニット分解やAVケーブルの特徴など(DC修復雑談編)

AVケーブル表側端子のアップ写真。 ゲーム関連(ゲームソフト、ゲーム機の清掃修理など)

前置き

前回、前々回とドリームキャスト本体とコントローラーの分解清掃&黄ばみ取りを行いました。黄ばみはキレイには落ちませんでしたが、本体とコントローラーは問題なく動作できたので良かったです。( ゚д゚)ウム

それで今回は記事の進行や容量の都合でカットした作業、トラブルで塗装した部分を純正と比較したり専用AVケーブルの雑談をしたいと思います。(`・ω・´)前回記事で最終回と言ったのは嘘さ!

本当は前回でドリームキャストの記事は終わりにするつもりだったのですが、せっかく作業したので記事に残しておく事にしました。<(_ _)>皆様お付き合いください

前々回記事
SEGAドリームキャスト本体『VA1基板』の分解&黄ばみ取り!(ジャンク品DCの修復前編)

前回記事
SEGAドリームキャストコントローラーの分解清掃&黄ばみ取り!(ジャンク品DCの修復後編)

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ドライブユニットの分解

※作業は自己責任でお願いします。また、説明内容が間違えている可能性があるので注意!

こちらがドリームキャストのドライブユニットになります。私が購入したドリームキャストの基板は、中期モデルの前期?(VA1基板)なので3.3Vの刻印がありました。

ちなみに初期モデル(VA0基板)は5Vのようです。(ドリームキャストの基板は4種類あるみたい)

ドライブユニットの底面にプラスネジが5ヶ所あるので外していきます。2ヶ所はテープの下に隠れているので剥がす必要がある。( ̄д ̄)剥がすのが面倒くさいですねぇ

分解している時はネジの位置が分からなかったので、探すのに苦労しました。なんか、テーピングみたいな感じのテープが使用されている。( ゚Д゚)いいからテーピングだ!

ネジを外すと金属カバーが外れて、基板が見えるようになりました。基板の右にプラスネジがありますが、ピックアップレンズユニットが載っている土台を固定しているものなので、そのままでよかったはず。

あとは、基板とピックアップレンズのユニットを繋いでいるフレキシブルケーブルを外せば各パーツごと取れると思うのですが、ユニットを持ち上げていいのかわからない。( ̄д ̄)ケーブルに負荷が掛かりそうで怖い

よく見ると基板とユニットに挟まれている金属カバーには切り欠きがあり、プラスチックで仕切られている。という事は、フレキシブルケーブルを外さないで基板とユニットを抜き取るという事か!

※ネットで調べてみると、ユニットを持ち上げても大丈夫そうでした。(笑)

さっそくプラスチックの仕切りを貼り付けている両面テープを剥がして、基板とユニットを抜き取ります。ケーブル負荷が掛からないように注意!(・ω・)ノ仕切りは戻しやすいように片方だけ剥がしました。

あとは、配線のコネクタとフレキシブルケーブルを外せばドライブユニットの分解完了です。この後、ホコリ取りやピックアップレンズを無水エタノールで清掃しました。そして前回記事の組み立てへ!

ちなみに、ピックアップレンズのレーザー調整はここにあるみたい。(写真中央にあるネジみたいな部品)

レーザー調整する場合は、外装を外しドライブユニットが見えたらピックアップレンズユニットを持ち上げて裏返せば部品が見えるので簡単に調整できます。(;´∀`)ここまで分解しなくてもいいんですね

塗装したパーツの色を純正塗装と比較

黄ばみ取りをした際、塗装されているアクリルパーツの隙間に漂白剤が入り塗装が剥がれました。なので、100均のラッカースプレー(シルバー)で塗装したんですが、純正の塗装と比べるとやはりちょっと違う。

※写真左側が前回分解清掃&黄ばみ取りしたもので、右側は新しくジャンク品で購入したもの。

こちらは100均のラッカースプレーで塗装したものになります。(≧▽≦)ド素人塗装!

こちらが純正塗装の色になります。写真だと分かりづらいですが、純正の方はあまりキラキラしない(ラメが少ない)です。まぁ、よく見ないと分からないのでそんなに違和感はありません。

というか、塗装をよく見たら四角の模様が薄っすら浮き出てるぞ!紫外線で塗装が劣化し両面テープの跡が見えるようになった?( ̄ー ̄)ん~、それとも両面テープの成分が影響しているのかなぁ?

ちなみに、新しくジャンク品で購入したドリームキャストなんですが、実は数年前に購入してます。(コントローラーを購入する前に購入)たしか、お値段は¥550円だったような・・・。黄ばみが酷いから安かったのかもしれない!(笑)

前回のドリームキャスト同様、部屋の隅で放置しており起動確認とかしてません。とりあえず、気が向いた時に分解清掃とかしようかなぁ~。(;^ω^)ずっとこのままかもしれん

ドリームキャストの特殊なAVケーブル

最後にドリームキャストで使用する、AVケーブル(映像ケーブル)を見ていこうと思います。

前回記事でちょこっと話しましたが、ドリームキャストのAVケーブルが意外と見つからない・・・。まぁ、地域の店舗によって違うとは思いますが、田舎のリサイクルショップではあまり見かけません。

まず、ドリームキャストを使用するには2本のケーブルが必要で、1本目が『電源ケーブル』(汎用のメガネケーブルでもOK)。2本目が『AVケーブル』(ドリームキャスト専用?)になります。

ドリームキャストの背面を見ると、右上に電源ケーブルの差し込み口があり左下にAVケーブルの差し込み口があります。もう一つある差し込み口は、シリアル端子で専用の対戦ケーブルを接続すると機体同士を繋いで対戦が出来るみたい。( ̄▽ ̄)普通に遊ぶならシリアル端子は使用しません

※シリアル端子に接続する『対戦ケーブル』を調べてしてみたらメッチャ高くてビックリしました。(笑)

そして、これがドリームキャストAVケーブルになります。ケーブルの形が違いますが、両方ともドリームキャストに接続できました。(=゚ω゚)ノ1本110円で購入したジャンク品!

コネクタ部分をアップにして確認してみると、上側に二つの丸い抜け止め?があります。

背面は特に何もなく、コネクタ下にあるプラスチックが曲線になっている。

コネクタ正面は四角の形状をしており、数本の端子が見えます。(;^ω^)思ったより端子が少ない!

この形がモニターに繋ぐ『ディスプレイポート』や『HDMI』に似てるんですよねぇ。なのでケーブルを探している時、コレは!と手に取ると違うじゃんってなる事が多かったです。(個人的感想)

ちなみにPS(プレイステーション)のAVケーブルにも似てますが、コネクタのプラスチック部分にPSマークが付いているので見分けやすい。(゚∀゚)グッドデザイン

ネット通販で調べてみると、¥800~1,000円ぐらいで購入できるみたい。探し回るよりいいかも!

突然ですが各ゲーム機のAVケーブルクイズ!

私が持っている各ゲーム機のAVケーブルを用意しました。皆さんは、どのケーブルが何のゲーム機のものなのか分かりますか?

答えは写真の通りになります!(;´∀`)多分、間違えてはないはず・・・

左のAVケーブルから、PS(初代PSとPS2)、Nintendo(スーファミとN64とゲームキューブ)、ドリームキャスト(SEGA)、セガサターン(SEGA)。(=゚ω゚)ノ各ケーブルに特徴があって面白いぜ!

※メガドライブやPCエンジンなど、所持していないゲーム機のAVケーブルについては分かりません。

まとめ

今回はドリームキャストの雑談になり申し訳ありません。とりあえず修復で行った内容を全て書いたので、ドリームキャストに関しては一旦終了。関連パーツなど手に入れた時にまた書くと思います!( ̄▽ ̄)ワハハ

それと、AVケーブルですが各ゲーム機で違うのでレトロゲーム機に興味のない方は、どれがどれなのか分からないと思います。私もゲームを集め始めた時はよく分かりませんでした。(笑)

それに、専用のACアダプター又は電源ケーブル(メガネケーブルや3ピンケーブルなど)、専用コントローラーやメモリーカードなどゲーム機一式集めるのは意外と大変です。まぁ、セットで購入すればいいのですが結構お高いんですよねぇ。特に最近はレトロゲームブームで強気な値段設定になっていると思う!( ゚Д゚)タケェ

なので私はジャンク品の安物をコツコツ集めたいと思います。壊れている可能性があるけど・・・。

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