コキア(ほうき草)と麻ひもだけで、箒を作りました!(環境にやさしい箒)

自作してみた

前置き

前回、畑で収穫したコキア(ほうき草)から自作の箒を作りました。しかし、コキアはまだ大量に残っている。小屋に置いているが、場所を取るので邪魔!(;^ω^)まぁ、小屋を片付けられない私が悪いんですけど

という事で今回は、コキアと麻ひもだけで箒を作ってみたいと思います!( ゚Д゚)うぉ~

前回記事
畑に生えたコキア(ほうき草)から箒を作ってみました!(コキアから箒を自作)

選別したコキア(ほうき草)

曲がっていたり癖があるコキアだと箒が作り難いので、収穫後に選別し束ねて塩ビ管に挿しておきました。(これ以上曲がったり癖が出ないように、試しに廃材の塩ビ管に挿してみた)

塩ビ管から抜いてみると、癖や曲がりが無い状態で保管できてました!(゚∀゚)お~ 箒を作れるように束ねてあるので、このままの箒の製作をしていきます。(前回の経験を経て真ん中が短く端が長くなるように選別して束ねておきました)

柄になる部分の加工

※素人が作る箒ですので、参考程度に見て頂ければ幸いです。また、紐の結び方はテキトウなので注意!

※柄の強度は、太さ(コキアの量)で変わるので麻ひもを巻き付ける前に調整しましょう。

先に箒の柄(持つ部分)を作ります。しかし、手で握ってみると束が太く持ち難い。

箒を持ちやすくする為に、柄の末端に向かうにつれて細くなるように調整します。麻ひもで見えなくなるので、いらない部分のコキアは折る。(/・ω・)/オルァ、バキバキ!

全体のバランスを見る為に、末端も揃えておきます。剪定ばさみでサクッと切れるので気持ちい!(笑)

折ったコキアは後で使うので、捨てずに取って置きましょう。(柄の隙間を埋める為に使う)

麻ひもを巻いて柄を作る(結び始め)

※麻ひもは大量に使うので、長さがあり太い麻ひもを購入した方がいいです。私はバインダー紐(稲刈機で使う紐)の『ジュート(黄麻が原料で麻の一種)』を購入しました。(太さ3mmで長さが850mある)

全体のバランスを見て柄の長さを決めたら、麻ひもを巻いて柄を作っていきます。麻ひもは強く締め付けながら巻かないと、弛んでキレイに仕上がりません。なので、力が必要になる!( ゚Д゚)ぎっくり腰や筋肉痛に注意

巻き結び?をしたら、糸端の紐も一緒に巻いていきます。糸端(青色の紐)を糸玉に繫がっている麻ひも(赤色の紐)で巻いていく。こうする事で、緩み難くなると思います。(;^ω^)たぶん

こんな感じで、麻ひもをグルグル巻き付ける。1回巻いたら麻ひもを足で押さえて、強く引っ張り締め上げる。あとはこれを箒の末端まで繰り返す。( ̄д ̄)この作業が大変!

段差があると麻ひもに隙間が出来るので見た目が悪くなります。

隙間が出来ないように、確認しながら巻いていきましょう!

コキアの長さがバラバラなので、空間ができる部分があります。そのまま縛ると凹むので、先ほど折ったコキアの端材を挿し込み空間を埋める。(/・ω・)/グサッ、グサッ

柄の末端に箒を引っ掛ける用の輪っかを作るので、そろそろ結び終わりにします。末端が広がっているので、結びやすいように端をコキアを切り揃える。(麻ひもは緩まないように別の紐で固定させてます)

空間ができたら、先ほどと同じように端材を入れて埋める。

麻ひもの結び終わり

4重にして切れ難くしたビニール紐を噛ませて、麻ひもを巻いていきます。(ビニール紐は麻ひもを引き抜く時に使用)ちなみに、引き抜く紐はなんでもOKですが、切れ難く抵抗が少ない紐を使用した方がいいです。引き抜く途中で切れたり、抵抗が多すぎると引き抜けず失敗する。(;´д`)失敗するとマジで辛い

巻いてきた麻ひもの最後は、1つ前の巻いた所の下から上に通す。(゚Д゚)ノ緩まないように注意!

下から上に通し締め上げたら、次にビニール紐の輪っかに通す。

あとはビニール紐を引っ張り、麻ひもを巻き付けた中に通します。引っ張る時に麻ひもに余裕がないと、通している途中で止まりビニール紐も抜けなくなるので注意。(赤矢印部分のように麻ひもに余裕をもたせる)

今回は上手くいきました!(∩´∀`)∩ヤッター 実は試作の箒を作っている時、ビニール紐を4重にせず1本のままでやったら、途中でビニール紐が切れて失敗したんですよねぇ。作業が水の泡になった・・・。(涙)

最後に、引き出した麻ひもを切って結び終わり完了!

このようにすれば、結び目が気にならない!(゚∀゚)エレガント

引っ掛ける用の輪っかを付ける

※引っ掛ける用の輪っかが必要ないという方は、最後まで麻ひもを巻くのも良いと思います!

収納する時に箒を立て掛けると、穂先が曲がったり自立しないので倒れてしまう。なので、箒を収納する時に使う引っ掛ける輪っかを柄の末端に作ります。

麻ひもで輪っかを作り、その中に柄に巻き付ける麻ひもを通す。

そしたら、箒の真ん中に輪っかがくるように麻ひもを挿し込む。麻ひもが入るくらいの隙間はあるので、簡単に挿し込めます。(空間もあったので折ったコキアを数本挿し込みました)

あとは、柄の時と同じやり方で麻ひもを巻き付けていきます。(/・ω・)/グルグル!

麻ひもの柄が完成!

箒の柄が出来上がりました!(;゚∀゚)=3ハァハァ このままでも箒として使えそうですが、穂先を広げた方が掃く面積が大きくなり効率が上がるので手を加えます。

穂先を広げる

では、穂先を広げていきます。今回は、穂先を4等分にする事にしました。分割する数を多くすればその分広がると思いますが、作業が大変になります。(3等分の方が作りやすいかも)

こんな感じで、余った紐を使い4等分にしました。分ける時は、根本の方(柄の方)からしっかり分けましょう。分け方が雑だと、次の縛る作業が大変になる。

次に4等分にした根本を縛ります。これが結構大変で、何処に紐を通したのか分からなくなる。(笑) 

こんな感じで、テキトウに縛りました。こうする事で穂先が広がった状態を保ってくれます。

穂先を切り揃える

4等分にした紐を外し、穂先の長さを揃えます。ハサミだと直線に切るのが大変なので、穂先を木の板で挟んでカッターで切断!(`・ω・´)ジャキ~ン

普通に切ろうとすると、穂先の端が動いて切り難いし一直線にならない。なので、端から中央にカッターをスライドさせると切りやすいです。(一度で切らずに、軽く刃を当てながら数回なぞった方が切りやすかった)

これで、穂先が揃いました!(∩´∀`)∩段々箒なってきたぞぉ

穂先の広がり防止する(麻ひもで縛る)

穂先がこれ以上広がらないようにする為に、細い麻ひも(100均のヤツ)で穂先3~5本に巻き付けながら一周します。(穂先を折れ難くする意味もある)まぁ、面倒な方はやらなくてもOK。( ゚Д゚)効果あるか分からん!

こんな感じで、麻ひもでテキトウに縛って完了!(笑)

最後に、麻ひもの結び目などに木工ボンドを塗布して緩み止めをします。(・ω・)ノあとは乾くのを待つ!

コキアと麻ひもの箒が完成!

ボンドが乾いたので、コキアと麻ひもの箒が完成!(;^ω^)そして麻ひもを巻く作業で筋肉痛になったぜ

見た目も手作り感があってイイ感じ!( ゚д゚)ウム ちなみに、大きさを測ったら長さが約83cm。穂先の幅が約29cmで、柄の太さは約4cmでした。

引っ掛ける部分はこんな感じです。麻ひもの毛羽立ちが気になる方は、ライターなどで焼いてもいいかも。(箒自体を燃やさないように注意!)

実際に使ってみた!

さっそく自作した箒を使い、掃除しました!(箒の為に片付けせずに放置してた)使ってみての感想は、なかなか良い感じです。(。-`ω-)b悪くない

まとめ

前回は柄の材料が必要でしたが、今回は麻ひもとコキアだけで箒を作りました!( ̄▽ ̄)大変だったけど

前回の箒製作と比べると、柄の部分を作る作業があるので製作時間が掛かりました。麻ひもは大量に消費するし、麻ひもを巻き付ける時は力を使うので結構大変。_(:3」∠)_持病の腰痛持ちも悪化

しかし苦労した分、手作り感あっていいんじゃないでしょうか。(笑) あと、植物の材料しか使用してないので、環境に優しいと思います。箒が壊れた時は、燃やして畑に撒く事も可能。(*´▽`*)草木灰になる

ちなみに、今回使ったコキアは長いものを選別していたので大きい箒が作れました。なので、長めのコキアが無い場合は小さめの箒にしたり、柄を別に用意するのがいいと思います。コキア収穫後に選別して、長さが同じもので束にしておくと箒が作りやすいかも。(≧◇≦)短いコキアは手箒にしてます!

今回で15本ぐらいの箒を作りました!(笑) 素人が作った下手くそな箒ですが、親戚にプレゼントしたらとても喜んでくれて嬉しかったです。(殆ど親戚にプレゼントしました)あと数本箒が作れるくらいのコキアの量まで消費したので、無くなるまでもう少しだぁ。(;´∀`)今年も畑に大量のコキアが発生したりして・・・

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