PoketStationの分解清掃&ボタン修理!【加水分解したスポンジも交換】

PoketStation(ポケットステーション)の液晶分解。加水分解したスポンジの除去。 ゲーム関連(ゲームソフト、ゲーム機の清掃修理など)

前置き

ジャンク品の『PoketStation(ポケットステーション)』を購入しました。(PS1用のメモリーカード)しかし、家に帰ってからよく見てみると、プラスチックのボタンが壊れている!Σ(゚Д゚)マジで

という事で、分解修理ついでに清掃もしたいと思います!(;´∀`)購入する時はちゃんと確認しよう

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PoketStationの状態

今回購入したPoketStationは左側になります。右側のPoketStationは、以前ジャンクで購入したもの。どうせ分解清掃するなら、2機とも一緒にしようと思い準備しました。

ちなみに、今回購入したPoketStationの値段は¥1,000円(税別)。前に買ったのは確か¥500円(税別)だったと思います。(´・ω・`)相場より高いかもしれん

※2台とも電池を入れての起動は確認済み。(メモリーカードとして動作するかは未確認)

2台を比較してみると、今回購入した方はなんか黄ばんでいる。( ゚Д゚)ありゃー

しかも、ボタンのプラスチックが折れている。(赤色で囲った部分)まぁ、折れていてもカタカタなるだけで操作に支障はないです。( ̄▽ ̄)ジャンク品だからしょうがない!PoketStationの分解清掃&ボタン修理! ボタンのプラスチックが折れてる

PoketStationの分解開始!

※作業は自己責任でお願いします。ネジなど小さい部品を無くさないように注意!

PoketStationの背面にあるネジを外します。赤色で囲んだネジ4ヶ所外せば外装が外れる。水色で囲んだネジは電池(CR2032)の蓋なので外さなくてもいいかも。

電池の蓋を外すと六角ナット(ドライバーで指示してる所)が落ちるので、無くさないように注意!

あとは、各パーツが簡単に外せます。スピーカーネットが付いている金属板を外す時は、スピーカーも一緒に付いてくる事があるので、ゆっくり取り外しましょう。( ゚Д゚)無理やり外さない!

この時は気づきませんでしたが、基板に付いている液晶保護のプラスチックと液晶パーツは外せます。なので、分解した時に外れても大丈夫。ただ、液晶を落として壊さないように注意。

最後は、表の外装とカバー(ボタン)が残ります。この金属パーツ(ヒンジの役割)がないと、カバーを取り付けできなくなるので、無くさないようにしましょう!(´Д`)簡単に取れるから気を付けよう

カバーを分解してボタンを取り出す

カバーを分解します。特に難しい事は無く、ネジ2ヶ所を外せば簡単に分解できる。ボタンのプラスチックはプラモデルのランナーのようになっているので、折らないように注意。( ̄д ̄)思ったより脆い

分解完了!・・・あれ・・・、2ヶ所のボタンが壊れてるじゃん。( ゚Д゚)1ヶ所じゃなかったぁ~

PoketStationの分解完了!

PoketStationを分解できました。分解の説明で紹介してない部品がありますが、後で説明します。
PoketStationの分解清掃&ボタン修理! 分解完了

折れたボタンの修理

改めて確認すると、左右のボタンが折れてました。( ̄▽ ̄)強く押しすぎたのかな?

とりあえず、瞬間接着剤でボタンを固定。これがなかなか接着できなくて苦労しました。ん~、未だに瞬間接着剤を上手く使えない。(笑)
PoketStationの分解清掃&ボタン修理! 瞬間接着剤でボタンを直す

これで、ボタンの修理完了!(=゚ω゚)ノ接着剤がはみ出てるがキニシナイ

どこの部品分からない!(トラブル発生)

※各パーツ清掃と組み立ての写真が暗かったので、もう1つのPoketStation(前に買った方)で説明します。

今回購入したPoketStationのボタン修理と各パーツ清掃が終わったので組み立てようとしたら、どこにあったのか分からない部品がありました。という事で、もう1つのPoketStationで確認します。(笑)

もう1つのPoketStationを分解する

では、もう1つのPoketStationを分解します。分解方法は上記で説明したのでスキップ!(分解する前に、カバーを外していた方が楽かもしれない)

ちなみに、こちらのボタンは壊れてませんでした。(゚∀゚)ラッキー

上記でも説明しましたが、スピーカーネットの金属板にスピーカーが付いてくる事があります。このような時は、引っ張ってスピーカーの配線を切ってしまう可能性があるので注意しましょう。スピーカーはドライバーなどで横からこじると外れます。

ここまで分解できました。あとは、各パーツ清掃をして組み直します。

そして、肝心の部品は液晶の下に設置されていた事が分かりました。多分、液晶をズレないようにする為のもの?みたい。形が違うけど、同じ部品だと思います。製造時期や型番で形を変更したのかな?

各パーツ清掃(スポンジが加水分解していた)

最初は、外装パーツや基板を軽く掃除して組み直そうと思っていました。でも、調べたら液晶の裏にあるバックペーパー?(PSマークが印字されてる紙)を外せるらしい。ちょっと気になったので外してみる事に!

液晶裏面にあるバックペーパーをドライバーで下に動かして、ピンセットで引っ張ります。

結果、バックペーパーの下にあったスポンジ(滑り止め)が加水分解していてボロボロになってました。しかも、液晶の裏にもボロボロのスポンジが残った!( ゚Д゚)こりゃーてぇーへんだぁ

何かに触ってたら、今度は液晶がポロリ。_(:3」∠)_オワッタ・・・ しかし、どうやら液晶が取れるようになっているみたい。Σ(゚Д゚)液晶取れるんかい!
PoketStationの分解清掃&ボタン修理! スポンジが加水分解

という事で、加水分解してボロボロだったスポンジをキレイに掃除ました。基板と液晶無水エタノールで拭き上げて、バックペーパーは滲まないように固く縛ったウェットティッシュを使用。

スポンジはバックペーパーをズレないようにする為のもの?みたいなので、100均に売っているメラミンスポンジを薄く切って代用する事にしました!(メラミンスポンジは、電気絶縁性と耐加水分解性があるようなので、ボロボロにはならないはず)

ちなみに、今回購入した方のPoket Stationもスポンジが加水分解してました。なので、同じようにメラミンスポンジに交換します。(´・ω・)古いものだからねぇ~

PoketStationを組み立てる

清掃が終わったので、PoketStationを組み立てます。まずは、外装の表パーツに液晶のプラスチックとヒンジの金属を付けます。しかし、ヒンジの金属を付けるのが意外と面倒で、外装パーツに金属を挿し込むのが大変!

金属パーツがポロポロと簡単に取れるし、挿し込む部分に中々入らない。(絵の黄色が金属パーツで白色の外装に挿す必要がある)最終的に、発狂しながらピンセットを使い納める事ができました。(笑)

そして、なぞの部品だった液晶のズレ止めを赤色の矢印部分に立て掛ける。

次に、『液晶』→『バックペーパー』→『メラミンスポンジ』の順番で載せていきます。

次に基板を載せます。基板がズレると液晶にライン抜けが出る可能性があるので注意。(下記に写真あり)

次にスピーカーネットが付いている金属板。(基板と一緒に付けて載せた方が楽かも)

最後に外装パーツを載せて、あとはネジ止め。(∩´∀`)∩やっとここまで来たぜぃ

液晶のライン抜け!

組み立て終わったので起動確認をしてみたら、液晶に縦線が入ってる!Σ(゚Д゚)ライン抜けだと
PoketStationの分解清掃&ボタン修理! 組み立て中に液晶がズレてライン抜け

再度分解し、組み立てたら直りました。組み立てる時に基板と液晶がズレたみたい。(;^ω^)直ってよかった~

PoketStationの分解清掃と修理が完了!

無事にPoket Stationの分解清掃とボタンの修理が終わりました。両方とも電池を入れて確認した所、問題なく動作しました!(≧▽≦)ヤッター

※ボタン電池(CR2032)が1個しかなく、片方だけ電源が入ってます。

『PSone』に繋いで動作確認

電池を入れての起動確認は出来ましたが、メモリーカードとして機能するかは確認してないので、前回修理した『PSone』に繋いでみたいと思います!(・ω・)ノまずは今回購入した方から確認

PSoneはソフトを入れずに起動させ、メニュー画面でメモリーカードを選択。すると、PoketStationが赤く光りました!『Busy』の意味を調べてみたら、『忙しい』という意味みたい。(;^ω^)読み込み中って事か?

PoketStationのデータを調べてみたら、前の持ち主のデータが入ってました。スーパーロボット大戦の専用メモリーカードにしていたのかな?( ゚Д゚)空きスロットが1つしか無い!

前に購入したPoketStationも接続してみました。電池を入れてませんが、PoketStationが起動!どうやら、電池を入れてなくても、メモリーカードの機能は使えるようです。ちなみに、こっちはセーブデータが1つも入ってませんでした。(´・ω・`)残念

まとめ

ジャンク品で購入した『PoketStation』2つとも問題なく動作しました!(。-`ω-)bやったぜ

その場では壊れてないと思っても、家に帰ってからよく見てみると壊れている!という事が多々あるんですよね。今回もそのパターンでした。(笑)結果的に、瞬間接着剤で簡単に直せたので良かったです。

あと、ネットで調べてもPoketStationの液晶が取れるという情報が無かったので、液晶が取れた時は壊したと思い焦りました。結果、取れるような設計になっていたので一安心。それと、液晶裏にあるスポンジは加水分解している可能性が高いと思います。加水分解が進むとバックペーパーに悪影響を与える可能性があるので、交換した方がいいのかもしれない。( ̄▽ ̄)交換しても損はない

最後に、PoketStationの名前は知ってましたが、使い方はイマイチ分かってません。(笑) 調べてみると、ゲームデータを移す事で、キャラクターの育成やアイテムが貰えるようです。対応しているソフトは、主にPS1みたい。(PS2で対応しているのは数本しかない)

中にはレア機体があるようでようです。気になる方は、『ポケステ211』で検索してみて下さい。

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