前置き
いつからあるか分かりませんが、毎年畑に『ほうき草(コキア)』が生えてきます。しかし去年は、畑のあちらこちらに大量発生! 一応収穫したが、かなり邪魔。( ̄▽ ̄)燃やすのもなんか勿体ない
という事で今回は、箒(ほうき)を自作していきたいと思います。(・ω・)ノ初めて作るよぉ
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ほうき草(コキア)の収穫
去年の秋になりますが、こんな感じで大量のコキアを収穫しました。(まだ違う場所にもある)とりあえず、雪が降る前までこのまま放置して乾燥させます。( ̄д ̄)こんなに大量になるとは・・・
箒(ほうき)の製作開始!
※作業は自己責任でお願いします。また、初めて箒を作るので紐の結び方など投げ遣りです。
乾燥したコキアと捨てる予定だった風呂掃除の道具(壊れたヤツ)を使い、箒を作りたいと思います。ちなみに、祖母が乾燥したコキアを束ねてくれてました。このまま箒として使えますが、カッコ悪いので却下!
箒に使えそうな部分を選別
写真を撮り忘れてしまい下手くそな絵での説明になりすみません。(笑) 乾燥したコキアは真っすぐに見えますが、癖や穂先にまとまりがないものがあるので外します。また、長いもの短いものを分別し穂先を揃えました。
こんな感じで選別!( ´Д`)=3 フゥ ちなみに、選別する際は折れた所やコキアの種が大量に出るので散らかります。ブルーシートの上で作業すると後片付けが楽かも。
選別したコキアを縛る
麻ひもを使い、各長さ『大』『中』『小』のコキアを2ずつ分けて縛りました。
ほどけないように、結び目には木工ボンドを塗布して固めます。
柄の加工
コキアを付けた時に柄が抜けると困るので対策します。柄にドリルで穴をあけて、割いた竹を入れました。この竹をストッパー代わりにします。( ゚Д゚)柄が抜けなければなんでもいい!
柄とコキアを合わせて縛る
コキアを『大』『中』『小』に3つ並べます。そこに柄を入れて、同じく並べたコキアで挟む。
※穂先を切り揃える時に気づきますが、コキアの順番は『大』『小』『中』の方がいいです。
あとは、コキアと柄を一緒に縛る。(/・ω・)/オラァ~、ギュッギュッ!
念の為、2ヶ所縛ったのと、長さがバラバラだった末端も切り揃えました。
抜け止めの竹を曲げる
柄に付けた竹を曲げて抜けないようにします。ヒートガンを使いながら、ペンチで竹を曲げました。竹は熱を加えると繊維が柔らかくなって曲げやすくなり、冷めると形状を維持してくれます。
先端のコキアが広がらないように縛る
力が加わると穂先の方が広がり、バランスが悪くなるのでこちらも縛ります。全体をまとめて縛ると穂先の広がりが小さくなってしまうので、コキアの間を縫うように縛ってみました。広がり過ぎてもダメだし、小さくなると掃く面積が狭くなってしまう。
とりあえず、こんな感じでテキトウに縛ってみました。(笑)
穂先を揃える
仕上げに穂先を揃えます。長い部分の穂先がもったいないですが、短い部分に合わせないと形が変になるのでしょうがない。今思うと、箒の真ん中部分がもっとも短くなるので、『大』『小』『中』の順番でコキアを縛ればよかった・・・。(´・ω・`)再度作り直すのも面倒なのでここまま切っちゃいます
あと、縛った麻ひもの余りをハサミで切ったり、ほどけないように結び目には木工ボンドを塗布。
コキアの箒が完成!
こちらが、畑で収穫したコキアから作った箒になります!(∩´∀`)∩人生初の自作した箒
そして、柄が伸縮可能なのもポイント! 立った状態でも使えるし、短くすれば片手に塵取りをもった状態でも使える。(=゚ω゚)ノ腰を痛めない!
実際に使ってみる(後片付け)
では、コキアで散らかった小屋を自作した箒で掃いてみます!(;^ω^)コキアの種など細かいのがいっぱい
お~、問題なく使える!(。-`ω-)b悪くない でも、箒からコキアの種とか折れた穂先など少し出て来る。なので、ある程度使ってあげないとダメかも。( ̄▽ ̄)室内で使用する箒は種取りなどしっかりやった方がいい
まとめ
初めての箒作りで失敗しないか不安でしたが、何とか形になって良かったです!(・ω・)ノわーい
箒なんて簡単に作れるだろうと思ってましたが、実際作ってみると意外と大変。不揃いなコキアを選別したり、真っすぐなものは無いので癖を考えながら束ねて縛ったりするなど、手間が掛かりました。あと、麻ひもで縛るのが下手くそだった。(;^ω^)ロープワークも覚えないとなぁ
でも、ただ縛っただけの箒より全然良い!(。-`ω-)b世界で1つの箒だぜぃ(個人的感想)
それと、大量のコキアがまだあるので違う形の箒も作ろうと思ってます・・・。次回へ続く?