いろんな素材でチャークロスを作ってみました!(やはり綿が1番かな)

アウトドア、キャンプグッズなど

前置き

前回、廃材から作った火打石セットで焚火をしました。(。-`ω-)b火つきました。
その時に火口(ほくち)として使ったチャークロスを作りたいと思います。でも、ただ作るだけでは面白くないのでいろんな素材を使いチャークロスが出来るのか試してみよう!(=゚ω゚)ノ

前回記事
廃材で火打石セットを作り焚火をしてみました!(火打石セットを自作)

チャークロスの材料を用意

チャークロスの材料は、『綿』が使われているようです。(゚∀゚)へぇ~
しかし、他の材料でもチャークロス(炭化)が出来るものがあるのではないか?という事で、小屋にあったゴミ(材料)をいろいろ持ってきました。(笑)

左から順番に、『藁のロープ』『段ボール』『コットン(綿)』『綿タオル』『麻ひも』『靴下(綿100%ではない)』になります。(コットンはアルコールストーブを作ろうとして失敗したヤツなので焦げてます)
いろんな材料でチャークロスを作ってみた!

チャークロスを作る

※作業は自己責任でお願いします。また、火の取り扱いには注意しましょう!

チャークロスを作るには、お菓子の缶など密閉できる容器を準備します。そしたら、缶の蓋に穴(後で塞げる大きさの穴)を開ければ準備完了!

では、チャークロスの定番『綿タオル(綿100%)』で試しに作ってみます。(・ω・)ノ
綿タオルを缶に入る大きさにカットします。入れすぎると上手く炭化ができないし、時間が掛かるので少なめの方がいいかも!

あとは、焚火にくべて空焚きしていきます!(/・ω・)/ファイヤー
缶の蓋に開けた穴から煙が出なくなるまで待機。

途中、煙に火がついて燃え始めますが焦らず待ちましょう。(煙が出なくなれば炎は消えます)
※逆に火をつけた方が煙が出ないのでいいかも。(臭いが抑えられる)

煙が出なくなったら火から取り出して、蓋の穴を塞ぎ空気を遮断して窒息消化させます。
缶が手で触れる熱さになったら蓋を開けていいと思います。ちなみに、火から取り出してすぐに蓋を開けてしまうと炭化途中の布が燃えてしまうので注意。
 

これで、チャークロスが完成しました。( ゚д゚)ウム
※取り出す時は手で触らずトングなど使い、火がついていないか確認しましょう!

実際に火をつけると、こんな感じで簡単に火がつきます。
※チャークロスが写真のように赤くなっていると、火がついている状態なので取り扱いに注意!

他の材料でチャークロスを作ってみる

上記の方法で、用意した材料を使いチャークロスを作っていきます。(/・ω・)/おりゃ~
※チャークロスへの着火は焚火の炎を使ってます。(火打石からではない)

『藁ロープ』のチャークロス(不向き)

藁は火がつきやすいので炭化させたらもっと火がつきやすくなるのではと思ったので選んでみました!(笑)
結果は、ボロボロになるのでチャークロスには不向き!
藁ロープが材料のチャークロス(炭化させた藁ロープ)

一応、火はつくがこれで着火するのは至難のワザだと思う。(笑)

『段ボール』のチャークロス(不向き)

身近にある材料という事で段ボールを選んでみました。結果は、これもボロボロになるので不向き!

これも火はつくが、耐久性が無いので原型を保ったままの保存は難しい!
段ボールが材料のチャークロス(炭化させた段ボール)

『コットン』のチャークロス(向いてる)

アルコールストーブを作った時に失敗したコットンを入れてます。→アルコールストーブの記事はこちら
完成したのがこちら! ん~、小っちゃくなった?(もっとまとめてやればよかったかも)
コットンが材料のチャークロス(炭化させたコットン)

少しちぎって火をつけてみると、綿タオルと同じで使えそうでした。( ̄д ̄)まぁ、材料が同じだからね。

『麻ひも』のチャークロス(向いてるかも?)

火口(ほくち)としてよく使われる麻ひもを炭化させればもっと火がつけやすくなると思ったので選びました!
ほぐして作ってみたんですが、コットンと同じで小さくなりました。
麻ひもが材料のチャークロス(炭化させた麻ひも)

火をつけてみると、綿と同じ感じで燃えました。チャークロスとして使えそうですが、綿と比べると密度が低いので火がつき難いかな~。織られているものから作れば使えるかも?

『靴下(綿100%でない)』のチャークロス(不向き)

綿100%でないもので作ってみると、どうなるのか試してみました。
すると、缶から出てくる煙がとても臭い!(プラスチックの燃える臭い) これは、近所迷惑になるのでやらない方がいいです。( ;´Д`)体にも環境にも悪い

一応、綿の割合が多かったようでチャークロスはできました。しかし、チャークロスからもプラスチックの悪臭がするので使用しない方がいいです。

結果発表!(個人的ランキング)

1位『綿タオル』、2位『コットン』、3位『麻ひも』がチャークロスに向いていると感じました。

やはり天然由来『綿100%』のものがチャークロスに向いているようです。でも、天然由来でも材質によっては不向きのものがあるみたい。今回試した藁ロープのように!(笑)

逆に化学製品のものは、ボロボロになったり悪臭が出るので不向きだと思います。探せば向いてるものがあるのかな?(原油が原料のものはダメだと思う)

まとめ

いろんな材料でチャークロスを作ってみましたが、向いているものと不向きのものがあり勉強になりました。
やはり綿を使うのが王道で、古着やタオルなどから手に入れやすいのもメリットだと思います。( ゚д゚)ウム

あと、チャークロスを作る時は意外と煙が出るし、焦げる臭いが辺りに広がるので近所迷惑にならないように注意が必要!(洗濯物など近くにあるとニオイが移ります)なので、畑やキャンプ場など迷惑にならない所で作るのがいいと思います。(;^ω^)作るの楽しいけど服や髪がメッチャ臭くなる!(笑)
※缶から煙が出たら火をつけてあげれば煙が消えるので、多少はニオイが抑えられるかもしれません。

最後に動画サイトを見ていたら、有名な『でんじろう先生』が燃やした後のティッシュペーパーやスチールウールを火口(ほくち)にして火をつけていました。(゚∀゚)さすが科学の先生!今度試してみようかな~

麻ひものチャークロスは着火し難いかも

後日、火打石で麻ひものチャークロスに着火させようと試しましたが、上手く着火できませんでした。(自作の火打石なので火花があまり飛ばないのも原因かも)なので、ファイヤースターターなど火花が安定して出るものなら普通に使えると思います。やはり綿が最強なのか?Σ(゚Д゚)

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