廃材でペール缶ストーブを作ってみました!(焼却器兼用)

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前置き

この間、親戚があいさつに来た時に『冬の畑で仕事をする時に暖を取る移動式のストーブがほしいなぁ~』という話を聞きました。小屋を探してみると、ペール缶と外に放置されていたステンレス煙突の廃材があったので試しに作ってみる事にしました。(完成したらあげる予定)
※ストーブの構造、煙突効果など分からない素人が製作するので参考にならない可能性アリ!

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構想を練る

畑で使用するという事なので、持ち運びができるもの。また、燃料に使うのは薪(果樹の剪定したもの)なので大きいものでも入るような投入口。あと、燃焼した灰が捨てやすくメンテナンスが簡単な構造にしたい。

全ての機能を持たせるのは大変だと思いますが、できるだけ近づけてみます。(;^ω^)

製作開始!

製作は自己責任でお願いします。また、火には十分気を付けましょう!

ペール缶の加工

1年前ぐらいにディーラーから頂いたペール缶を使いました。(何か作ろうとして放置してたヤツ)
まず、ペール缶の蓋を赤線で囲ったように切断します。半月の方は、薪の投入口。

ドリルで穴を開け、金バサミで切りました。(あとで内側に折り込むので少し小さめに切ります)

切り終わりました。(;゚∀゚)=3ハァハァ

ペール缶から蓋を外して、内側に折り込みます。(煙突の方は切り込みをたくさん入れて内側に折ります)
蓋はペンチを使い縁のツメを1つ1つ挟んで持ち上げて外しました。

とりあえずこれで蓋の加工完了! 

これで煙突が挿せる穴と、大きな薪も入る投入口がでました。(太さが約5㎝長さ約30㎝の木材)
蓋を戻す時は、ペンチでツメを下げてからハンマーで叩いて元に戻しました。
自作ペール缶ストーブ 薪投入口

薪投入口にカバー(蓋)を付ける

このままだと煙突効果が得られず薪投入口から炎が出てくるかもしれないので、カバーを作ってみました。ステンレスの端材があったので使ったんですが、金バサミで切るのがかなり大変。(´Д`)硬い!

この辺から金バサミで切るのが大変でプラズマカッターを使用。(´_ゝ`)最初から使えばよかった。
吸気口する為の穴を適当に空けてみたんですが上手くいくかな?

あとは、余っていた100均の丁番を使いリベットで固定して完成です。
 

煙突の加工

煙突は持ち運びしやすいようにペール缶の取っ手に干渉しない位置で切断しました。

ペール缶の内部に入る煙突2ヶ所を切り取ります。これで、2ヶ所から煙突効果で引っ張られると思うんですが・・・。(`・ω・´)成功するか分からない!(煙突は固定せず取り外しができるようにします)

あと、挿してある煙突では長さが足りないのでペール缶内部に収納できる長さの煙突を切り出しました。

自作ペール缶ストーブ完成!

組み立てるとこんな感じです。果たして薪が上手く燃えるのか? (∩´∀`)∩ワクワク

燃焼テスト(火入れ)

早速、要らなくなった木材を燃やしてみます。燃やす用の薪は持ってないので木材の端材で勘弁!<(_ _)>
※取っ手にあったプラスチックは外してます。

いざ、ガスバーナーで着火! (/・ω・)/そぉい
ある程度火がついたら、薪投入口を閉めます。(火をつけてすぐに閉めたら上手く燃焼しませんでした)

~10分後。
本燃焼が始まり煙突から炎がでました。薪投入口にある穴からゴォォォーと音を立てて空気を吸ってます!
自作ペール缶ストーブ

中を見てみると、煙突の2ヶ所の切り取った部分に火が吸い込まれているので煙突効果による上昇気流が発生しているようです。あと、薪投入口を開けていてもそんなに炎は出て来ませんでした。無くても良かったのかも・・・まぁ、とりあえず上手くいったみたいです!(。-`ω-)b

試しに煙突を短くしてみたら火が消えそうになり、再度煙突をつけたら燃焼が元に戻りました。やはり煙突の長さは重要ですね。( ゚д゚)ウム
 

燃焼後の中身は炭がほとんどないので、一応上手く燃焼できているみたいです。火が消えたらペール缶を逆さまにすると、簡単に畑に灰が捨てれます。(ちゃんと消火を確認してから捨てる)

まとめ

初めてペール缶ストーブを作ってみましたが、なんとか完成しました。(・ω・)ノ
最初は穴を空ければ簡単に作れるだろうと思っていたんですが、いざ作ってみると煙突効果を得る為の煙突の長さや、吸気する為の穴の大きさなど考えさせられました。まぁ、計算とかせずなんとなくイケるだろうという感覚で作ったんですけどね。(笑)

しかし、実際に使ってみたら改善が必要な部分がありました。(´Д`)
それは、最初の火を付ける時に中々燃えない事です。今回作ったペール缶ストーブの構造だと、吸気する穴が上部にしかないので、ペール缶の下部では空気が足りず途中で火が消えてしまいました。(燃えやすいものを入れて勢いよく火を付ければペール缶が温まり煙突効果で吸気が始まり燃焼できます)
なので、今度このペール缶ストーブを改造したいと思います。(=゚ω゚)ノ

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