前置き
前回はN64コントローラーの分解と各パーツの清掃をしました。
全体がキレイになった所で、今回はスティックの傾きを直したいと思います。
↓前回記事
ジャンク品のN64コントローラー修理! ~分解清掃編~
スティックの状態
前回ステック部品の中身をキレイに洗浄しましたが、傾きは直りませんでした。(´・ω・`)
どうやら矢印で指した部分が擦れて摩耗しているみたいです。
下手な絵ですが、こんな感じの状態です。
スティックと土台の中心が擦れて段々と擦り減っていく。
そして、減った中心が浮いてる状態にになり傾いてしまっているんだと思います。
修理開始!
※作業は自己責任でお願いします。
修理方法
ネットで調べてみると、擦り減った土台の中心をエポキシパテなどで埋めていました。
つまり、擦り減った部分を埋めればいい!(゚∀゚)
なので私は、硬化時間は早いUVレジン(100均のヤツ)で埋める事にしました。
完成イメージ
擦り減った部分を埋める
土台の方を紙ヤスリでキズを付けてから、UVレジン(ハードタイプ)で埋めていきます!
※レジンの耐久力性、耐摩耗性がどれほどあるか分からないので注意!
写真ではレジンを綿棒で広げていますが、中心にレジンをチョン付けした方が楽でした。
(完成イメージの絵みたいに中心だけにレジンを盛る感じ)
レジンを盛ったら自作のブラックライトで硬化させます!→自作ライトが気になる方はこちら
紙ヤスリ掛けをして仕上げる
レジンが硬化したので紙ヤスリで調整します!
番手を何種類か用意しましたが、600番ぐらいで削りました。
少し削ったら、仮組してスティックの状態を確認していきます。
これを繰り返して、最終的にスティック操作がスムーズになるように仕上げました。
レジンの段差があると、このようにスティックが傾いたまま戻らなくなります。
修理完了!
こんな感じに仕上がりました。(まだ仮組状態です)
あとは、摩耗を少しでも抑える為シリコンスプレーを塗布。
傾いたスティックの修理完了!
スティックを倒してもちゃんと中心に戻ってきます。 いい感じ!(。-`ω-)b
次回、外装をスプレーで塗装
問題だったスティックの修理が終わりました。あとは組み立てるだけと思っていましたが・・・。
↓これを見て下さい。
外装の下パーツが黄ばんでいて、なんか汚い感じがする。(;´Д`)
なので次回は、これをラッカースプレーで塗装したいと思います。
それが終わればN64のコントローラー修理は全て完了!