スーファミ用『HORI Fighting stick(HSJ-12)』のレストア完了!(塗装編)

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前置き

前回、中古で買った錆が酷いアケコン『HORI Fighting stick』を分解しました! 今回は、各パーツの清掃と外装パーツをの塗装をして、レストア完了させたいと思います。(`・ω・´)いくぜぇ~

前回記事
スーファミ用『HORI Fighting stick(HSJ-12)』のレストア!(分解編)

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各パーツ清掃

外装の塗装は時間が掛かるので、先に各パーツの清掃をします。

スティックの清掃

スティックを固定するステーを外したら、根本が錆びてる! 写真を撮り忘れましたが、無水エタノールで拭いたらある程度キレイにはできました。(;^ω^)飲み物でもこぼしたのかな?

ステーの方にも錆があったので、こちらだけ錆び転換剤を塗布しておきます。

ちなみに、スティックのスイッチは何を使っているのか調べたら、『Matsushita』の表記だったので松下電器製なのかな?。(現在は松下電器はなくてPanasonicなってます)

連射スイッチの清掃

連射スイッチ基板がネジ6ヶ所で固定されているので外します。すると、基板がめっちゃホコリまみれでビックリ!Σ(゚Д゚)どこからゴミが入るの?

スイッチの方も1つ1つ外してキレイにしていきます。金属のツメ部分は簡単に曲がるので注意! ちなみに、基板にキズが付いているので、金属のツメ(フォークみたいな部分)が基板の接点(黒い部分)にスライドして接触する仕組みらしい。(´・ω・)あまりスライドし過ぎると接点が無くなるかも・・・。

基板は無水エタノール、スイッチは金属のツメと導電性ゴムだけ無水エタノールで他はウェットティッシュでキレイにしました!(´▽`)
『HORI Fighting stick(HSJ-12)』 連射スイッチ基板清掃

外装上パーツの錆び処理

外装上パーツの表面は塗装されてるが、端の部分が無塗装で錆びてるので転換剤を塗っておきます。(表にはみ出さないようにマスキングしておくと楽です)

錆びのある外装下パーツの塗装

※作業は自己責任でお願いします。また、素人塗装なので間違えている可能性があり!

プラスチックの足とシールを外す

プラスチックの足が4ヶ所あるので外していきます。足は2つのパーツで構成されていて、真ん中をドライバーなどで押すと外せます。車の外装パーツを固定するリベットみたいな感じ!

4ヶ所の足が外し終わりました。次はヒートガンを使い温めながらシールを剥がしていきます。

シールがくるくるになりましたが、キレイに剥がせました。

塗装と錆びを落とす

下地を作る為、塗装と錆びをサンドペーパーで落としていきます。(/・ω・)/ゴシゴシ(#400番くらいのペーパーを使った気がする)

~約30分後。塗装と錆びがある程度落とせました。(;´д`)ゼェゼェ

しかし、本命の両サイドがまだ残ってる・・・。_(:3」∠)_チーン

~約1時間後。手では大変だったので、ディスクグラインダーにカップワイヤーを付けて剥がしました。最初からこうしてればよかったなぁ。(´Д`)腕が痛い

結果、こんな感じで下地ができました。少しでも錆が残っていると塗装が浮いて来るので、残さないようにします。(=゚ω゚)ノ錆びはキレイに落ちました~
スーファミ用『HORI Fighting stick(HSJ-12)』外装パーツの錆び落とし(塗装前の下地作り)

耐熱ペイントで塗装

塗装をする前に、パーツクリーナーで汚れ落としと脱脂をします。(/・ω・)/プシュー

塗料は何にするか迷った結果、耐熱ペイント(艶消しブラック)にする事にしました。選んだ理由は、小屋にあったスプレー缶でブラックがこれしかなかったのと、耐久性がありそうなのでこれを採用!(笑)

針金をS字に加工してネジ穴に通し、はしごに釣り下げて塗装しました。

次の日、塗装したパーツの下に石油ストーブを持って来て塗料を加熱硬化させます。熱が当たる面積が広い方がいいと思ったので、釣り下げ方を変えました。(火気の取り扱いには注意)
スーファミ用『HORI Fighting stick(HSJ-12)』外装パーツを耐熱塗装

~約1時間後、放射温度計で測ってみると100℃ほど出てたのでこのまま数時間放置!(缶の説明には200℃で2時間加熱が目安なので、4時間以上加熱します)

約5時間ほど加熱させて塗料を硬化させました。(。-`ω-)b中々いいんじゃない!

内側はムラやゴミが付いてしまいましたが、見えない所なのでこのままで。(゚∀゚)気にしなぁ~い!

丸頭ボルトとネジの塗装

スティックを固定する丸頭ボルトは錆び転換剤だけで良いかと思ったんですが、見た目が悪い。なので、見える部分のボルトやネジも塗装する事にしました。( ̄д ̄)表面がゴツゴツしてカッコ悪い!

丸頭ボルトは、ドリルチャックを使って回転させながらペーパーに当てると簡単にキレイにできました。

ミッチャクロンと100均の艶消しブラックとホームセンターのラッカークリアで塗装。

スティックを固定するステーのボルト穴を拡張

スティックを固定するボルトが1ヶ所だけ浮いている原因を調べました。(写真左側の丸頭ボルトが浮いてる)

すると、ステーのボルト穴が1ヶ所小さい!(´・ω・)コレって製造工程のミスじゃね?

他の3ヶ所はドリルが通るのに、この1ヶ所だけドリルが通らない。なので、穴を拡張しておきます!

『Fighting stick』のレストア完了!

組み立てをして、最後にウェットティッシュで全体をキレイに拭きました。(/・ω・)/フキフキ

こちらがレストア完了した『HORI Fighting stick』になります!(=゚ω゚)ノ
スーファミ用『HORI Fighting stick(HSJ-12)』のレストア完了

両サイドにあった錆びも無くなりました。あと、スティックを固定する丸頭ボルトが浮いてません!
 

底面もキレイになったと思います。ちなみに、どうせキズ付くと思ったので塗装の耐久を調べる為にツメで引っ掻いてみました。(写真右側のキズ)結果キズは出来ましたが、塗装は剥がれず母材の金属までいかないので強度はあると思います。(`・ω・´)キズが出来たので乱暴に扱えるぞぉ!(笑)

それと、元々貼られていたシールを紛失してしまい現在も捜索中です。( ̄д ̄)どこにやったんだろう?
スーファミ用『HORI Fighting stick(HSJ-12)』 耐熱塗装完了!(錆びが無くなりました)

動作確認も問題なし!(;^ω^)いつもの如く波動拳コマンドしか知らないんだよねぇ~

まとめ

『HORI Fighting stick』のレストアが無事完了しました!(;^ω^)素人なので色々と大変だった~

分解はとても簡単だったんですが、耐熱塗装がやはり大変でした。ペール缶ストーブの時は火を焚けば勝手に熱硬化してくれたので楽だったんですが、石油ストーブで加熱したので場所によって温度が変わったり説明の目安温度200℃以上が出なかったので焦りました。結果的に、加熱時間を長くしたので無事硬化できたようです。

あと、自分が購入した『HORI Fighting stick』がたまたま錆びてい状態だったのか不思議に思ったので、フリマやオークションサイトで画像を調べた結果、ほとんどが錆びてました。(笑) 塗料が劣化しやすいのか、それとも鉄板が錆びやすいのか?(『Fighting stick HSJ-12』で検索すると同じのもが出てきます)

『HORI Fighting stick(HSJ-12)』は錆びやすいのと外装が鉄板なので重いという欠点はありますが、逆に重いのでテーブルに置いて使うと安定するのとプラスチック製品のように割れないので頑丈です。なので、プロゲーマーのように持ち運びや膝の上で使わないのであればとてもいいアケコンだと思います。(個人的感想&意見になります!)

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