前置き
昨年の年末にネット通販で連日セールを行ってました。最初は特に買うものはないなぁ~と思っていましたが、そういえば調理で使う温度計があると便利だなと思い出し親父へ要望。(親父が会員になっている為)
セール対象の温度計から厳選した結果、2本の温度計が残りました。最終的にどちらでもよかったので、親父に好きな方を購入してと頼んだら、勘違いしたらしく2本購入したようです。(笑)
という事で、日本メーカーの温度計とレビュー評価が高い温度計の2本を比較してみました。(・ω・)ノいぇい
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セールで購入した温度計(調理用)
こちらがセール品で購入した温度計2本になります。左側が日本のメーカー『TANITA(タニタ)』の温度計。右側が『ThermPro(サームプロ)』というメーカーの温度計になります。聞いた事ないメーカーだったので調べてみるとThermProは北米に拠点があるメーカーらしい。
ちなみに、温度計の製造は両方とも中国になってます。Σ(゚Д゚)タニタは日本製だと思っていたぜ!
TANITAの温度計『TT-583』
まずは、TANITAの温度計を開封してきます! こちらは、セール品で¥1,000円ぐらいで購入。
性能を軽く説明すると、測定温度は-50℃~240℃まで対応(精度は0~100℃で±1℃)。また、防水機能(防水性能IPX2)と、オートパワーOFF(10分間操作を行わず45℃以下で温度変化が3度未満の場合)があります。
商品の評価を見ると特に悪い部分はなさそうでしたが、『計測が遅い』や『温度計のバランスが悪い』などの意見がありました。これに関しては実際に使って調べたいと思います!
温度計の電池はボタン電池CR2032を1個使用。電池の蓋を開けるのにコインやマイナスドライバーが必要ですが、その代わりに防水性能IPX2があります!(=゚ω゚)ノこれはイイ
さっそく電源ON! モニターの欠けやスイッチ不良など特に問題なし。( ゚д゚)ウム
ThermProの温度計『TP-516』
次にThermProの温度計を開封。お値段は、¥900円ぐらいだったと思います。
測定温度は-50℃~300℃まで対応(精度は0~100℃で±1℃)。こちらも、オートタイマー(10分間操作しないと電源が自動で切れる)があります。残念ながら防水機能が無いので注意!
商品の評価は特に悪い部分が無さそうでしたが、『水没させると壊れる』や『電源が入らない(壊れやすい)』などの意見がありました。こちらも実際に使って調べたいと思います!
電池はボタン電池SR44を1個を使用。電池をセットする部分やカバーが防水対策されていないので、浸水させないように注意が必要です。
こちらも電源ON! ん、数値は76.3だと・・・。Σ(゚Д゚)初期不良化?
どうやらこちらの温度計は『華氏(℉)』と『摂氏(℃)』の表記が出来るようです。私は摂氏の方が分かりやすいので、電源の下にあるスイッチで切り替えました。そうだったのか、だったら問題なし!( ゚д゚)ウム
温度計を比較してみる
左がTANITAで、右がThermProの温度計になります。TANITAは縦置きにするとモニタが見やすく、ThermProは横向きで使うとモニタが見やすい。(=゚ω゚)ノまぁ、個人的に数値さえ見えればどっちでもいいかな!
温度計先端の形状は、TANITAの方が太くてThermProは細くなってます。お肉に挿して中心温度を測る場合は、先端が細い方が使いやすそう。( ̄д ̄)あとで試してみるか!
他には、鍋の蒸気で測りづらい時に各温度計のケースを使うと温度計を吊るす事が出来ます。でも、こんな風に使う時があるのだろうか・・・。(・ω・)ノケースも使い道があるという事ですな!
ちなみに、TANITAの温度計ケースにはマグネットが付いてます。なので、キッチンの壁(マグネット対応のパネル)や冷蔵庫に付ける事ができる。ThermProはマグネットが付いてません。
両方の温度計でぬるま湯を計測してみる
では、2本の温度計でぬるま湯を計測してみます。(・ω・)ノまずは低い温度から計測してみる!
両方の温度計を同時に電源ON!(/・ω・)/ポチっとな 結果は・・・、互角でした。もしかしたら、同時に電源を入れるのに苦戦して温度計をぬるま湯に浸けていたから計測するのが早かったのかも?
沸騰したお湯を計測(実際に料理で使ってみる)
次は沸騰したお湯を計測してみます。ついでに鶏肉(むね肉)でサラダチキンを作ってみよっと。(笑)
※鶏むね肉はブライン液に1時間ほど浸けて置いたもの。ブライン液は簡単に作れるので各自で調べてね!
両方の温度計で計測してみると、お湯の温度は97℃でした。でも、計測速度に違いがありThermProは計測開始してから約8秒。タニタは、なんと約16秒掛かりました。(温度計が97℃で安定するまでの時間)
下の画像(GIF)を見ると、ThermProが97℃の時にTANITAは89℃。ん~、TANITAの温度計は温度差があると計測が遅いようです。
温度計の比較が出来たので、鍋に鶏むね肉を袋ごと投入!( ̄▽ ̄)美味しくな~れ~
※鍋底でポリ袋が溶けないように脚の短い蒸し器(100均のヤツ)をセットしてます。
約40分後。途中鍋の温度が下がったので様子を見ながら加熱し、鶏むね肉の中心温度を72℃にしました。ここから、70℃を3分間保持させれば食中毒の対策OK!
両方の温度計を挿して計測してみましたが、ThermProの方が先端が細いので挿しやすかったです。挿した部分にできる穴は、ほぼ同じ大きさでした。ちょっとだけTANITAの方が大きいかなぁって感じ?
粗熱を取った後に鶏むね肉を袋から取り出して切り分けました。初めて作ったサラダチキンなので、上手く出来たのか・・・いざ実食!(´~`)モグモグ
ん~、普通に美味いですね!(=゚ω゚)ノ 鶏むね肉パサつきもなく塩加減もいい感じでしたぁ
でも、思ったよりジューシーさ(肉汁が溢れる感じ)が無かったので、中心温度63℃で30分加熱調理すればいいのかもしれません。時間が掛かるのでしませんけど!(笑)
まとめ
各温度計を使ってみましたが、計測速度に違いがあったものの両方とも問題なく使えたし値段も安くコスパがいいと思いました。(・ω・)ノやはり調理用の温度計があると便利!
唐揚げとか作った時に、お肉の中が赤い事があって大丈夫なのか不安でしたが、今は温度計を買ったおかげで内部の温度が分かるようになり安心して食べらます。(/・ω・)/温度が低いヤツは2度上げじゃい!
その他にも、大体の部屋の温度も測れるので調理以外にも使えるのも便利だと思いました。(室内の温度を正確に測る場合は室内温度計を買った方がいいです)
ちなみに、個人的に使いやすかったのは・・・ThermProの方かなぁ。やはり計測速度が速いと計測中の待ち時間が短いので手間にならない。
しかし、温度計を使用した後は洗わなければいけない。温度計全体を濡らす事ができないとなると、結構洗いづらいんですよねぇ。そうなると、TANITAの方は防水機能があるので軍配が上がります!(笑)
つまり、計測速度が速く防水機能付きの温度計がおすすめ! 調べてみると、TANITAだとワンランク上のモデルがあるので、買うならそっちの方がいいかもしれません。使った事ないから分からないけど・・・。
最後に食中毒を起こさないように注意しましょう! お肉の種類によって中心温度と調理時間が変わってくるので、よく調べた方がいいと思いました。( ゚Д゚)低温調理って大変なんだなぁ