前置き
リサイクルショップでPS2(SCPH-30000)を買っちゃいました! しかし、ドライブユニットのトレイが開閉できないジャンク品で、全体的に汚い状態。(;^ω^)安かったので衝動買いしちゃったんですよねぇ
という事で、前回と同じように分解清掃するのと、ドライブユニットの修理をしてみたいと思います!(前回はPS2 SCPH-39000 だったので、今回購入したPS2は前の型番になります)
前回記事
ホコリまみれ!¥1,290円のPS2(SCPH-39000)を分解清掃してみた。
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PS2(SCPH-3000)の状態確認!
ちなみに購入したお値段は・・・なんと\680円でした。前回購入したPS2はお値段が¥1,290円だったので、約半額の値段になっている!(゚∀゚)これは買うしかねぇ
でも、全体的に汚くて状態が悪い。まず、天面に劣化したシールがドーン!
そして、前面にホコリが大量についてます。( ̄▽ ̄)冷却効率下がっていそう
冷却ファンも汚いですねぇ~。でも、タバコのヤニが付いてないので前回よりマシかなぁ。
HDDを入れる部分は、ダストボックスになってます。(笑)
お店の方、プリクラぐらい剥がしてあげて!(。´・ω・)?今の若者はプリクラ撮るのかなぁ
PS2の分解開始!
※作業は自己責任でお願いします。素人が分解しておりますので手順がバラバラです。
ケースを外す
底にあるネジ8ヶ所を外します。ネジ長さが違うので注意!
封印シールが貼ったままなので、前の持ち主は、中身を空けてないみたいです。PS2のメーカー修理は終了したので、躊躇なく剥がしていきます。
やってはいけない事をやっている気がしてテンションが上がります。(/・ω・)/ペリペリ~
それでは、ケース(上側)をオープン!(=゚ω゚)ノパカっとな 起動スイッチとトレイ開閉スイッチの配線があるので、ゆっくり開けましょう。
ケースからスイッチを外しました。この時点で、ホコリが凄いです。あと、前回のSCPH-39000とヒートシンクの形状が違いますね。
ファンと電源スイッチのネジを外します。
コントローラーとメモリーカードのスロットをネジを外します。
ひっくり返しにして、ケース(下側)を外しました。(;´д`)ホコリが凄い!
電源基板を外す
基板の角にあるネジ4ヶ所を外します。
あとは、電源基板をまっすぐ引き上げると外れます。(4ピンのコネクタに繋がっている)ACケーブルのコネクタは先に外していた方がいいかも。
これで、電源基板が外せました。
起動スイッチケーブルと冷却ファンを外す
電源基板を外すと、起動スイッチとトレイ開閉スイッチのコネクタが見えるようになりました。
スイッチのフレキシブルケーブルを抜きます。青い部分を持って引っ張ると抜ける。
これで、起動スイッチとトレイ開閉スイッチが外れました。
次に、冷却ファンを外します。電源基板の下に敷いてあったプラスチックを外すと、冷却ファンのコネクタがあります。( ゚Д゚)今回はプラスチックが黄ばんでない
コネクタは小さいので、壊さないように注意しましょう!(マイナスドライバーやピンセットなど使用した方がいいかもしれません)
これで、冷却ファンが外せました。
コントローラー差し込み口、ドライブユニット、メイン基板を外す
次にメイン基板についている金属プレートのネジを外します。
外れないと思ったら、裏から1本ネジが止まっていた。(;´∀`)外し忘れかな?
これで、金属プレートを外せました。( ゚Д゚)段々スッキリしてきたぞ!
やっとメイン基板とご対面。あとは、見える部分のコネクタを外していきます。
まずは、コントローラー差し込み口の部品。コネクタは茶色い部分を上に持ち上げてから外します。
はい、コントローラー&メモリーカードの差し込み口が外れました。
次に、ドライブユニットのコネクタを全て外します。
茶色のフレキシブルケーブルは、コネクタのグレー部分を持ち上げないと外れないので注意!
あとは、メイン基板を持ち上げるとドライブが外れました。
金属プレートも外して基板オンリー。( ̄д ̄)このまま使っていたらホコリでショートしてたかも!
PS2の分解完了!
なんとか分解できました。前回より早く分解できた気がスマス!しかし、ホコリで汚いですなぁ。こんだけホコリが取れるなら、空気清浄機として使えるのでは!(笑)
ドライブユニットの内部清掃
ドライブユニット内部もホコリが入っていると思うので清掃していきます。ネジは4ヶ所かな?
パカ!・・・Σ(゚Д゚)はっ なんと、ドラゴンクエストⅦのDISC1が入ってました。しかし、DIDC2がないとストーリが詰む。( ̄▽ ̄)いらねぇ~(ちなみに、完品が中古\100円で売ってます)
はい、キレイに掃除しました。
ボタン電池の交換(CMOSバッテリー)
SCPH-30000だと、基板ではなくドライブの脇にボタン電池がついてました。こちらはソケットタイプなので、簡単に交換できますね。(゚∀゚)
前回のSCPH-3900は基板にコネクタ接続だったので、ボタン電池に配線をスポット溶接する必要があるから面倒。まぁ、私はボタン電池と配線を絶縁テープでぐるぐる巻きにして、無理やり付けましたけど!(笑)
ボタン電池は前回と同じく100均で購入。Sony製品に三菱のボタン電池をぶち込む!
残りのパーツも清掃
ドライヤーを使いシールを剥がしましたが、のりがキレイに取れませんでした。なので、洗えるパーツは洗浄していきます!(プリクラは簡単に剥がせた)
ケースはプラスチックなので洗剤を付けて洗っていきます。(/・ω・)/ゴシゴシ~
洗浄できないパーツは、水拭きでキレイにしました。(基板や金属の部分は無水エタノールを使用)
仮組、動作チェック
ケースをつける前に、仮組で動作チェックしました。
起動は問題なく出来ました。( ´Д`)=3 フゥ しかし、ドライブユニットの動作を確認すると、やはりトレイが開閉できない。(;´∀`)キレイにしただけじゃ直らないよね~
ドライブ開かない時の対処方法
※磁石の磁気が強かった場合の対処方なので、それ以外の故障の場合は直らないと思います。
ネットで調べてみると、どうやらドライブの上部についている磁石の磁気が強くなってドライブが開かなくなるらしい。たしかにドライブを分解した時、磁気が強かった気がしました。なので、対処法として厚紙を挟んであげるといいみたい。Σ(゚Д゚)それだけ!
この真ん中にあるのが問題の磁石。ネジを外してドライブ内側から外す事ができます。
厚紙ならなんでも良さそうなので、お菓子の化粧箱から切って作りました。(写真の左のヤツ) あとは、厚紙を下にして磁石を入れて元に戻します。段ボールなど厚みがあるものは、磁石が入らなくなる。
では、再度動作チェック!こんなんで直るわけ・・・直った。( ゚Д゚)マジでぇ~
PS2の分解清掃とドライブユニット修理が完了!
こんな感じで、キレイになりました!(∩´∀`)∩わーい
詰まっていたホコリもキレイさっぱり!
洗剤で洗ったので、いいニオイがする!( *´艸`)空気清浄もしてくれるなんちゃって~
冷却ファンのホコリも取ったので、冷却効率が上がったはず!
ダストボックス状態だった内部も、ホコリ1つ無し。( ゚д゚)ウム
まとめ
ジャンク品で購入したPS2(SCPH-30000)でしたが、本体もキレイになったしドライブの開閉もできるようになりました。後にゲームができるか確認したら、問題なくプレイ可能! (。-`ω-)bやったぜ。
今回はケースに付いたホコリやシールをキレイにするのが大変だと思ったので、洗えるパーツは洗浄する事にしました。結果、簡単にキレイに出来るので楽。前回は水拭きしていたんですが、タバコのヤニが落ちなかったり汚れが伸びたりでかなり苦労したのを思えてます。なので、洗えるパーツは洗浄した方が早い!
あと、ドライブの中にゲームソフトが入っていて驚きました。もしかしたら、高額ソフトが入っているジャンク品があるかもですな。(゚∀゚)トレジャー