前置き
前回、Nintendoのゲーム機を分解する為に特殊ネジ(LHネジ)のドライバーを自作しました。
スーパーファミコン、N64、ゲームキューブなどの分解にとても役立ってます!
しかし、N64のカセット(ゲームソフト)を分解して中身を見てみようとしたら・・・
ネジの大きさ違うんですけど~。(;゚Д゚)合わない!
という事で今回は、カセット(ゲームソフト)特殊ネジ用のドライバーを自作します!
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任天堂ゲームの特殊ネジ(LHネジ)を外すドライバーを作りました!
製作開始!
※作業は自己責任でお願いします。また、前回と同じ作り方なので詳細は割愛します。
材料
材料は前回と同様、マイナスドライバーを使います。
ただ、今回は小さいネジなのでドライバーも小さいものを用意!
小屋に転がっていたものですが大丈夫みたい。ドライバー君、には生まれ変わってもらおう!(・ω・)ノ
特殊ネジの寸法
ネジの規格が分からないので、実際に測って探してみます。
ネジが入ってる穴が約6㎜以下で、ネジ頭部径が約4㎜ほど。
調べてみると、ラインヘッド番号『LH-2』の規格だと思います。
ネジ頭部径4.5㎜、工具穴径2.674㎜、頭部高さ1.1㎜。
でも、こんな精密な加工できないので±1㎜ぐらいで作りたいと思います。(゚∀゚)
あと今回は、ノギスは使いません!使うのが面倒なので。(;^ω^)
なので、スケール(物差し)を使い測定しながら作ってみます。
マイナスとライバーの先端を加工
先端が丸まっているのと幅が一定ではないので、平らに加工します。
ガスバーナーで炙る! (/・ω・)/ファイヤー
叩いて広げる。 カ~ン、カ~ン!
金やすりで整える。 ギコ、ギコ。
先端を約5㎜幅に加工しました。
マイナスドライバーをヤスリで削る
前回と同じ方法で削っていきます。
使ってるヤスリは、100均のダイヤモンドヤスリです。 (^o^)/100均サイコー
削っては測りを繰り返して、自分の許せる寸法までひたすら削る!
完成!
外側の幅が約4.5㎜、内側の幅が約3㎜以下。
厚さは先端が約0.5㎜で、途中から約1㎜になりました。(先端も1㎜でいいかも)
あと、柄が汚かったので紙やすりで削りました。ちょっとはキレイになったかな?
実際に使ってN64のカセットを分解してみる!
では、使ってみます。(=゚ω゚)ノ
ネジのくぼみに合わせて入れ回す!
クルクル、ポン!外せた~。 (∩´∀`)∩やったー
これで、N64のカセットを分解できます。 電池交換の時に便利!(^ω^)
ちなみに、スーパーファミコンのカセットも同じネジなので分解できます。
※自作なので、ネジがなめる(つぶれる)可能性があるので注意!
まとめ
失敗せずにNintendoロムカセットの特殊ネジドライバーを作る事ができました。(。-`ω-)b
前回より作るのが楽だったかも? まぁ、一度作ったからかな。(笑)
あと、ノギスなどで測らなくてもスケール(物差し)の精度でも大丈夫でした。
なので、精密に測定する工具は必要なし。持ってなくてもOK。
てか普段生活していて、ノギスとか使わないよね。(´・ω・`)
補足 前回の自作ドライバーと比較
上がゲーム機用のドライバーで、下がロムカセット用のドライバーです。
先端を比べてみると、大きさの違いが分かりやすい!