前置き
1年ほど前に、干し柿用としてもらった渋柿(結構熟してたヤツ)から柿渋を作れるか実験してました。先に結果を発表すると・・・失敗かな~。最初は上手くいきそうだったんですがカビが生えたり固まったりで、柿渋ではないモノになりました。という事で、変化のまとめになります。(・ω・)ノ
前回記事
成熟した渋柿(干し柿用でもらった柿)から柿渋が作れるのか実験!(継続中)
時間経過
※写真にはカビなどの汚い部分が写っているので注意! また、柿渋について素人が安易に調べた内容になっているので、説明が間違えている可能性があります。
瓶に入れてから約2ヶ月後の状態(2021年1月)
瓶に入れて約2ヶ月放置したら、さっそくカビが生えてました! (´Д`)寒かったのにカビ生えるんだ
ネットで調べると、柿渋作りでカビが発生場合はカビの部分を取り除けば問題ないみたい。という事で、カビを取り除きました。(/・ω・)/そぉいいいい!
空気と触れている部分だけカビが発生しているようで、おたまで簡単に取る事ができました。空気に触れてない部分は変化してなさそう。ニオイは無臭で発酵はしてないみたい!
瓶に入れてから約5ヶ月後の状態(2021年4月)
再びカビが生えてました! 春になり温度も上がったのでカビが生えやすくなったのかな?( ̄д ̄)
カビは前回と同じで簡単に取り除く事ができました。それで残った液体を見てみると、ちょっと黒くなったような感じがします。ちなみにニオイは無臭。( ̄ー ̄)発酵しているのか?それても腐っているのか?
瓶に入れてから約9ヶ月後の状態(2021月8月)
季節は夏になり気温がぐんと上がりました。皆さんが思った通り、カビ生えてます!(゚∀゚)ここまでカビが生えていると芸術作品みたいで(笑)
これも前回、前々回と同じでカビの部分だけ簡単に取り除く事が出来ました。( ̄▽ ̄)意外とおもろい!
残った液体を見ると、前回よりも色が黒くなってます。しかし、ニオイは無臭で発酵しているのか?それとも腐敗しているのか?全く分からない。(´・ω・`)これは柿渋なのか?
瓶に入れてから約1年後の状態(2021年11月)
瓶に入れてから約1年が経ちました。相変わらずカビが発生していたので取り除いてみると、状態がおかしい!
掬ってみると、ゼリーのようになってる!Σ(゚Д゚) 調べてみると、柿渋でもゲル化するらしい。(柿のペクチンという成分が固まる原因みたい)
柿渋の場合は水を入れて対処するみたいですが、水を入れた方がいいのか・・・。とりあえず、このまま様子を見てみようと思います。あと、全くニオイがしないので発酵してない、または出来ていないと思われます。柿渋は臭いはずなんですが?( ̄▽ ̄)なんかゼリーみたいで食えそう
瓶に入れてから約1年と3ヶ月の状態(2022年2月)
また冬シーズンになりました。 久々に中身を見てみたいと思います!
全体的に固まっているのと、空気に触れる部分は相変わらずカビが生えている。そして、ニオイも無臭なので柿渋にはなっていないみたい。(;^ω^)この塊を水に溶かして濾しせば柿渋になるかなぁ?
一応、カビは取り除きました。ここで、柿タンニンがあるのか気になったので錆びたドライバーで突いてみる事に!(/・ω・)/つんつん
後日、ドライバーを見てみると入れた部分だけ真っ黒に変化しました。という事は、タンニンは入っているみたい。(´・ω・)ん~、錆び止めになるかも?
失敗した原因?
まぁ、熟した柿を使ったのが原因だと思います。(;´∀`)ですよねぇ~
『柿渋の作り方』で検索すると青柿を使った作り方しか載ってないので、やはり青柿を使わないと柿渋は作れないのかも・・・。重要な柿タンニンの成分も、渋柿の青柿と熟した柿では含まれている量が倍ほど違うみたい。
それと、熟成するとニオイが臭くなるのが全くニオイがしなかったのもおかしい。熟成していたから発酵しなかったのか、他に原因があったのか?
まとめ
実験結果、熟した渋柿から柿渋は作れませんでした!( ̄▽ ̄)無知な素人が作ったから失敗した可能性アリ
最初は『渋柿を絞って瓶に保存しとけば簡単に作れるだろう』と思っていましたが、カビは生えるし固まるしで上手く出来ませんでした。ネットで柿渋について調べると、柿タンニンが多く含まれている夏シーズンの柿を使ったり、水を加える場合は水道水ではなく湧き水を使うなど意外と奥が深い。また、柿タンニンは防虫効果と防腐効果があるが防水効果はなく、柿渋が熟成する時の糖分が発酵する事によって防水効果が生まれるというのも勉強になりました。( ̄д ̄)柿タンニンだけではだめなんですなぁ
あと、固まった柿のエキスは残してますが実験を続行するか分かりません。カビが酷くなったり、新しい事で瓶を使いたくなったら畑の肥やしになってもらいます。m(__)mすみません