スプレー缶でアルコールストーブ作ってみた。part3

アウトドア、キャンプグッズなど

前置き

前回の出来栄えに納得いっていないので、また作ってみようと思います。
どんだけ空き缶あるんだ!(笑)
改良する点は、仕切りと横穴(サイドバーナー)を小さくする所です。
では、作っていこう!

↓前回記事
スプレー缶でアルコールストーブ作ってみた。part2

製作開始!

※自己責任で作業してください。火や怪我に注意しましょう!
 作り方は前回と同じなので、省略していきます。

仕切りの製作

スプレー缶を切って、組み立て前まで加工しました。
あとは、中に入れる仕切りを作ります。

下パーツの凹みを測ります。
本当はちゃんと測ればいいんですけど・・・面倒でね!(´_ゝ`)
おおよそ、12㎜くらいかな。(斜めを考慮して)
ちゃんと測りましょう。後で、痛い目にあいます。

次に上パーツ。
出っ張りから測って、おおよそ40㎜くらいですな。

ということは、28㎜ぐらいで作れば合うかな?

※同じ寸法で作ると合いません。(=゚ω゚)ノ

スプレー缶の余った部分を切り出して、丸めて合わせる。
 

印をつけて、固定する。
 

最後に、底に切り込みを入れて仕切り完成!

組み立て

では、組み立てます。前回のように無理やり入れないよう気を付けます。
仕切りの塗装は剥がしておきましょう。
完成したアルコールストーブに火を着けた時、黒い煙とカスが出て厄介になります。

これ以上入らない・・・。寸法ミスです!(´_ゝ`)

分解して、仕切りの上側を5㎜くらい切りました。

いい感じに入りました。

サイドバーナー(横穴をあける)

細いドリルが無かったので、ポンチで開けました。
大体1㎜くらいの穴を開けています。
 

完成

マジックで書いたけがきが残ってますが、完成しました。
サイドバーナーは、ドリルで開けた方が凹まないと思います。

燃焼実験

さっそく試してみましょう!(^o^)丿

アルコールセットOK、それでは着火!(/・ω・)/

お、火が着きました。どうなる、どうなる!

3分後
火力弱いじゃねーか!Σ(゚Д゚)

失敗した原因を考えてみる

んー、アルコールの蒸発が足りないのか?
そうなると、本体の熱伝導率が悪いのではないか?
試しに、本体を炙ってみました。(消火器を準備しました)
※火の取り扱いには注意してください。

おー、やはり本体が熱くなると火力が上がります。
本体を熱くするためには、燃焼口を大きくすればいいのでは?
ということで、改造します。

改造してみる

燃焼口を広げてみる

プライヤーで挟んで上下して、金属疲労させてちぎっていきます。
 

出っ張った所を内側に折り込んで、やすりで削って整えました。
 

仕切りの隙間を埋めてみる

仕切りの隙間から蒸発したアルコールが逃げているのではと思ったので、耐熱パテで埋めました。
 

隙間埋め完了。

耐熱ペイントを塗布

熱を逃がさないようにする為、耐熱ペイントを塗布しました。
 

再度、燃焼実験

改造に2日掛かりました。(´・ω・`)
上手くいく事を願う!

では、着火!(/・ω・)/
前回より火の着き方が良くなってます。

5分後
とてもいい感じで燃焼しています。
改造成功ですな!(・ω・)ノ
スプレー缶でアルコールストーブ作ってみた。part3 完成

結果

加工が大変でしたが、なんとか作る事ができました。
スプレー缶はスチール製なので、真鍮やアルミと比べて熱の伝導率が悪い。
その為、燃焼口を大きくすれば熱量が増してアルコールストーブが温まり、アルコールの蒸発が増え燃焼率が上がるのではないかと思います。
つまり、アルコールストーブ本体を温めれば火力が強くなる。(私の憶測です)
あと、外気温も関係があると思います。
寒すぎると、アルコールストーブが温まりにくいので火力が出ないのではと感じました。
次回は別な感じで作ってみるか・・・まだ続くのか!Σ(゚Д゚)

↓次回記事
スプレー缶(エアダスター)でアルコールストーブ作ってみた。part4

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