山道に不法投棄されたタイヤを処分しました!(錆びたホイールからタイヤを外す)

不法投棄された廃タイヤの分別完了!(ホイールとタイヤに分ける) 車関連

前置き

地区のボランティア活動でゴミ拾いを行いました。山道の道路なのでそれほどゴミはないと思いましたが、よく見るとタバコの吸い殻やペットボトルなど落ちている。(;´д`)なぜゴミを捨てるんだ!

ゴミを拾いながら歩いていると、林の中に黒い物体を発見。確認してみると、タイヤが土に半分埋まっている状態でした。見て見ぬふりをしようとしましたが、他の参加者と協力して回収。(/・ω・)/うぉぉぉ

最後にゴミを分別して指定の回収袋に入れるのですが、タイヤが袋に入らないだと・・・。という事で、ホイールからタイヤを外し分別するぞぉ~!( ゚Д゚)畜生めぇぇぇ

※タイヤやホイールの再利用を考えていない方法なので参考にならない可能性があります。

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不法投棄された廃タイヤ(ホイール付き)

こちらが投棄された廃タイヤです。いやー、土を落として持ってくるのが大変でした。(;´д`)ゼェゼェ

車に詳しくないですが、昔の軽トラ用っぽい? それとタイヤに『145RS10』の刻印があったので、10インチのタイヤのようです。(´・ω・`)見つけた時に小さいなぁと思ってたんだよね!

ホイールの状態は悪く、錆びまみれで再利用は無理ですね。てか、残り3本のホイールが無いし。(笑)  ちなみに、今の軽トラは12インチが主流らしい。(´・ω・)現行の軽トラに10インチって履けるのか?

タイヤを外す為に空気を抜く

※作業は自己責任でお願いします。また、素人作業なので参考にする際は注意して下さい。

今まで一度もタイヤを外した事が無いので、ネットの知識を借りて挑戦してみます!(間違えている可能性があるので注意)まぁ、捨てるタイヤだから失敗してもOK!( ゚д゚)ウム

まずは、タイヤの空気を抜く。タイヤに付いているエアバルブのキャップを外し、中にある虫ゴム(バルブコア)を外すと空気が抜けるようです。

いざ虫ゴムを外そうとマイナスドライバーを使いましたが、全く外れない。しかも、ポキッと音がして何か折れました。どうやら、錆が原因で固着しているようです。(゚∀゚)CRC塗布したがムリだった!

虫ゴム(バルブコア)専用のドライバーを使って外した方がいいです。私は持って無いのでマイナスドライバーで無理やり外そうとした結果、失敗しました。(;´∀`)錆びも酷かったしね・・・

面倒臭いので、先端が錐(キリ)になっているドライバーをぶっ挿して空気を抜きます! まぁ、全く空気が入って無かったので、無駄な作業でした!(笑)

ディスクグラインダーでタイヤを切る(おすすめしない)

※溶けたゴムが飛び散るので保護メガネを着用しましょう。また、工具が汚れるのでおすすめしません。

次にタイヤのビード(ホイールと接しているタイヤの内側)を落とす必要があるのですが、専用の工具(タイヤレバーやビード落とし)などを持っていないので、ディスクグラインダーで切る事にしました。

タイヤを切れば簡単に外せるだろう!という安直な考え。(´・ω・`)これが裏目に出る

切断砥石は残り少ないものを使用して、キックバックに気を付けながら切断! しかし、タイヤから煙が出でるし溶けたゴムは飛び散るし悲惨な事になりました。(´゚д゚`)うぁぁぁ

特に溶けたゴムが目に入ったりすると危険なので、タイヤの切断はおすすめしないです。ディスクグラインダーも溶けたゴムでかなり汚れました。(;´д`)ゴム臭い ディスクグラインダーの修理記事はこちら!

結果的に、ビード部分(赤色の線)まで切断できませんでした。ホイールごと切断すればビードも切れますが、キックバックが起こる危険性や溶けたゴムが飛び散り工具が汚れるので却下。

Lアングルとハンマーでビードを落とす!(怪我に注意)

※ハンマーを振り下ろす際は周りに人がいない事を確認しましょう。また、危険を伴うので怪我に注意!

やはり、ビードを落とさないとタイヤを外せない。という事で、再度ネットで検索。すると、Lアングルとハンマーを使ってビードを落とす方法を見つけました。(Lアングルをビード部にセットして、ハンマーで叩きビードを落とす力技)廃材のLアングルもあるし、これしかない!( ̄д ̄)ちょっと怖いけど・・・

これで、簡単にビードを落とせると思ったのですが大苦戦。Lアングルを石頭ハンマーで叩いた瞬間、Lアングルが吹っ飛んだり、タイヤの反発でハンマーが予想もしない所に持っていかれたりしてかなり危険でした。

20分ぐらい格闘して、『素人にはビード落としは無理だったんだ・・・』と思い始め諦めようとした時、ハンマーを打ち付けた瞬間にバコ!っと音がしました。タイヤをを確認してみると、ビードが落ちてる!

あとは、バールを使いタイヤのビードを持ち上げレシプロソーで切断。(ビード部にはワイヤーが入っているので簡単に切れません)親父が庭の木の剪定用に購入したレシプロソーが役立ちました!少し汚れたけど。(笑)

ホイールからタイヤを外す

これでやっとホイールからタイヤを外す事ができるようになりました。あとは、手で引きはがす!

作業開始してから、約1時間。ホイールからタイヤを外す事に成功!(;´∀`)メッチャ疲れたぁ~

タイヤの切断面を見ると、タイヤのワイヤーは錆もなくキレイな状態で残ってますね。あと、ビード部のワイヤーが思っていたより太くてビックリ!( ̄▽ ̄)こりゃぁ~簡単にビードが落とせない訳だぁ

ホイールの両端は浸食して錆でボロボロの状態ですが、タイヤのビードが落ちなかったおかげで中心はキレイな状態で残ってました。しっかり密閉されていた証拠ですね!( ゚Д゚)スゲェ

最後にエアバルブを外す

エアバルブが残っているので、ニッパーを使い切断して外します!(金属バルブというものもあるので注意)

これで、タイヤとホイールの分別が完了しました。タイヤは専用の回収袋に入れて廃棄、ホイールは鉄くず屋(リサイクルセンター)にでも持って行こうかなぁ~。

まとめ

初めてホイールからタイヤを外してみましたが、結構大変でした。ガソリンスタンドでタイヤチェンジャーを借りようかなと思ったくらい。流石に失礼にあたるので思い止まりましたけど!(;^ω^)使い方も知らないし

特に苦労した所はビードを落とす作業です。タイヤが劣化してゴムが硬かったのか?それとも、タイヤとホイールが固着していたのか?分かりませんが中々ビードが落ちませんでした。結果的に、力技で何とか出来てよかったです。隙間に大量のCRC潤滑剤を流せばビードが落ちやすくなったかも?( ̄д ̄)ん~

いやー、不法投棄されたタイヤの分別するの疲れました。今回のタイヤですが最近捨てられたものではなく何十年も前に捨てられたものだと思います。林の中だったので、今まで発見されなかったみたい。タイヤの製造年月日を調べると1999年製のようでした。(間違えている可能性あり)

最後に、ゴミのポイ捨ては止めましょう。本人は何気なく捨てているかもしませんが、その地域に住んでいる方がボランティアでゴミ拾いをして道をキレイにしてます。なので、とても迷惑!(`・ω・´)マジで

特に田舎では、目配りをしている方が多いので気をつけた方がいい。( ゚Д゚)なにそれコワイ!

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