前置き
スーパーで刺身用のブロックを購入して、いざ切ろうと思ったら刺身包丁が錆びてました。( ̄д ̄)
しょうがないのでいつも使っている三徳包丁で切ったんですが、切れ味が悪く繋がったまま。まぁ、味が変わる事はないんで美味しく食べたんですけど。でも、やっぱり刺身包丁は必要!
という事で、刺身包丁の刃を研いで錆び取りをしたいと思います。(・ω・)ノ
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刺身包丁の状態
久しぶりに使おうとしたら、こんな感じになってました。(記憶では、1年前ぐらいに使ったような・・・)
裏の方も錆と汚れがあります。
あと、柄の方も劣化していて口輪(くちわ)部分がスライドします。(;^ω^)できれば直したい。
いつ購入したのか分からないですが、結構前からあるので古いモノだと思います。(;´∀`)たぶん。
包丁の銘(めい)を見てみると、【関孫六】の刻印があるので刃物で有名な貝印製品のグレードが上のヤツなのかな?(銘がプリントじゃなく刻印になっているのでグレードが高い?)でも、高級品では無いと思います。
研ぎ作業開始!
※作業は自己責任でお願いします。
中砥石(約1000番)
砥石を水に30分ほど浸けて、準備ができました。今回は、刃こぼれが無いので中砥石から始めます。
~20分後。
やっと納得がいく研ぎ方になりました。片刃なので簡単に研げるかな~と思ったんですが、刃が長いので角度を保ったまま均等に研ぐのが大変でした。あと、包丁のアゴの部分(柄に近い刃の角)の錆びが酷かったので軽く研いで辞めました。(錆だけでも取ろうと研いでみたがアゴが無くなりそうになりました)
仕上げ砥石(3000番)
では、仕上げ砥石(3000番)で研いでいきます!(/・ω・)/ゴシゴシ
~10分後。
こんな感じで、研ぎ終わりました。研ぎムラなどありますが、素人なんでしょうがない!( ゚д゚)ウム
全体の錆びや汚れを落とす
砥石が当たってない面は錆びや汚れが付いたままなので、小さい砥石(800番くらい)でキレイにしていきます。(クレンザーで洗ってもいいかもしれない)
研ぎ作業終了!
仕上がりはこんな感じになりました!(・ω・)ノ
研ぎ傷が残ってますが、錆びと汚れはキレイに落ちたと思います。(=゚ω゚)ノ
しかし、まだまだ研ぎの経験が少ないです。(技術不足) あと、砥石も1000番と3000番を使ってますが他の番手のもの(5000番など)が欲しい。でも、砥石って高いんですよね~。(´Д`)
柄の修理?(マネしない方がいい)
柄が劣化していたので、とりあえず焼いてみました。Σ(゚Д゚)
柄と刃はしっかり固定されているんですが、柄の表面がボロボロなので焼杉みたいに表面を炭化されれば耐久性あがるかな~と思ったので。(笑)
結果的に、柄の見た目が良くなったのと口輪が抜ける症状が無くなりました!
ん~、あぶった事によって口輪を固定するような現象が起きたのか・・・謎です。(´ー`)
※柄の材質によってはボロボロになる可能性もあるので注意。
まとめ
刺身包丁がキレイになって良かったです!(。-`ω-)b
後日、刺身用ブロックを買って来て試し切りした所、切れ味が上がったと感じました。一発でスパッと切れるようになり切っていて楽しい! あと、柄の方も表面を焼いた事により耐久性が上がったように感じます。
※切れ味を試している写真が無くて申し訳ありません。(;´д`)撮り忘れました。
あとは、使った後のお手入れが大事!
洗った後は水分を取り油を塗って保管するのが良いみたいです。(油は普通の植物でもいいみたい)研いだばっかりなんですが、油を塗らず保管したら1日で錆びました。_(:3」∠)_チーン
また研いでキレイにしよう・・・。