前置き
前回の出来栄えに納得いっていないので、また作ってみようと思います。
どんだけ空き缶あるんだ!(笑)
改良する点は、仕切りと横穴(サイドバーナー)を小さくする所です。
では、作っていこう!
↓前回記事
スプレー缶でアルコールストーブ作ってみた。part2
製作開始!
※自己責任で作業してください。火や怪我に注意しましょう!
作り方は前回と同じなので、省略していきます。
仕切りの製作
スプレー缶を切って、組み立て前まで加工しました。
あとは、中に入れる仕切りを作ります。
下パーツの凹みを測ります。
本当はちゃんと測ればいいんですけど・・・面倒でね!(´_ゝ`)
おおよそ、12㎜くらいかな。(斜めを考慮して)
ちゃんと測りましょう。後で、痛い目にあいます。
次に上パーツ。
出っ張りから測って、おおよそ40㎜くらいですな。
ということは、28㎜ぐらいで作れば合うかな?
※同じ寸法で作ると合いません。(=゚ω゚)ノ
スプレー缶の余った部分を切り出して、丸めて合わせる。
印をつけて、固定する。
最後に、底に切り込みを入れて仕切り完成!
組み立て
では、組み立てます。前回のように無理やり入れないよう気を付けます。
仕切りの塗装は剥がしておきましょう。
完成したアルコールストーブに火を着けた時、黒い煙とカスが出て厄介になります。
これ以上入らない・・・。寸法ミスです!(´_ゝ`)
分解して、仕切りの上側を5㎜くらい切りました。
いい感じに入りました。
サイドバーナー(横穴をあける)
細いドリルが無かったので、ポンチで開けました。
大体1㎜くらいの穴を開けています。
完成
マジックで書いたけがきが残ってますが、完成しました。
サイドバーナーは、ドリルで開けた方が凹まないと思います。
燃焼実験
さっそく試してみましょう!(^o^)丿
アルコールセットOK、それでは着火!(/・ω・)/
お、火が着きました。どうなる、どうなる!
3分後
火力弱いじゃねーか!Σ(゚Д゚)
失敗した原因を考えてみる
んー、アルコールの蒸発が足りないのか?
そうなると、本体の熱伝導率が悪いのではないか?
試しに、本体を炙ってみました。(消火器を準備しました)
※火の取り扱いには注意してください。
おー、やはり本体が熱くなると火力が上がります。
本体を熱くするためには、燃焼口を大きくすればいいのでは?
ということで、改造します。
改造してみる
燃焼口を広げてみる
プライヤーで挟んで上下して、金属疲労させてちぎっていきます。
出っ張った所を内側に折り込んで、やすりで削って整えました。
仕切りの隙間を埋めてみる
仕切りの隙間から蒸発したアルコールが逃げているのではと思ったので、耐熱パテで埋めました。
隙間埋め完了。
耐熱ペイントを塗布
熱を逃がさないようにする為、耐熱ペイントを塗布しました。
再度、燃焼実験
改造に2日掛かりました。(´・ω・`)
上手くいく事を願う!
では、着火!(/・ω・)/
前回より火の着き方が良くなってます。
5分後
とてもいい感じで燃焼しています。
改造成功ですな!(・ω・)ノ
結果
加工が大変でしたが、なんとか作る事ができました。
スプレー缶はスチール製なので、真鍮やアルミと比べて熱の伝導率が悪い。
その為、燃焼口を大きくすれば熱量が増してアルコールストーブが温まり、アルコールの蒸発が増え燃焼率が上がるのではないかと思います。
つまり、アルコールストーブ本体を温めれば火力が強くなる。(私の憶測です)
あと、外気温も関係があると思います。
寒すぎると、アルコールストーブが温まりにくいので火力が出ないのではと感じました。
次回は別な感じで作ってみるか・・・まだ続くのか!Σ(゚Д゚)