前置き
前回、ペール缶薪ストーブの原型ができました! なので今回は、残っている煙突の加工や塗装をして完成させたいと思います。(・ω・)ノ頑張るど~!
前回記事
収納可能!自作ペール缶薪ストーブ製作。~前編~(ロケットストーブ構造)
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廃材でペール缶ストーブを作ってみました!(焼却器兼用)
作業開始!
※作業は自己責任でお願いします。また、火の取り扱いには気を付けましょう!
煙突の加工
煙突はペール缶の中に納まる大きさにカットして、差し込みやすいように径を小さくして溶接しました。相変わらずぺたっぴ溶接です。(笑)
繋げるとこんな感じになります。
燃焼テスト
問題なく薪が燃えるかテストしてみます。(塗装を剥がしやすくする)
扉の型紙として使った段ボールと薪を入れ、着火! (/・ω・)/そぉい
空気調整は、最大にして放置。
10分ぐらい経ち、燃焼が安定したので薪を追加しました。
空気の量を減らしてゆっくり燃焼させるようにしてみました。
約30分後。
燃え残りがありますが、とりあえず燃焼に問題はなさそうです。放置していたので、薪の位置を移動してあげればキレイに燃やせてたかも!
煙突の長さで燃焼が変わるか実験!
ここで、煙突を短くしたら燃焼が変わるのか気になったので実験しました。薪を追加して火力を上げます。
煙突なしの場合
では、煙突を外してみます。
すると、煙が出て燃焼が止まってしまったようです。煙突効果がないので吸気ができてないみたい。
煙突を1本繋げてみた場合
煙突を1本繋げてみました。
煙が出ますが、炭から炎が上がるようになりました。煙突効果が少し効いてるみたいです。
煙突を2本繋げた場合
煙突を2本繋げてみました。
煙が消えて炭から炎が上がりました。煙突効果で吸気ができているようです。
※結果、やはり煙突は重要!(≧▽≦)
片付けと炭の後処理の方法
灰になるまで待てばいいんですが、外が寒くなって来たので撤収します!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
片付けは簡単で、火消し壺に入れるだけ!(火消し壺持ってないので、祖母が焦がした鍋を使用)
※炭は畑に撒いて土壌改良剤として使います。
あとは、煙突と脚を外してペール缶の中に収納! なんかシミュラクラ現象で顔にみえる。(笑)
これで、撤収完了!
耐熱ペイントで塗装
グライダーにワイヤーカップを付けて塗装を剥がします。(塗装が燃えてるので剥がしやすいです)
パーツクリーナーで脱脂をして、耐熱ペイントで塗装。
いい感じ!(^ω^) あとは、自然乾燥したのちに加熱して硬化させます。
煙突の改良
煙突を繋げる時はいいんですが、外す時が大変なので対策します。
入り過ぎないようにボルトを付けてみました。これで、簡単に外せると思います。
ペール缶薪ストーブ完成!(耐熱ペイント硬化させる)
ペール缶薪ストーブが完成しました! 最後に耐熱ペイントを加熱して硬化させます。(200℃で1時間加熱)
試しにペール缶に入るギリギリの長さで、太い薪を入れてみたいと思います!
長さ30㎝、直径9㎝(一番太い所が10㎝)の薪を用意。
いざ、投入! (/・ω・)/そぉい
~30分後。太い薪も問題なく燃やせました!
火をつけてから2時間後。耐熱ペイントも硬化できたと思うので片づけます。
これぐらいの火力だと、煙突や天面を触っても大丈夫でした。
では、炭受け皿を外して灰と炭をかき出します。
あとは、各パーツをペール缶の中に収納! 意外と簡単に片づけられます。(=゚ω゚)ノ
これで撤収完了です! そういえば、けがき線消してなかった。(´・ω・`)
まとめ
やっと薪ストーブが完成しました。(^o^)丿
ペール缶を横にするアイディアは良いと思いましたがいざ製作してみると、どう加工すればいいか考えるのが大変でした。特に、空気量を調節できる扉の部分!でも、完成できたし楽しく作れたので良かったです。
実際に使ってみての感想なんですが、ちゃんとした薪ストーブを使った事がないのでよく分かりません!(笑)
とりあえず、煙突や脚を収納して持ち運びができるのでキャンプとかには向いているかも。でも、風がしのげる場所じゃないと寒いのと煙突の方に熱が行くので天面での料理は難しいかも。(お湯は沸かせたのでカップ麺やコーヒーぐらいは作れます)
そして、ここで1つの問題が・・・『この薪ストーブいつ使おう?』(´・ω・`)
冬にキャンプ行かない。てか、キャンプすらした事ない私。それなら前回作ったような薪ストーブの方が直火で料理できるので使い勝手がいいのでは・・・。
という事で、ただいま別なストーブの製作を考えてます。Σ(゚Д゚)また作んのかよ!
構造はロケットストーブではなくウッドガスストーブにしてみたいと思います。(笑)