前置き
リサイクルショップのジャンクコーナーで、変な形をしたコントローラーを発見。なんか珍しかったので購入してみました。どうやら、N64用のコントローラーみたい。(*´▽`*)N64なら持っているぞ!
しかし、手垢が付いてたりで汚い。という事で、いつも通り分解清掃したい思います。(・ω・)ノ
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ホリパッドミニ64の状態
こちらが購入してきた、変な形のコントローラー『ホリパッドミニ64(HOARIPAD MINI64)』になります! 値段は、¥550円(税込み)でした。壊れてはなさそうですが、スティック部分や溝に手垢が付いているので汚いです。( ̄д ̄)使い込まれてますねぇ~
N64の純正コントローラーと比べると形と大きさが全然違います! また、ジョイスティック部分の構造が『ホリパッドミニ64』はPS2コントローラーなどに使われている可変抵抗のスティックになっている。
あと、LRボタンの下にZボタンが付いてます。Σ(゚Д゚)しかも、両サイド!
記事の補足で、もう少し詳しく比較してます。(記事最下部)
分解はじめ!(基板を外す)
※分解清掃の作業は自己責任でお願いします。
それでは、分解して行きます!(/・ω・)/いくぞぉ~
背面にあるプラスネジ6ヶ所を外します。
これで、コンロトーラーが上下に分かれました。(/・ω・)/ぱっか~ん
次にジョイスティックを固定しているプラスネジ1ヶ所を外します。
フラットケーブルを折らないよう注意しながら、ジョイスティックを外します。(フラットケーブルはロックが掛かってないので、引っ張ると抜ける)
こんな感じで、ジョイスティックが外れました。フラットケーブルの挿す向きを忘れないように注意!
残った基板は、ネジ止めされてないので簡単に外せます。
細かいパーツも外す
洗えるパーツは洗浄したいので、出来るだけパーツを外します。(特に金属部品は錆びる可能性があるので外したい)
N64コントローラーに付ける拡張パーツ(コントローラーパックなど)を固定する部分を外します。
両サイドにツメがあるのでピンセットで押し込んで、下から引き出す!( ゚Д゚)外すのが意外と大変
なんとか外せました。引き出す時に赤色で矢印したバネが返るので注意!(先端が細いので指に刺さる危険性がある) あと、緑の矢印がピンセットで押し込んだ部分になります。
外装下パーツにZボタンが付いているので外します。こちらは、各プラスネジを外すだけなので簡単!
Y字っぽいパーツを外せば、Zボタンを外せます。
ジョイスティックのプラスチック部分も洗浄したいので外しました。PS2と同じ可変抵抗のパーツが使われていると思ったら、軸が細い金属で出来ていたので違うみたい。( ゚Д゚)それよりスティックが汚ねぇ!
ジョイスティックが壊れたら、PS2コントローラーの部品が使える可能性あり?(試してないので、互換性があるか分かりません)
ちなみに、昔の記事でPS2のコントローラーを修理してたりします。→気になる方はこちら。
分解完了!
『ホリパッドミニ64』の分解が終わりました。N64純正コントローラーと比べると、基板が小さくて各部品が豪華になった感じですかね?(´▽`)分解は難しくありませんでした
あとは、いつも通り洗えるパーツは洗浄して、洗えないパーツは無水エタノールで清掃していきます!
プラスチックパーツを洗浄する
コントローラーの外装やボタン類を洗浄していきます! (*´▽`*)天気が良かったので外での作業
全体的に黄ばんでいる感じがしたので、ワイドハイターEXに浸けます。(特にスティックの黄ばみが酷い)ハイターを大量に使うのはもったいないので、フリーザーバッグの中に入れて真空にさせる方法で試しました。
水の中に入れて空気を抜き、ある程度真空状態になりました。あとは、太陽の紫外線に当てて漂白してもらいます!(約2時間太陽の光に当てた後、水洗いをして乾燥させました)
基板を清掃する
基板自体は汚れてませんでしたが、無水エタノールで接点部分を軽く清掃しました。
LRボタン、Zボタンの接点はプラスチックのパーツと電動ゴムを外して清掃します。
汚れの酷いジョイスティックも無水エタノールで清掃!(;´д`)ペットの毛や畳のささくれが付いてる
こんな感じでキレイになりました! 仕上げに接点復活剤を内部に塗布して完了。
各パーツの清掃完了
約3時間掛けて各パーツをキレイにしました。( ̄▽ ̄)分解した時間よりも、清掃時間の方が長い! まぁ、太陽の光に当てて放置していただけなんですけど。(笑)
でも、スティックがめっちゃキレイになったので試してよかったです。Σ(゚Д゚)ほぼ新品じゃん!
外装パーツにシリコンを塗布
ハイターの効力が強すぎたのか、外装の表面が少しザラザラするようになりました。なので、シリコンを塗布して保護してみます。ウエスにシリコンをスプレーしてから、外装を磨くようにして塗布しました。
中央の赤線より右側はシリコン塗布した状態、左側は何もしてない状態です。分かり難いですが、シリコンを塗布した方が色に艶があります。また、触ってみるとザラザラではなく、サラサラするようになったので触り心地が良くなりました。(;^ω^)最初はちょっとヌルヌルするが、時間経過と共に気にならなくなる
拡張パーツの固定バネに注意!
各パーツがキレイになったので、組み立てをしていきます。しかし、拡張パーツを固定するパーツをセットする時は、バネに注意する必要あり!
セットする時は、倒れているバネを起こした状態でセットします。(先に片方のバネの先端を入れてから、もう片方のバネを起こしてセットする)このようにセットしないと、バネにテンションが掛かってない状態になるのでカタカタする。(多分、拡張パーツをロックできない)こうなると、再度外す作業をしないといけないので手間になります。
前回記事(N64コントローラー分解清掃のヤツ)では説明してませんでしたが、テンションを掛けずにセットしてしまい再分解してます。(´Д`)最後の最後でやらかしたぜ
分解清掃が終わりました!
分解清掃して組み立てが終わりました。購入前と比べると、結構キレイになったと思います!(*´ω`*)
背面はこんな感じ! (;^ω^)変な形してるなぁ~
実際に使ってみる(動作確認)
さっそく、N64に繋いで動作確認をしてみます!(前回記事で分解清掃したN64)→気になる方はこちら。
数分使ってみましたが、ステック各ボタン共に問題なし! (写真はZボタンで攻撃してる所)コマンド表示できれば正常に動作しているのか分かり安いんですが、N64のゲームにあるのかな?( ̄ー ̄)どうだろう
ちなみに、ジョイスティックの押し込むボタンもありますが、キー割り当てはなっていないみたい。
まとめ
『HOARIPAD MINI64』を分解清掃してキレイになったので満足です!(*´ω`*)わーい
こんな形のN64用コントローラーがあるなんて知りませんでした。家に帰ってから気が付いたんですが、このコントローラーって値段が高い! オークションだと約¥3,500円ぐらいで取引されてました。Σ(゚Д゚)マジで
実際に使ってみての感想は、純正コントローラーより操作しやすい。Lボタンや十字キーが押しやすいし、ジョイスティックが可変抵抗になっているのでPS2などのコントローラーと同じ感覚で操作できる。(個人的感想)
純正のジョイスティックだと、操作した時にグリグリとした感触があったり、軸のプラスチックが擦れて壊れたりするので耐久性がイマイチなんですよね。(一応修理は出来るので、気になる方はこちら)ちなみに、ネット通販で純正のジョイスティックを可変抵抗に変えるキットが売っているみたい。( ̄д ̄)値段が高いけど!
補足 純正コントローラーと比較
上記でも説明しましたが、コントローラーの形と大きさ、十字キーとZボタンの位置が違います。(Zボタンは両サイドにある)大きさは純正の約3/2ぐらい。(=゚ω゚)ノ手に持ってみると、結構小さく感じる!
純正は背面にZボタンがありますが、ホリパッドミニ64はLRボタンの下にあります。(PS2のL2R2ボタンと同じ感じ)でも、なんで両サイドにZボタンがあるのだろう?(´_ゝ`)バランスを取るためかなぁ
そして、こちらがコネクタ部分。こちらも純正より若干小さくなっていて面白い! 刻印の文字は『HORI』になっています。(ケーブルの長さは一緒で、太さは少し細い)
最後に、このコントローラー何かに似てるなぁ~と思っていたんですが、分かりました! これ、ゲームキューブのコントローラー(GCコン)とそっくり。(´゚д゚`)もしかして、GCコンのデザインはここから・・・
あと、昔の記事でゲームキューブの修理などもしてます。→気になる方はこちら。
記事内に、他の記事のリンクをたくさん貼ってしまってすいません!<(_ _)>興味のある方だけご覧下さい