水漏れする温水洗浄便座を新しいウォシュレットに交換しました!(初めての便座交換)

レストア(修理や修繕など)失敗もアリ!

前置き

一階にあるトイレ(大便器)の便座から水漏れしていると祖母に言われました。勘違いじゃない?と思いながら調べてみると、本当に便座から水漏れしているぅ~。という事で、今回はトイレの温水洗浄便座を自分で交換していきます!(・ω・)ノ

ちなみに、『ウォシュレット』という名称はTOTO製品のものだけ。『シャワートイレ』という名称はINAX製品のものだけ。つまり、『温水洗浄便座』というのが正式名称みたい。Σ(・ω・ノ)ノ初めて知りました!

※記事では、『ウォシュレット』『温水洗浄便座』『便座』は全て同じです。

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ウォシュレットの水漏れ状態

見え難いですが、ウォシュレットのアース線の根本から水が漏れてきます。温水洗浄便座は殆どの場合ホースの繋目から水漏れするので簡単に直せるみたいですが、私の場合は便座の内部の方で水が漏れているので完璧に壊れているようです。(´・ω・`)便座くん、今までありがとう!
ウォシュレット(温水便座)の内部から水漏れ!

という事で、業者の方に来てもらい修理をお願いした所、約20年も前のウォシュレット(TOTOのアプリコット)で部品が無く修理不可能。なので、新しく購入する事になりましたがコロナの影響で生産が遅れており、いつ届くか分からないし在庫も無いとの事でした。Σ(゚Д゚)えぇ~

また、後日見積が届いたので見てみると値段が高い! 温水洗浄便座の他に工賃や処分料が掛かり全て含めると、約10万円を余裕で超える。(´゚д゚`)ギャ~

結論、『ネットショップで購入して自分で交換すればいいのでは!』

ネットショップだと便座本体が見積より安く購入できるし、いつ届くのか分からない状況なので業者が注文しようが自分が注文しようがも同じ。あと、便座の交換は『自分でも出来る!』という記事が何件もあったので、交換してみようと思いました。(=゚ω゚)ノ挑戦してみるか!

便座を交換する前に確認する事(重要)

※個人的意見ですが、参考程度になれば幸いです。(詳細は各自で調べて下さい!)

便座を交換する前に、使用している便器の便座が交換できるか調べる必要があります。一体型や特殊なタイプだと取り付けできない可能性がある。

また、温水洗浄便座を取り付けるのに工具が必要になるのと、給水管も触るので水漏れする可能性があります。便座は簡単に取り付け出来ますが、配管は水漏れすると最悪の場合業者を呼ぶ事になるので注意!

私も初めて便座を交換しましたが、給水管を外したらパッキンが劣化していて組み直しした時に、水漏れしました。結果、新しいフレキ管を購入し取り付けて対処する事に。(;´∀`)危なかったぁ~

自分で交換する場合はリスクもあるので、負いたくない場合は業者に任せた方がいいかも。(温水洗浄便座だけ自分で購入し、取り付けと便座の処分は業者に任せるという手段もあります)

購入したウォシュレットが届く

~約1ヶ月後。購入した温水洗浄便座が届きました。購入したのは、TOTOウォシュレットの上位モデル【アプリコットシリーズ】で一番安い『アプリコットF1 TCF4713R』です。

このモデルを選んだ理由は、必要最低限の機能を満たしているから! 壊れた便座には温風乾燥が付いていたが使った事ないし、蓋の自動開閉も必要ない。でも、除菌水が出る機能や洗浄のお湯を作る機能は瞬間式タイプのものが欲しかったので、それを満たしているこの便座にしました。

ちなみにお値段は、約¥69,000円でした。(ネットショップでクーポンなど使い購入した値段です)

ウォシュレットの交換開始!

※作業は自己責任でお願いします。また、メーカーにより温水洗浄便座の取り付け作業が違う場合があるので注意して下さい!

交換に必要な工具

【取り外し】で使用した工具は、止水するための『マイナスドライバー』と便座を固定するプレートのネジを外す『プラスドライバー』だけでした。(私の場合、壊れた温水洗浄便座のホースがコネクタ式だったの為)

【取り付け】では給水管を外す事になるので『ウォーターポンププライヤー』又は『モーターレンチ』が必要です。(配管のナット部分に合う大きさなら『モンキーレンチ』や『スパナ』でも良いと思います)

ネットで調べた時に見た動画では専用の工具が付属してましたが、私が購入したものには付属してませんでした。コスト削減とかの理由で無くなった? または、業者が自分の工具で取り付けるから、付属の工具がゴミになってしまうのかなぁ。(´・ω・`)真相は分からないです・・・

壊れたウォシュレットを外す

こちらが壊れたウォシュレットになります。便座のホース部分で止水すれば、洗浄機能なしの便座として使用できるが、祖母が洗浄機能が使えないと嫌だという事でそのままにしてました。(1階のトイレは主に祖母や来客が使用する)

そしたら、1日で数滴しか漏れなかったのが新しい便座を待っている間に症状が悪化し、1日で洗面器2杯分の水が漏れるように!Σ(゚Д゚)早く交換せねば

まず、トイレの止水栓を閉めて水が出ない事を確認します。

止水が出来ていれば、トイレを流しても水が出て来ない!( ゚Д゚)止水OKでぇ~す

止水が出来たので、便座の電源とホースを外します。ホースを外すと配管に溜まっている水が出てくるので、バケツなどを用意しておきましょう。

右側に着脱ボタンがあるので押しながら便座を手前に引くと外す事が出来ます。壊れてウォシュレット(温水便座)を外す

次に便座を固定するプレートがあるので外します。(プラスネジ2ヶ所を外せば簡単に取れる)

最後にゴム栓(ネジのナット)を外します。でも、経年劣化でゴムが硬くなっているので引っ張ってもビクともしない。なので、カッターでゴム栓の頭を落とすと楽に外せました。

こんな感じで、ゴムがボロボロになっている。(このゴムの中にナットが入ってます)

これで、壊れた便座の取り外しが完了しました。掃除して、新しいものを取り付けます!(・ω・)ノ
壊れたウォシュレット(温水便座)の取り外し完了 

購入したウォシュレットを開封!

購入したウォシュレットを開封!(/・ω・)/そぃや~

中身は、『説明書』『温水洗浄便座本体』『リモコン(電池付き)』『便座を固定する土台のプレート』『便座のホース専用T字管(片ナットフレキ)』が入ってました。(その他水栓パッキンなども同封)
新しく購入したウォシュレット『アプリコットF1 TCF4713R』の開封!

新しい便座を取り付ける

※取り付け手順や作業方法が間違えている可能性があるので注意!

土台のプレートを取り付けます。穴にゴムを入れて根本まで挿し込むのに意外と力が必要でした。

プラスネジを締める前に、プレートの位置調整します。(ネジを締めなければ写真のように調整できる)実際に便座を取り付けてみないと分からないので、左右を同じ位置にしてネジを軽く締め便座を取り付けます。

2回ぐらい付けたり外したりして、便座のちょうどいい位置を見つけました。あとは、もう一度外してプラスネジを本締めします。( ̄▽ ̄)ネジ頭をナメない様に注意!

壊れた便座のT字管を外す(片ナットフレキを外す)

便座のホースを接続するT字管(片ナットフレキチーズ)を外します。同じものが使えると思ったらナット径が全然違って再利用は出来ませんでした。(;´∀`)約20年前のものだから互換性はないかぁ~

配管はウォーターポンププライヤーでナット部分を回し外していきます。(プライヤーの先端にガムテープを貼りキズが付かないようにしてます)

T字管の部分だけ交換しようとしたら外せなかったので、止水栓から上側全て外す事になりました。

配管を組み直す(アクシデント発生!)

こちらが新しいT字管になります。(*´ω`*)パッキンも付属していてありがたい!

さっそく新しいパッキンを使ってT字管を組付けます。

ここでトラブル発生! 給水管のゴムパッキンを再利用したら、経年劣化していたようで水漏れしてしまう。外したT字管のパッキンやシールテープを使ってみたがダメでした。色々試してみましたが結局水漏れが止まらなかったので、フレキ管(フレキシブル配管)を買いに行く事に・・・。

この部分のパッキンは、付属していたものとは違う形状だったので使用できませんでした。また、パッキンがボロボロになり、同じ形のもの分からずフレキ管を購入する事にしました。(でも、よく探せば同じパッキンが売ってたかも・・・)
ウォシュレット(温水便座)交換 給水管から水漏れ! ゴムパッキンの劣化

フレキ管(ブレードフレキ)を購入して来ました。ちなみに、普通のフレキ管(ステンレスフレキ)と迷いましたが、取り回しが楽なブレードフレキを約¥1,200円で購入。(取り回しが悪い分ステンレスフレキの方が値段は安いです)

さっそく取り付けてみます。結果・・・水漏れなし! シールテープが残ってますが、取るのが面倒なのでこのままでいいか。( ̄▽ ̄)シールテープって外すの大変ですよね~ウォシュレット(温水便座)交換 給水管にフレキ管(ブレードフレキ)を設置

あとは、アース線と電源プラグをコンセントに接続。電源プラグにはブレカー機能が付いているので、正常に動作するか確認します。確認方法は簡単で、コンセントに接続した状態で【切】ボタンを押すだけ!バチンと音がして便座の電源が切れたら正常。元に戻す時は【入】ボタンを押せば電源が入ります。

リモコンを取り付ける

壊れた便座のリモコンは使えないので新しいものと交換します。リモコンはプレートのフックに引っ掛かっているだけなので、上方向に持ち上げると簡単に外せます。

こちらが新しいリモコンとプレートになります。(∩´∀`)∩電池が付属しているのが親切!

リモコンを固定するプレートを取り付けようとしたら、ネジが空回りする。どうやら、石膏ボードに直接ネジ止めされてました。(;´∀`)ん~昔はカールプラグ(ネジ止め)を使わなかったのか?

ネジが効かないので、付属していたカールプラグ(ネジ止め)を使います。ちなみに、プレートのネジ穴の位置が同じ場所だったので壁に新しい穴が開かずに済みました。(゚∀゚)ラッキー!

これで、リモコンの取り付け完了!(リモコンの設定もOK)

仕上げのクッションシールを貼る

最後の仕上げに、付属していたクッションシールを貼ります。これは、便座の蓋が開閉した時にトイレタンクに当たる可能性があるので、当たる音やキズ防止の為にあるみたい。実際に便座の蓋を手動で開閉しましたが全く当たらなかったです。(。´・ω・)?自動開閉機能付きだと当たるのかな!

シールを貼る時は、便座の蓋が当たる部分に貼ります。(貼った後に蓋が当たるか確認もする)

ウォシュレットの交換完了!

壊れた温水洗浄便座を取り外し新しい温水洗浄便座を取り付けるまで、約4時間掛かりました!(笑)

原因は、初めて温水洗浄便座を取り付けしたので作業スピードが遅いのと、給水管のコムパッキンが再利用できず買い出しに行った事でかなり時間が掛かりました。でも、結果的に成功したので良しとする!( ゚д゚)ウム

※素人が設置してから1週間経ちましたが、問題なし! 便座は正常に動作しているし、給水管からの水漏れもしてません。
初めてのウォシュレット(温水便座)交換 無事成功しました!

まとめ

無事、新しいウォシュレットに交換する事が出来ました!(;´д`)でも、めっちゃ疲れたぁ~

新しい便座は便器内を照らすLEDライトが付いていたり、使用する前に除菌水が出るなど高機能でビックリしました。また、消費電力も古い便座と比べて低く、年間の電気代も安い!(*´ω`*)文明の利器ですなぁ

あと、今回初めて温水洗浄便座を交換してみましたが、作業自体は簡単と言えば簡単。問題は、給水管などから水漏れした時ですねぇ~。まだ、ホームセンターが開いてる時間だったのですぐに行って部品を購入し対処出来ましたが、閉まっていたらその日はトイレ使えなかったかも。( ̄▽ ̄)ワハハ

でも、交換に掛かった費用は便座本体とフレキ管で約¥70,000円でした。リスクはありますが、安い費用で交換出来たので満足してます! 交換後も問題なく使用できているので成功という事で。(壊れた便座の処分方法は、自分で分解し分別して捨てたいと思います)

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