前置き
今回は、私の親が中学校の頃使用していた鉋を研いでみたいと思います。(・ω・)ノ
結構前に、鉋を研いだ事がありますが段差をつけてしまったのでキレイに削れない状態。たまに鉋を使う時があるので、研ぎ直してうまく削れるようにしたいです!
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研ぐ前の状態
約40年前の鉋としては、保存状態はとても良いと思います。(=゚ω゚)ノ
鉋身には、『儀助』の刻印がありました。調べてみると、電動工具などで有名な高儀の鉋のようです。調べたら、現在でも儀助という名前の鉋が売ってました。ロングヒット商品じゃん!Σ(゚Д゚)
研ぎ開始
※作業は自己責任でお願いします。また、ケガには注意しましょう!
・鉋の研ぎ方を調べた結果、素人の私には難易度が高かったので刃先だけ研ぎました。
鉋台から刃を外す
鉋台の台頭(後ろ側)を木槌で叩いて鉋身と裏金を抜きました。
鉋身の方は、前に研いだ事があるので2段になってます。これを、まっすぐに研ぎ直す。
刃先を研ぐ
※裏金も段差なしに研いでいますが間違えているので注意! 段差があるのが正常です。(二段研ぎ)
砥石(1000番ぐらい)から使用していきます。あとは、段差ができないよう途中で確認しながら研ぐ!
~30分後。
段差が消えたので、研ぎ終わりました。( ´Д`)=3 フゥ
仕上げに3000番の砥石で研ぎます。同じように段差に注意してゴシゴシ!(/・ω・)/おりゃ~
~15分後。
研ぎ終わりました。(;゚∀゚)=3ハァハァ
研ぎ終了!
水分を取ってよく取った後、錆びないように油を塗布しました。
あとは鉋台に取り付けて研ぎ完了!(∩´∀`)∩
鉋身と裏金をずらしてセットするんですが、その裏金の合わせ方を調べると0.3ミリとか0.05ミリとか出てきてどれが正解なのかわかりませんでした。とりあえず、鉋に貼られたシールを読むと0.2ミリと書いてあったそのようにしました。(目視で合わせました)
ちなみにこれが鉋に貼られているシールの説明です。
実際に使ってみる
そこら辺にあった木材(松材?)を用意しました。これを鉋掛けしてみます!
適当に刃を出してみました。シールの説明には、はがき一枚分の厚さと書いてありましたがよくわからん!(笑)
(/・ω・)/シュッ、シュッ! お~削れる。
何回か削っていくと、長い鉋くずもできました!(≧▽≦)面白い
研ぐ前の鉋くずがあったので比較してみました。(木材の種類が違うので比較にはならないかも)
まとめ
とりあえず鉋掛けが前よりできるようになったので、良しとしましょう!(´ω`)
包丁などと同じように鉋の刃を研げばいいだろうと思って調べてみたら、かなり奥が深くて素人では難しいと思いました。まぁ、包丁も上手く研げないんですけどね!(笑)
刃先しか研いでませんが切れ味は上がったようなので、これからも使っていきたいと思います。大工のように長い鉋くずができるようになりたい!
あと、親になんで鉋持ってるのと聞いたら、昔は個人で工具セットを購入していたそうです。なので鉋の他にも両刃鋸や鑿(のみ)など小屋に残ってました。
補足 鉋の置き方?
私が中学生の時、技術の授業で先生から『鉋の置き方は横に置く!』と教えてもらったので、そのように置いてるんですがそれって本当なの?と思い調べてみました。( ̄д ̄)
↓写真のようにして片づけてます。(刃を下にしている写真は見栄えがいいのでわざと置いてます)
結果、合ってました!(≧▽≦)
やはり、刃を何かと接触したままにするのは良くないみたいです。(刃を引っ込めた状態なら置いても大丈夫なのかな)中古屋などで、刃が出たまま乱雑に置いてあるのを見るので大丈夫なのかって思います。