前置き
小屋の工具を片付けていると、亡き祖父が昔使っていたと思われるレトロなディスクグラインダーが出てきました。しかし、見ただけで壊れていると分かるぐらい状態が悪いです。でも、捨てるのもなぁ~。
という事で、直るか分かりませんが修理に挑戦したいと思います!(=゚ω゚)ノ使えたらラッキー
※今回の記事は、ディスクグラインダーを分解するだけの記事になります。(修理は次回)
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東芝ディスクグラインダーを修理!(ロックナットとシャフトロック異常)
次回記事
KOSOKU ディスクグラインダーの修理完了!(電源コード交換とグリスアップ)
KOSOKU Sil-Van 電気ジスクグラインダの状態
こちらが、小屋から発掘されたディスクグラインダーになります。(´・ω・`)めちゃくちゃ重い
名前は、『KOSOKU Sil-Van 電気ジスクグラインダ 型番HSF350』です。高速電機㈱が販売していたものになるのかな?現在は富士製砥㈱に併合したみたい。(;^ω^)調べたけど詳しい事は分からなかった。
ん~、『ジスクグラインダ』と書いてあるので、結構古いものだと思います。旧JISマークなので2008年より前の工具になるはずですが、いつ製造されたか不明。ロットナンバーで分かるのかな?(゚∀゚)多分、昭和の工具!
状態は悪く全体が劣化してるのと、漏れたグリスやホコリで汚いです。電源コードはカチカチで硬いし、工具を取り回しした時に切ったのか被服が裂けて中の銅線がむき出しになっている部分が数ヶ所ある。なので、動作確認は行ってません。( ゚Д゚)今はコードレスタイプがあるから切る心配が無くていいよね!
ディスクグラインダーの分解開始!
※作業は自己責任でお願いします。また、素人作業なので間違がある可能性アリ!(注意)
ディスクグラインダーの説明書や箱は見つからなかったので、テキトウに分解して行きます!(笑)
砥石(ディスク)を外す
殆ど残っていない砥石(ディスク)が付いているので外そうとしましたが、肝心の専用レンチが無い。探してみると、なぜか前回修理した東芝ディスクグラインダーのケースに入ってました!( ̄▽ ̄)なんで?
レンチが見つかったのでいざ外そうとしたら、今度はシャフトロックする方法が分からない。シャフトの上部分にゴミで塞がれていた穴を見つけたので、ここでシャフトロックするのか?と思い五寸釘を挿してみました。するとシャフトロックされたたので、この方法で外してみる事に。←この方法で交換すると、シャフトのギアが欠ける可能性があるので止めましょう。
※シャフト部分の上にある穴はグリスを注入するものだと思うので、上記の交換方法は間違えている可能性があります。後で気づきますがシャフト下部の軸にスパナを掛ける溝があったので、そこでシャフトロックできる事が分かりました。
危険な方法でしたが、砥石(ディスク)を外す事ができました。ゴムハンマーは使用せず、弱い力で簡単に外せたのでシャフトのギアは無事だと思う。(;^ω^)下手したら壊すとこだったぜぃ
保護カバーはプラスネジ2ヶ所緩めれば簡単に外せました。
新たな問題が発覚!(外装の金属が割れてる)
順調に分解が進んでいると思ったら、シャフトを内蔵しているギアケースに亀裂が入ってる・・・。とりあえず、この部分はプラスネジ3ヶ所で固定されているので外してみます。
あ~、やっぱり割れてました。これはどうやって直そうか・・・今は無視しておこう。(笑)
モーターのシャフトを外す
モーター部分を分解して行きます。とりあえず、見えているネームプレートのプラスネジ4本を外してみる事に。(なぜか、1ヶ所ネジが無かった)結果、ここはモーターとは関係ない部分でした。(配線関係だった)
色々触っているとモーターのコアとシャフトが抜けそうな事に気づきましたが、引っ張ってもガタガタするだけで抜けない。ん~、そういえば、ブラシを外してないのでは!( ̄▽ ̄)忘れてたぜ
という事で、マイナスドライバーでキャップを外しブラシを取り出します。ブラシは、先の細いマイナスドライバーなどでこじると取りやすい。
これで、モーターのコアとシャフトが外れました。(/・ω・)/スッポン!
ケースの中身を確認してみると、特に異常はなさそうでした。巻き線がショートした痕が無いので動くかも。そして、奥に見える黒い突起がブラシです。Σ(゚Д゚)反対側のブラシを取るの忘れてた!
取っ手のプラスチックを外す
取っ手部分にあるプラスネジ4ヶ所を外します。ネジは3種類使われてました。(´・ω・)錆びてるなぁ
それでは、取っ手を外してみます。(/・ω・)/パッカーン なんか、配線がボロボロだしショートして配線が溶けてるような感じが・・・。( ̄д ̄)これはヤバイのでは!
配線の状態を確認
配線を広げて状態を確認してみます。(´Д`)配線の劣化がスゴイ
調べた結果、ショートではなく配線の被覆が劣化しているだけのようでした。ショートしたように見えるボロボロの黒い配線は、ディスクグラインダーのケースにネジ止めされているので、アース線の役割をしているものなのかなぁ。(・ω・)ノ赤色の線と白色の線がスイッチやモーターに繫がっている!
分解前に撮ったコンセントの写真を確認すると、赤色の線と白色の線の2本しか使用してないので、やはり黒色の線はアース線(使用してない配線)でした。もしかしたら、元々はアース付きのコンセントプラグだったのを普通のコンセントプラグに変えたのか?( ̄д ̄)アースプラグがあると普通のコンセントに挿せないからなぁ
電源コードは交換するので、コンセントプラグは外しました。しかし、配線の処理が酷いですね。(笑)
ディスクグラインダーの分解完了!
とりあえず、大まかな分解が完了しました。(・ω・)ノ作業時間は約1時間
分解した結果、モーターに異常が見られないので電源コードを交換すれば動くかもしれない。でも、ギアケースの割れた部分の修理や電源コードの交換。それと、各パーツ清掃とグリスアップなど沢山の作業があるので大変かも・・・。( ̄▽ ̄)まぁ、のんびりやっていこうと思います!
今回はここまで
今回はここまでになります。次回は、壊れている部分の修理と各パーツ清掃して、動作するのか確認したいと思います。レトロなディスクグラインダーは無事起動できるのか!