壊れた2本の竹箒を使って正常な竹箒1本を作る!(竹箒を分解してニコイチ修理)

2本の竹箒を1本にする。 レストア(修理や修繕など)失敗もアリ!

前置き

毎日暑くて大変ですねぇ。私も小屋で趣味の工作をしたいのですが、暑くてムリ!(笑)

しかし、この暑い中でも雑草の成長は止まらない。草刈りをしてますが、隣のお宅や道路に葉っぱが飛び散って汚れるんですよねぇ。なので竹箒で掃除しようとしたら、まともな箒が1本もなく炎天下の中で過酷な作業が始まりました。

という事で、壊れた2本の竹箒を1本にして問題なく使用できる箒を作りたいと思います!( ゚д゚)ウム

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壊れた竹箒の状態

こちらが、壊れている竹箒になります。真ん中の箒は穂先を引っ張ると抜けてくる。右の箒は柄が固定されていない。左の箒はギリギリ使えますが穂先のバランスが悪い。結果、まともな箒が1本も無です!(笑)

柄が壊れている箒を分解

※作業は自己責任でお願いします。また、竹箒は安いので新しく購入した方がいいかもしれません。

では、柄が固定されていない箒を分解して行きます。(直すのが大変な方を分解)柄を固定していた楔やワイヤーが外れていたので、力尽くで柄を引っ張ると簡単に抜けました。(/・ω・)/スポン

束ねた竹枝を確認すると、1段、2段、3段と重なっている事が分かりました。また、1段目は太く長い竹枝が編み込まれており、2段目と3段目になるにつれて竹枝が細く短くなっている。

という事で、固定している針金を切って分解し仕分けをしました。下から1段目、真ん中2段目、上が3段目の順番になります。右にある短い竹枝は1段目の編み込み部分に使われてましたが、今回は破棄します。

こうして見ると、1段目は竹枝が太く量が少ないので2段目3段目を挿し込む土台の役割をしてるみたい。

穂先が抜ける竹箒と合体させる

仕分けした竹枝を、穂先が抜ける竹箒に移植していきます。竹枝が抜ける部分2段目と3段目を分解し、1段目を残した状態にしました。あとは、両方の竹枝を挿し込んでいきます。

竹枝を挿し込む前に、柄が抜けないように楔や針金で固定します。指で差している部分に柄を固定する金具(水色のような形の物)があるので、輪っかに針金を通し竹枝一緒に縛る。

楔は柄に穴があり、そこに木の丸棒を貫通させるだけ。(念の為、木工ボンドで楔を固定しておきました)これで、簡単に柄が抜ける事はないでしょう!

では、分解した竹枝を合体!(/・ω・)/いくぜぇ (移植する箒の穂先と移植する竹枝の先端が合うように調整しながら作業した方が、穂先を切る時に竹枝のロスを少なく出来ます)

分解した1段目は、二股と真っすぐの2種類があるので交互に組み合わせ針金で固定。(分解した1段目の太い竹枝だけ組む必要あり)固定したら、竹枝の隙間に残りの竹枝を挿し込んでいく。

こんな感じで差し込み完了しました。残りの2段目、3段目も同じように挿し込んで針金で固定ます。竹枝が外に広がってますが、針金で押さえるので大丈夫。

全ての竹枝を移植しました。思ったよりボリューミーになってビックリ!(≧▽≦)もっさり

2段目3段目になると、周囲が太くなり箒に付いていた針金では足りないので、余っていたステンレスの針金を番線のように使いました。針金の末端は危険なので、金槌使い竹枝の中へ押し込みます。安全第一!

ちなみに、番線の締め方はテキトウ。(´・ω・`)毎回締め方を忘れちゃう

穂先を切って揃える

穂先が揃ってないので、剪定ばさみでカットします。(普通のハサミでは切れないので剪定ばさみを使用)竹枝を切るハサミが無い時は、ニッパーなど使えば切れるかも。

切った破片は、前回自作したコキアの箒で掃除!(・ω・)ノ自作した箒は意外と使いやすくて気に入ってます

竹箒の修理完了!

壊れていた2本の竹箒を1本にする事で、ボリュームのある箒になりました。新しく使った材料は、ステンレスの針金だけです。( ̄▽ ̄)分解して竹枝を挿し込んだだけですからなぁ

残っていた穂先のバランスが悪い竹箒と比べると、竹枝が倍ぐらいの量になって重さも少しアップ。ちょっと取り回しが悪くなりましたが、強度と耐久が上がっているはずなのでプラマイゼロなはず。(笑)

太さを比べてみると、こんな感じです。あと、修理の作業時間は2時間でした。

まとめ

壊れていた竹箒を合体させて修理する事出来ました。(゚∀゚)ニコイチ修理ってヤツ?

今回、初めての作業でしたが意外と上手いったのではないか?と思ってます。実際に修理した竹箒を使用している写真がありませんが、草刈りの時に使用したら問題ありませんでした。

使用中の撮影を忘れてました、すみません。<(_ _)>暑くて気付かなかった!

やはり、道路を掃く場合は竹箒が楽ですね。竹枝の穂先が丈夫なので、飛び散った草の他に枝や小石も掃く事が出来るし、力を入れて掃いても簡単には壊れない。しかし、粉塵や細かいゴミには使い難いので、そこは普通の箒と使い分けをしましょう!

あと、竹箒の修理後に気が付いたのですが・・・竹箒って意外と安い!(笑) てっきり高いものだと思っていたので、ホームセンターに行って\300円ぐらいの値段を見た時にビックリしました。修理に2時間掛けるか、それとも新しいものを\300円で買うか。

という事で、今度からは新しいものを買おうと思います。( ゚д゚)ウム

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