前置き
前回、前々回とPSoneモニターの分解と修理を行ってきました。あと残る修理箇所は、外装パーツの破損部分。しかし、破損したパーツが無いので、どうやって修理するか悩みどころ・・・。
とりあえず、今回でPSoneモニターの修理を終わらすぞぉ!(`・ω・´)応
前々回記事
ジャンク品で購入したヒンジ部分破損の『PSoneモニター』を分解!
前回記事
ヒンジ固定部分が破損した『PSoneモニター』の修理!(ネジ穴の補修)
最新記事
PSoneモニターの外部入力が映らない?(RCAミニプラグの規格に注意!)
100均のエポキシパテを使ってみた(失敗)
現在の状態は、外装パーツ(ヒンジの部分)が破損していて欠けたパーツもありません。欠けた部分のパーツがあれば瞬間接着剤で簡単に直せるんだけどなぁ~。
とりあえず、パテで直せないか挑戦してみました。使用するのは、100均のエポキシパテ。実は前回のヒンジを固定するプラスチック部分を修理する時に使おうと思って購入してたヤツ。(プラリペアを購入したので出番がなかった)
ヒンジの隙間にパテが入らないように、マスキングをしました。( ̄▽ ̄)変な所に入ったら嫌だからね
あとは、パテを練ったら時間との勝負!(/・ω・)/オラァ 硬化するまで『約1分』なので急いで作業します。しかし、思ったよりパテの硬化が早いのと形を合わせるのが難しい。特に、赤色で矢印をした所の半円が上手く作れない。
結果、失敗!(´Д`)ムズイ パテ盛りが下手くそで繋目の線や爪痕が残っているし、ヤスリで削って成型するのも大変そう。しかも、硬化後のパテの色は『白色』って書いてありますが、なんかピンクっぽい色になってる。(塗装は面倒くさいのでしない予定)(;^ω^)硬化が遅いパテならイケるかも?
破損してないパーツから型取り
パテは難しかったので、結局プラリペアを使う事にしました。それで、外装パーツを再度確認すると内側パーツは破損が軽度な事が分かりました。なので、ここから型取りをすればプラリペアで修理出来るかもしれない!
横からみると、外装パーツの内側外側で形が違います。でも、外側パーツ(青色の線)で型を取ってから、内側パーツ(赤色の線)の型を取れば、破損した外側パーツ型が出来ると考えました。ちなみに、100均で売っている『おゆまるくん』で型取りをします。( ̄▽ ̄)上手く出来るかは知らんけどぉ~
物は試しでやってみます。まずは、破損した外側パーツの型取り。(/・ω・)/きゅっぎゅっ
次に、外側パーツのライン(青色の線)を残しつつ、内側パーツの型取り。(´・ω・)慎重に・・・
そして、再度外側のパーツに付けます。写真では分かり難いですが、結構いい感じ!(笑)
型にプラリペアを流す
※私が購入したプラリペアの造形補修剤(パウダー)は透明(クリア)なので中身が見える。なので造形補修剤の代用として、100均で売っているスカルプチュア(付け爪で使うヤツ)のアクリルパウダー(白色)を使用してみました。(・ω・)ノキャン★ドゥで購入!
型が出来たので、何も考えずにプラリペアを流しました。(゚∀゚)上手くいくかなぁ~
結果、型取りは成功したがプラリペアのリキッド液で外装が溶けてる!Σ(゚Д゚)溶けるの忘れてたぁ でも、造形部はしっかり硬化しているし、形もいい感じに出来ている!(゚∀゚)お~、悪くないぞぉ
反対側はプラリペアのリキッド液で溶けないように、マスキングをしてしてみました。
結果、大成功!(=゚ω゚)ノこれは良い あとは、ヤスリで削って形を整えていきます。
外装パーツの修理完了!
サンドペーパー120番~1000番で削ってきました。溶けた部分もキレイに仕上がって安心!
半円の出っ張りがちょっと歪ですが見えない部分だし、パテの時より精度がかなり良いです。
外装パーツを合わせてみると、こんな感じ。ヒンジにも干渉せず、問題なさそう!(本来は修理箇所にもプラスチックのツメがあるみたいですが、大変なので直しませんでした)
分解したパーツを組み立て
各パーツの修理が終わったので、分解したPSoneを再度組み立てます!(・ω・)ノ組み立て工程はスキップ
組み立て途中に、外装パーツにひび割れ発見。(写真を見直したら分解する前から壊れていた)面倒なので、裏側から瞬間接着剤で固めます。(笑) あと、分解した時に壊したモニターのスイッチも瞬間接着で直しました。スピーカーは固定しなくても問題なさそうだったので、そのまま納めてます。
PSoneモニターの修理完了!
やっと、PSoneモニターの修理が終わりました。さっそくPSone本体と合体!(/・ω・)/ブッピガン
※接続しているPSone本体は、モニターと一緒に購入したジャン品の方ではなく、前回分解清掃したPSoneでした。(同じ場所に置いていたので間違ました)
そして、肝心のヒンジ部分はこんな感じになりました。多少隙間があったり、補修した部分の色が違いますが、これが私の修理限界ですねぇ。(笑)
素人には同じ色に塗装するのは難しいのと、エアブラシなどの道具を揃える所から始まるので敷居が高い。なので、私はこのままでも満足してます。(;´∀`)まず同じ色を作れないと思う!
モニターの角度保持も問題なく出来るようになりました。180度開く事も出来ますが、そんなに開く必要があるのだろうか? ん~壁掛けで使うとか!(笑)
PSoneモニターを起動させてみる!
では、PSoneモニターを起動させてみようと思います!(´艸`*)ドキドキ、ワクワク
※起動確認で接続しているPSone本体は、モニターと一緒に購入したモノです。(間違えたのに気付いて接続し直しました)
結果は・・・、映像が映りました!(≧◇≦)起動したぞー
あれ、ゲームが起動しない・・・。とりあえず、モニターの明るさスイッチと音量スイッチを確認。明るさスイッチは問題なく動作!( ̄д ̄)眩しい
音量スイッチも問題ありませんでした。という事で、PSoneモニターは正常!
PSone本体を交換してみる
PSone本体が原因のようなので、前回修理したPSone(開閉スイッチ異常だったヤツ)に交換しました。
今度こそ・・・、お~ゲームが始まりました!( *´艸`)嬉しい
数十分ほどゲームをプレイしてみましたが、暗転などせず遊べました。そして、モニターの画質がキレイな事にビックリ!(`・ω・´)さすがSONYだぜ
まとめ
ジャンク品の『PSone combo』に付いてきた、PSoneモニターが無事起動しました!(=゚ω゚)ノやったー
結果的にヒンジ部分と外装パーツのみ破損していただけで、メイン基板や液晶などの電子パーツには異常がなく、モニターが起動した感じになります。つまり、モニター自体は無事だった!(笑)
でも、外装パーツの修理は大変でした。特に修理方法を決めるのに悩みましたねぇ。色々調べた結果、プラリペアという商品でを見つける事が出来たので、作業効率よく修理出来たと思います。また、破損してプラスチックが無い部分は、壊れてない部分から型取りなど初めて行う作業で苦労しました。
まぁ、仕上がりに関しては外装パーツに少し隙間があったり、修理した部分の色が違うなどイマイチな部分がありますが、モニターとして支障なく使えるようになったのでOK!(≧◇≦)使えるだけでうれしい
これで、前々から欲しかった『PSoneモニター』をゲットしたので満足です!(∩´∀`)∩ワーイ